昨日は、教育現場での「聞く」についてでしたが、今日はさらに「きく」にスポットを当てましょう、島岡美延です。私の講座タイトルやブログの表題横などでは「聴く」という漢字を使っています。
一般的には「聞く」、もう少し注意深く耳を傾ける場合は「聴く」、などと辞書にありますが、私はこんなふうに説明します。「聴く」という字のほうが「耳が大きく、外に出ているぶん、しっかり聴くイメージ」だから、この字を使う、と。
もう一つ、「訊く」という字がありますね。これは「たずねる」の意味ですが、困った質問魔にならないように気をつけましょう。それは「誰と一緒なの?」、「どこ行ってたの?」、「どうして○○してくれないの?」・・・、こういう質問が頭の中に渦巻いているようだと、相手の言葉を「じっくり聴く」ことは、出来そうにありません。誰もが「聴いて欲しい」時代、「聴き上手」は貴重な才能です。
一般的には「聞く」、もう少し注意深く耳を傾ける場合は「聴く」、などと辞書にありますが、私はこんなふうに説明します。「聴く」という字のほうが「耳が大きく、外に出ているぶん、しっかり聴くイメージ」だから、この字を使う、と。
もう一つ、「訊く」という字がありますね。これは「たずねる」の意味ですが、困った質問魔にならないように気をつけましょう。それは「誰と一緒なの?」、「どこ行ってたの?」、「どうして○○してくれないの?」・・・、こういう質問が頭の中に渦巻いているようだと、相手の言葉を「じっくり聴く」ことは、出来そうにありません。誰もが「聴いて欲しい」時代、「聴き上手」は貴重な才能です。