大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

カルヴァドス(バル/天一)

2006年01月12日 20時52分14秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 最近日本酒ばかり飲んでいて、あまり洋酒を飲んでいなかったので建ちよってみた店。以前行ってた居酒屋が、オーナーが交代したのか激安イタリアン&ビオワインの店に転身したので、そちらに行ってみようかとは思ったけど、今宵はやはりバルでスタンディングスタイルで飲んでみたいかなということで…。

 カウンター席は三席分しかなかったのと、料理&ドリンクの通り道となっているようだったので座れなかった。仕方なしにテーブル席へ。店内はヨーロピアン調というか、フローリングの床に白い壁、木製の窓が、都会ではなく田舎の居酒屋に来たような雰囲気を味合わせてくれる。

 さて、メンソールはメニューに見つけたサングリアをオーダー。ひょっとしてここはスパニッシュ・バルかと思ったんだけど、メニューを見てるとフレンチ系のメニューがあったりもする。五種類の肉を使ったパテというのに興味があったので、オーダー。あと、自家製ピクスルは見つければ絶対のオーダーするけど、今回も例外は無し。イタリアンぽい料理屋ジャーマンぽい料理もあって、ソーセージ盛り合わせに食指が動いたんだけど、ハモンイベリコのチョリソに負けてしまって、そちらをオーダーしてしまった。チョリソというのは唐辛子の入った辛いソーセージのことなんだけど、一番のポイントは肉を挽いてないと言うところにある。それから、メキシコ産のチョリソは辛いけど、スペイン産のチョリソはそれほど辛くない。

 さて、メンソールはカラフェでオーダーしたサングリアを一口。サングリアというとお子様向け甘口のものが多いが、ここのものは柑橘系の味がしっかり利いた辛口のものだった。ただ、メンソールからすると若干アルコール度数が低いような気がする。

 五種類肉を使ったパテと言うことだったので、ひょっとして兎肉とか使ってあるんじゃないだろうかと期待したが、残念ながら大はずれだった。聞いてみると、豚バラ、牛バラ、鶏キモ、豚背脂、豚網油だそうだ。背脂とか網油とかを肉だというのは反則だとおもうぞ。岩塩が振ってあるので、ときたま塩粒が歯に当たった時の感触と、塩粒を噛み砕いた時に拡がる岩塩の味とパテの味のハーモニーが面白い。

 ハモンイベリコのチョリソの方は、意外と太めのもので、直径は4<cm>くらいあったと思う。それが薄切りになって八枚程度が皿に乗せられ、オリーブオイルがかけてある。

 メンソールは最後に、店名にもなっているカルバドスをストレートで…。カルバドスはリンゴから作るブランデーなんだけど、AOC(原産地呼称規制)の対象になってる。よって、カルバドス県と近接地域で生産されたものしかカルバドスと名乗ってはいけない。

 手っ取り早くカルバドスな雰囲気を味わうためには、普通のブランデーにボスコープというアップルリキュールをフロートさせるという手がある。バーテンダーからは白い目で見られるが…。



(店  名) カルヴァドス
(ジャンル) バル
(所 在 地) 大阪市北区天神橋1-1-1 中塚ビル一階
(電  話) 06-6881-6000
(営業時間) 18:00-23:00
(定 休 日) 日祝
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