美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

演じることを問う演劇が、映画に

2016年11月30日 06時58分23秒 | 姿勢&見た目
11月も今日で終わり、島岡美延です。
今年は様々な歴史の転換点、と振り返る1年だったかも。
その出来事が、いずれ“実話に基づく”映画になる…?
映画『貌斬り KAOKIRI~戯曲「スタニスラフスキー探偵団」より~(12月3日公開)』をご紹介します。
『竜二Forever』の細野辰興監督が手がけた舞台『スタニスラフスキー探偵団』の上演の際に撮った膨大な量の映像をもとに、ある演劇公演の千秋楽に起きた事件…、という構造の映画が出来ました。
先日のラジオに、細野監督と、主演の草野康太さん、山田キヌヲさんが登場。
その複雑な構造の作品での“演技の本質”に迫りました。
人気俳優の顔が剃刀で傷つけられたという、1937年の「長谷川一夫の顔斬り事件」の真犯人像に迫る、という映画を企画している映画監督(草野)とプロデューサー(山田)。
スタニスラフスキー理論という演技メソッドで、役者たちの内面に迫っていく。
一方、舞台の楽屋では“小道具ではない本物の剃刀”がなくなったことがわかり…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川端康成の「古都」が現代に

2016年11月29日 06時47分05秒 | 姿勢&見た目
北風が冷たい朝、島岡美延です。
雲が取れたら日差しの暖かさを期待したいところ。
今頃の京都、紅葉がきれいでしょうね。
映画『古都(12月3日公開)』をご紹介します。
川端康成の名作は、別々に育った双子の姉妹が祇園祭で偶然、出会う物語。
原作の主人公は20代ですが、松雪泰子が二役で演じる双子に、それぞれ娘がいて…、という設定になっています。
京都の老舗呉服店を継いだ千重子は、夫(伊原剛志)と店を守り続けて20年。
一人娘の舞(橋本愛)は、就活中だが「最後は家を継ぐんやろ?」という友達の言葉に、戸惑いを覚える。
千重子の生き別れの双子の妹・苗子は、京都のはずれの北山杉の里で、夫と林業を営んでいる。
一人娘の結衣(成海璃子)は、絵画の勉強でパリに留学しているが、悩める日々を送っている。
伝統の世界に生きる二組の母娘の葛藤と成長の物語に、日本人の美しさが凝縮されています。
性格の違う双子役の松雪泰子はもちろん、娘の配役が見事。
知らない京都、パリをどうぞ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アラサー、ハタチ、女子高生

2016年11月28日 06時47分27秒 | 姿勢&見た目
北風が強いので、気温のわりに寒そう、島岡美延です。
前代未聞の企画は、批判殺到で中止だそう。
5000匹の魚を埋め込んだスケートリンクは、残酷だ、食べ物を粗末にしている…。
さっぽろ雪まつりで見た“透明な氷の中に魚”が埋め込まれた彫刻をイメージしたのですが、テレビで見たリンクは、少々不気味な印象でした。
このタイトルと物語の行方も、かなりのインパクト。
映画『アズミ・ハルコは行方不明(12月3日公開)』をご紹介します。
地方都市に暮らすアラサー独身女性、安曇春子に、蒼井優。
その街の成人式で再会した男子たちと妙な間柄になっていく愛菜に、高畑充希。
その街で勃発する、男性ばかりを襲う“少女ギャング団”による事件。
女性蔑視発言が多い社長のもと、事務員をしている春子が、ある日、姿を消す。
彼女の顔を何者かが、グラフィティ・アートにして、街中に拡散させる。
この街で、いったい何が起こっているのか…!?
『とと姉ちゃん』の高畑充希が、ギャップが大きすぎる役に挑戦。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末に感じる世代交代?

