美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

ちょっと戸惑う電車の中

2010年11月30日 08時03分50秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
北海道で吹雪の便り、明日からもう師走、島岡美延です。そろそろ新しい手帳を出そうかしら。とはいえ、12月の予定は今の手帳に書いて「今年の私」を1冊に収めるのは毎年のこと。
内部告発情報をネット上で暴露する「ウィキリークス」、アメリカ外交文書の一部が公開され、友好国の首脳の酷評などが話題になっています。「本音の暴露」ともいえそうで、なんとも後味が悪いですね。
電車で二人組が目の前に立ったとき、二人が並んで座れるように、自分が席をずれること、私はけっこうするのですが、先日、こんなことがありました。
座って本を読んでいると、「すいません、そっちに移ってください」と、女性の猫なで声(?)の命令形! 小学生とベビーカーの4人家族でした。もちろんすぐに席を移動したのですが、私への声とは別人のような勢いで、隣に座らせた子どもに詰問?を始めたのです。その激しさに、思わず本を読むのを中断したほど。
子育ては大変だと思いますが、その間、父親は黙ったまま。他人事ながら、大丈夫かしらとこの家族が気になりました。
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「シンデレラ」の魔法が舞台に

2010年11月29日 08時05分18秒 | バレエ
ひと足早くクリスマス気分、島岡美延です。この季節のバレエは、ロビーでも「非日常」を味わえます。「初のバレエ鑑賞」は、7年前の新国立劇場「シンデレラ」でした。あれ以来の演目も違った目で見られるのは、私のバレエもそれなりに成長?
「ロミオとジュリエット」と同じ作曲家、プロコフィエフの音楽は、やはりロマンチックで素敵! アシュトン版「シンデレラ」の本家、英国ロイヤルバレエによる装置・衣裳製作。思えば、吉田都のロイヤル引退は、ロンドンでシンデレラ、東京でジュリエット。ドラマチックな旋律は、彼女にぴったりでした。
物語はおなじみ、地味な姿だったシンデレラが、王子に選ばれるハッピーエンド。グレーの衣装は、小野絢子のスピードある動きにしなやかに反応し、けなげさ満開。いじめ役の義理の姉は男性ダンサーがユーモラスに演じます。
魔法のキラキラ感そのもののような仙女に本島美和。主役級4人による四季の精も贅沢。山本隆之の安定感ある王子に手をとられるシンデレラ。いつまでもいつまでも見つめていたい美しさでした!
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言い訳と攻撃の言葉は

2010年11月28日 07時41分03秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
少し暖かい日曜日になりそう、島岡美延です。大掃除って、今頃に済ませたほうがいいかもしれません。スーパーにはすでに鏡餅。クリスマスケーキも予約していないのに!
身体にいい言葉、使っていますか? ふとそんなことを思ったのは、ニュースで聞こえてくる言葉が、マイナス要素の洪水のようだから。言い訳や相手を攻撃する言葉ばかり聞いていると、具合が悪くなりそう。「言った本人」にこそ、本当は身体に堪えるのでは?
同じ民族が暮らす場所に攻撃する国家。民間人犠牲者が出たことに、どう対処するかと思っていたら「犠牲は遺憾。でも『人間の盾』を作った、敵の非人間的行為に責任がある」と主張。そんな発想をする人が、もし身近なところにいたらどうしたらいい?
相手を攻撃する言葉が最も多く飛び交っているのは、国会という名の「エライ人たちの会議室」。TV中継がある特殊な場所だから、言葉の攻撃性がエスカレートするのでしょうか。指摘や主張は大切なこと。でもその言葉、いずれ自分に刺さってくるのに・・・。
「言葉の選び方」に気を配っていますか?
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鍛錬を続けるバレリーナ

2010年11月27日 07時25分53秒 | ステキなお手本
バレリーナってやっぱりすごい、島岡美延です。
今年は、草刈民代が引退して鍛えた肉体の写真集が話題になり、吉田都は英国ロイヤルバレエ最後の公演で喝采を浴びました(二人は同じ歳)。いかにバレエが過酷で、あの奇跡のようなポーズ一つ取るのに、身体中の筋肉が総動員されることか。その上で笑顔も保つ!
昨日の舞台は13組のパドドゥ。私の先生は大学生の息子さんと「黒鳥」を踊り、その息子さんは、先生のご友人とも「ジゼル」を踊りました。出演者は「先生」と呼ばれる立場の方々で、日本バレエ協会の舞踊文化功労賞を受けている人も。
バレエが肉体を使う芸術であるため、「指導」と「舞台」の両立は、想像以上の困難を伴うはず。故障があっても、リハーサル時間が思うように取れなくても、その舞台の一瞬一瞬にかける集中力。涙が出ました。
今回の主宰者は、ご自身の教室が34年目の方で「カルメン」。踊り続けてきた人の鍛錬された身体表現が客席を圧倒。
先生が教えてくれること、もっともっと吸収したい、そう誓った私たち生徒でした! 
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時代を変えた女性の凛々しさ

2010年11月26日 07時20分13秒 | 姿勢&見た目
どうしちゃったの?海老蔵、島岡美延です。新之助時代から観ていて、結婚して落ち着くかと思ったら。帰宅した夫が頭から血を流し前歯も欠けていたら、歌舞伎役者の妻でなくても卒倒しそう。京都南座の顔見世、出ても出なくても話題の的でしょう。
広州アジア大会も大詰め、様々な快挙が達成されています。中でも福島千里選手の陸上100m、200m2冠は感動! ニッポン女子が周りを引き連れて1等賞、という光景は「歴史的気持ちよさ」でした。
歴史を変えた女性の映画「アメリア 永遠の翼(27日公開)」をご紹介します。
1928年、女性として初めて大西洋を横断し、その後も次々と飛行記録を打ち立てるアメリア・イヤハート。何が彼女をそこまで空へと駆り立てたのか。1937年、世界一周を目指した彼女は、そのフライトで消息を絶つ・・・。
この実話に挑んだのは、2度のアカデミー賞のヒラリー・スワンク、自ら製作総指揮も。外見も徹底的に研究しています。アメリアのプロモーターでもあった夫役にリチャード・ギア。「翔ぶ女」の凛々しさをスクリーンで!
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「あの頃」が輝いていたわけ

2010年11月25日 07時19分42秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
朝の冷え込みを実感しますね、島岡美延です。
混んだ電車で泣き止まない赤ちゃん、若いお母さんに励ましの声をかけていた人が印象的でした。泣いて主張を通すのは赤ん坊の特権。あの国は、いつ大人になるのでしょう。
周りの誰もが手を焼く厄介者。でもそんな彼が変わり始める・・・、映画「信さん 炭鉱町のセレナーデ(27日公開)」は、福岡の炭鉱町が舞台です。
誰もが貧しくとも明るく肩を寄せ合って暮らす町。昭和38年、故郷に戻ってきた美智代(小雪)の息子はいじめにあっていた。助けてくれたのは、札付きの少年・信さん。息子を守ってくれた「大切な人」と、初めて自分を認めてくれた美智代に、淡い想いを抱く信さん。そうして時は流れ、町の炭鉱で働く男になる。昭和40年代、各地で炭鉱が閉鎖される中、町は試練を迎える・・・。
先日紹介した「アジアン スイーツ」の鄭義信・脚本、平山秀幸監督。「愛を乞うひと」の名コンビ再び! 子役はすべて丸刈り、おかっぱ、取り壊し間近の「炭鉱住宅」でのロケ。必死に生きた人々の輝きが、確かにあります。
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紅葉の箱根へ、父の挑戦

2010年11月24日 07時28分30秒 | 日記、その他
知らなかった箱根に感動、島岡美延です。帰宅して、TVの緊迫の映像に驚きました。朝鮮戦争は停戦中に過ぎないという現実です。
昨日の箱根は「大きな挑戦」でした。杖をついて歩く父を連れて、紅葉真っ只中の祝日、途中で小雨という高いハードルの小旅行!
小田原から箱根登山電車とケーブルカーの1日乗車券「トコトコきっぷ」を利用。旅行開始の「鋏み」が嬉しい! エレベーター、トイレの場所は事前にチェック。ホームの移動は長距離で、これは歩くしかありません。
箱根湯本では、座るため電車を1本見送り、色づく山の景色、スイッチバック、きついカーブ連続で独特のレール音など堪能し、約40分で強羅到着。大混雑の中、傾斜したホームでケーブルカー待ち。
「公園上」で下車、眺めも最高のレストランで食事。もっとも既に14時近く! 目的の箱根美術館の庭園は130種の苔、200本の紅葉で、11月は特別公開部分も。初めて見た庭に、本当に感激。係員も多く、助けられました。
「待つ、座る、歩く」の大仕事をやり遂げて、みんな大満足の箱根でした!
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ある女優のための戯曲

