小池百合子氏が希望の党代表辞意表明「これからは皆さまに任せる」
小池知事 希望の党代表辞任の意向を表明
NHK http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171114/k10011223161000.html
11月14日 19時21分
東京都の小池知事は、希望の党の両院議員総会で、「代表の座を降りて、しかるべき形で皆さんをサポートしたい」と述べ、新しい執行部が発足し、党の態勢の構築に一定のめどが立ったことから、今後、都政運営に専念したいとして、代表を辞任する意向を表明しました。これを受けて、小池氏の後任の代表に玉木共同代表を充てることが承認されました。
希望の党は、14日の両院議員総会で、党運営の要となる幹事長に古川元久元国家戦略担当大臣を起用するなどの人事案を承認し、新しい執行部が発足しました。
これを受けて、東京都の小池知事は「国政については、やはり国政の皆さんにお任せしたい。党の方向性は決まっているので、私は代表の座を降りて、しかるべき形で皆さんをサポートしたい」と述べ、党の態勢の構築に一定のめどが立ったことから、今後、都政運営に専念したいとして、代表を辞任する意向を表明しました。
これを受けて、小池氏の後任の代表に玉木共同代表を充てることが承認され、玉木氏は「身の引き締まる思いというか、改めて重さを実感している。小池氏が大きな政治的な決断をしたが、私たちに期待と信頼をいただいたと受け止めたい」と述べました。
小池氏は、ことし9月、希望の党を立ち上げて、みずから代表に就任し、民進党の前原前代表との間で、両党が事実上、合流する方針を決めましたが、安全保障関連法に対する考え方の違いなどから、民進党は分裂しました。そして、衆議院選挙では100人を超える民進党出身者など、過半数を上回る235人を擁立しましたが、選挙前の57議席を下回る50議席の獲得にとどまりました。
これを受けて、小池氏は、みずからは代表を続ける一方で、今後の党運営は国会議員に委ねる方針を示していました。
小池知事「創業者の責任を1つ終えた」
そのうえで、小池氏は今後の党との関わりについて、「どういう肩書になるか分からないが、最初に思いを込めて党を作った。少しでも国民に役立てる党になるよう、国政の政策もリクエストし、例えば特区についても、東京と国政が直結するので、国会議員と都のつながりを大切にしたい」と述べました。
希望 玉木代表「党の立ち位置は変わらない」
希望 細野氏「改革保守政党の路線は守る」
希望 大串氏「玉木代表に唐突感と違和感」
菅官房長官 知事と党首の兼任「難しいのは常識」
自民 森山国対員長「判断尊重すべき」
公明 大口国対員長「知事に専念は好ましい」
自由 小沢代表「批判され辞めるということ」
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希望の党 幹事長に古川氏 新執行部が発足 | NHKニュース
11月14日 18時29分
希望の党の両院議員総会が開かれ、党の役員人事について、幹事長に古川元久元国家戦略担当大臣、政策調査会長に長島昭久衆議院議員、国会対策委員長に泉健太衆議院議員をそれぞれ起用することが承認され、新しい執行部が発足しました。
希望の党は、14日夕方、国会内で両院議員総会を開き、党の役員人事について、代表代行に大島敦衆議院議員、幹事長に古川元久元国家戦略担当大臣、政策調査会長に長島昭久衆議院議員、国会対策委員長に泉健太衆議院議員をそれぞれ起用することが承認され、新しい執行部が発足しました。
このほか、党の憲法調査会長に細野豪志元環境大臣、外交・安全保障調査会長に渡辺周衆議院議員を充てることなども決まりました。
党運営の要となる幹事長に就任した古川氏は、衆議院愛知2区選出の当選8回で51歳。旧大蔵省を経て、平成8年の衆議院選挙に当時の民主党から立候補して初当選し、民主党政権では国家戦略担当大臣や官房副長官を歴任したほか、党の共同代表を決める選挙では玉木氏の陣営で選対本部長を務めました。