2016年11月27日 06時31分42秒 | 姿勢&見た目
11月最後の日曜日は傘が必要、島岡美延です。
フィギュアNHK杯、羽生選手のライバルは過去の自分、という顔ぶれの中、圧巻の勝利でした。
グランプリファイナルには、男子は羽生・宇野選手、女子は宮原選手だけなのが、少し残念。
女子は6人中4人がロシア選手…、次々と新顔も育っています。
10代半ばから世界舞台にデビューし、20代でベテランと言われる女子選手。
クリスマスの日に世界選手権代表が決まる全日本選手権は、やはり、世代交代を実感することになるのかしら。
そして、大晦日の紅白歌合戦。
年々、見る時間が減っているので、出場歌手の発表にも「へえ…」という感じでしたが、大きな話題になったのが、和田アキ子の落選。
最近は、発表の前に、大物の“卒業宣言”もあるようですが、“待っていて落選”は、やはりキツイでしょう。
初出場は「世代交代」だけではなく、驚いたのが、大竹しのぶ。
舞台で彼女の歌を堪能したことがあるので、ちょっと楽しみです。
師走は目前、そろそろクリスマス飾りの準備。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音痴のマダム、伝説の公演

2016年11月26日 06時21分39秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今朝も手袋が必要、島岡美延です。
イルミネーションの輝きは、すっかり真冬のよう。
映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり(12月1日公開)』をご紹介します。
今でもカーネギーホールのアーカイブ1番人気なのが、1944年10月25日の舞台。
出演者は、超絶オンチで、本人だけが気づいていないという、歌の大好きなマダム!
その歌を見事に再現したのは、音楽映画の主演も多いメリル・ストリープ。
NY社交界のトップ、マダム・フローレンスは、ソプラノ歌手になる夢を追い続け、個人レッスンに励む日々。
夫シンクレア(ヒュー・グラント)は、お人好しなピアニスト、ゴメスという伴奏者を見つけ、マスコミを買収し、彼女の信奉者だけのリサイタルを開催するなど、献身的に支えていた。
持病を抱えているマダムが、どうしてもカーネギーホールで歌うと言い出し…。
ゴメスを演じたサイモン・ヘルバーグが自ら弾くピアノも素敵。
カーネギーホールを満席にした1か月後、76歳で亡くなった“歌姫”の感動の実話。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画館でバレエ鑑賞を

2016年11月25日 06時25分37秒 | バレエ
東京で11月に積雪、は観測史上初、島岡美延です。
今年は、北海道で続いた台風被害。
これも地球温暖化の影響?
オペラやバレエのシーズンは、秋から始まり、ファンが劇場で特別な時間を待つ季節。
劇場に足を運べたら幸せですが、それが難しくても「映画館で鑑賞」できる機会が、次々と増えています。
NYのメトロポリタン・オペラのライブビューイングなど、すっかりおなじみになりました。
日本では、歌舞伎や演劇で行われていますが、バレエでは、Kバレエカンパニーの素敵な舞台が映像になっています。
今年6月11日に行われた『眠れる森の美女』。
全国各地の映画館で26日から上映が始まります。
実は、これは私が観に行った日の東京文化会館での公演。
世界が認める技術を持つ中村祥子が、それを最大限に見せつつ、あまりにも可愛らしいオーロラ姫を演じて、最高に幸せな気分を味わったことを思い出します。
王子はもちろん、Kバレエカンパニーのプリンシパル、遅沢佑介。
映像ならではのカメラワークも魅力です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな時にかぎって・・・!

2016年11月24日 06時41分55秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
東京で11月の初雪は54年ぶり、島岡美延です。
この1週間、激しい気温の変化でした。
そこに東日本大震災の余震。
地表の気候も地中も、なんだかザワザワしている気がします。
昨夜、下北沢へ。
再開発中の駅の工事はまだまだ続くよう。仮囲いの改札は、一瞬、どこかわからないような状態。
本多劇場で加藤健一事務所公演『誰もしゃべってはならぬ!(12月7日まで)』の初日の舞台を観てきました。
劇団の形態ではなく、俳優が公演ごとに集められるスタイル。
今回、初参加の島田歌穂、渡辺徹らが、コメディの中で存在感を発揮。
フランスのとある家。
ミッシェル(加藤)は貴重なレコードを遂に手に入れて、大興奮で帰宅。
いよいよ聴ける…、と思ったら、次々と邪魔が。
深刻な話があるという妻のナタリー(島田)、リフォーム工事、久々に来たパンク音楽好きの息子。
さらに、水漏れしていると階下の住人(渡辺)、ミッシェルの愛人や親友(天宮良)も現れて…。
勘違いや先走り、大人の笑いの時間です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親子とスマホ、の光景