2010年11月23日 07時15分47秒 | オススメ
勤労感謝の日の朝、天気の回復が待ち遠しい、島岡美延です。これから紅葉狩りの予定!
昨夜は、下北沢ザ・スズナリで「アジアン スイーツ(28日まで)」を観劇。6年前の初演以来、2度目です。鄭義信氏が3ヶ月間で、女優・金久美子(キム・クミジャ)さんに書き、劇場を決め、上演した舞台。その半年後、彼女は胃癌のため45歳の若さで亡くなりました。病気を知った脚本家、舞台女優として最後をまっとうした彼女・・・、今年は七回忌。脚本・演出家の新たな決意は、「金久美子を思い出してほしい」という、再演。
鶴田真由は、そのプレッシャーを乗り越えていました。婦人服の仕立て屋を営む千代子(鶴田)は、足が不自由、結婚せず、店を守っている。詐欺にあい会社もクビになった弟、3度目の離婚をした母(根岸季衣)、さらに千代子の幼なじみで妻と別居中の男まで同居。年末に集まった、とんでもない、不思議な「家族」の物語。
金久美子が「最後に言いたかったこと」で、舞台は幕を閉じます。天国でもスポットライトを浴びている?、そんなことを思う夜でした。
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まど・みちお詩集を写してみて

2010年11月22日 07時07分44秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
11月22日、いい夫婦の日、島岡美延です。「いい○○の日」の中でも認知度の高いほう?
11月16日に101歳の誕生日を迎えた、詩人まど・みちおさん。以前、NHKで100歳の誕生日を祝うご夫婦の様子が紹介されていました。7つ年下の奥様と結婚して70年! 認知症が現れてきた奥様とご自身の物忘れが増えてきた日々も「トンチンカンなこと」が楽しく、「これぞ天の恵み」で、ありがたいという眼差しで見つめる詩人。こんなふうに思えたら、二人で年を取るっていいものですね。
「やぎさん ゆうびん」や、「ぞうさん」などの童謡でもおなじみのまどさんの詩。NHKの番組を見て以来、もっと知りたくなって、詩集をノートに写してみました。
難しい言葉を使ったものは、見当たりません。小さな命や、モノについて、あまりに優しいまなざし。どれも声に出して読みたくなるものばかり。
せっかくですから、衝撃的な(?)詩を一つ、引用してみます。
 「するめ」
 とうとう やじるしになって きいている
 うみは あちらですかと
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見た目の男女差が減少傾向

2010年11月21日 07時51分36秒 | 姿勢&見た目
身近な紅葉を楽しめる週末ですね、島岡美延です。あの猛暑の日々を忘れさせる光景かも。
フィギュアスケートは、新星が楽しみなシーズンで、特に15歳の羽生結弦選手の美しい手足の動きに夢中です。男子では群を抜く柔軟性、衣装もヒラヒラしたものがよく似合っています。
街中でも、ファッションの中性化は実感するところ。一時期ウワサされた「スカート男子」は、増えているかしら。ピンクなどの色を着こなすのは当たり前になっていますね。
ただ、これはどうかと思うのは「歩き方」。女性によく見られる、爪先のほうがせまく、かかとが開いた内股状態のペタペタ歩き。どんどんO脚になるし、身体への負担が大きく、ぜひ直して欲しい歩き方の「代表格」! これが男性、特に10代から20代で本当に増えています。スーツ、詰襟の男子学生、若いビジネスマン。草食系と笑っていられない気がします。
労働災害で顔に傷跡が残った場合、男女で差がある補償額が、今年度中にも統一される見込みだとか。60年以上経ての労災保険法の改正、男性も顔が命、の時代?
コメント (2)
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