2016年11月23日 06時27分02秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
勤労感謝の日、島岡美延です。
今や少なくなった“毎年、動かない祝日”、11月下旬にしては強い冬型気圧配置に。
今夜から明日、関東平野部でも雪を心配することになりそう。
昨日は太平洋沿岸に津波が到達。
災害時には役に立つスマホですが、撮影に夢中になりすぎないで…、という衝撃的な「視聴者投稿」もなくはないですね。
そんな折、たまたま昨日見かけた“親子とスマホ”の光景。
その① 電車の中では小学生の女の子が、立ったまま両手でスマホのゲームに夢中。
隣のお母さんはイヤホンで何か聞いているよう。時々、女の子は転びそうになって、私にぶつかっていました。
その② イクメンの若いお父さんは、抱っこひもを活用中。
空いた手で、歩きスマホ操作中。自転車などが通る場所で、必死に見ている画面は何かしら。
その③ 小さな子どもを自転車の後ろに乗せているお母さん。
男の子は、両手でゲーム。何かあったとき、あの子はゲームを手放して、しがみつくことはできる?
危険に気づいて、と思った場面でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿部寛、未練だらけの男

2016年11月22日 06時53分46秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
長く続く揺れで目が覚めた朝、島岡美延です。
福島で震度5弱、東北各地で津波が観測されている最中です。
アナウンサーの呼びかけに緊迫感があります。
昨日ご紹介した『疾風ロンド』で、サスペンスでも3枚目の主人公を演じている阿部寛。
思春期の息子とうまくミュニケーションが取れない父親、という側面も見せていますが、今年はこんな作品にも出ていました。
今週、DVD/Blu-rayが発売になる映画『海よりもまだ深く』をご紹介します。
『そして父になる』『海街diary』の是枝裕和監督が、特別な想いをこめた作品。
自身が実際に暮らしたことのある団地で撮影。
母親役は樹木希林。息子・良多役の阿部寛とは、是枝監督の『歩いても 歩いても』でも親子を演じています。
良多は15年前に文学賞を獲ったきり売れない作家。
妻(真木よう子)には愛想をつかされ、離婚後は11歳の息子になかなか会わせてもらえない。
そんな元家族が、台風の夜、母が一人暮らしをする団地の部屋で一晩を過ごすことに…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白銀の世界で、謎解きを

2016年11月21日 07時07分18秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
そろそろ関東の雪も近い?、島岡美延です。
映画『疾風ロンド(26日公開)』をご紹介します。
東野圭吾原作、本人も「映像化は無理」と言っていたハイスピード・エンターテインメント!
主演は阿部寛。元AKB大島優子は、驚きのスノボの腕前を披露。
拡散すれば大量死となる違法生物兵器K-55が盗まれ、3億円を要求する脅迫メールが届く。
犯人は、研究所を解雇された葛原だった。
慌てふためく研究員・栗林(阿部)と所長(柄本明)の元に、警察から葛原の事故死を告げる電話。
葛原からのメールに添付されていた「スキー場にK-55を隠した目印のテディベアの写真」だけが唯一の手掛かり。
残り4日で秘密裏に処理することを命じられた栗林は、遺品からたどり着いた野沢温泉スキー場へ。
20年ぶりのスキーで怪我した彼を助けたパトロール隊員・根津(関ジャニ∞大倉忠義)とスノーボードクロス選手・千晶(大島)は、栗林の微妙な嘘の“ある大切なもの”の捜索を手伝う…。
衝撃いや“笑撃”の展開をご堪能あれ!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする