美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

マスク顔の市民権

2008年02月29日 08時14分38秒 | 姿勢&見た目
今日から一気に多量の花粉が飛びそうですね、島岡美延です。風邪予防から引き続きマスクをしていますが、マスク顔の市民権は年々、確かなものになってきました(売り上げも毎年増加)。レジの人がしているのも結構見かけますが、少し前なら、接客業の人のマスクに私達は違和感を持っていたのではないでしょうか?

ところで、アメリカではマスクをしている人をまず、見かけないそうです。4月のニューヨークで風邪を引き、セントラルパークを歩けば花粉でくしゃみ、慌てて薬局に飛び込んでもマスクは売っていない!という体験をレコーディングのために滞在していたヴォーカリストの方から聞きました。日本の「誰も彼もがマスクをしている光景」は、アメリカ人にはとても奇異に映っているかもしれません。マスクに加えて、寒さ対策から紫外線対策へ帽子も欠かせない私としては、出ているのは「目だけ」。何やら怪しげな人・・・には、見えないですよね!?
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お芝居の出来るまで

2008年02月28日 14時03分08秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
電話インタビューで、俳優・加藤健一さんに生出演していただきました、島岡美延です。昨年秋に紫綬褒章を受賞後、最初の公演は3月12日から本多劇場『思い出のすきまに』です(~26日)。なんと、この公演のパンフレットに、私が稽古場訪問記を書かせていただきました! 
加藤さん、新井康弘さん、山本芳樹さん(Studio Life)の3人芝居、演出は現在、新国立劇場の芸術監督・鵜山仁さん。本読み、立ち稽古の初日など拝見して「台本の活字」が、体温を持って、個性豊かに立ち上がってくる瞬間を目撃できたのは、本当に幸せなひと時でした。実は、セリフの言い方の違いで人物の印象が変わる、というのは、私達が日常の中で経験していることでもあるのです。
今回の芝居で「1分前の記憶を失ってしまう男」を演じている加藤さん。2時間半の一人芝居「審判」の時より「たどたどしく、言いよどむセリフ」のほうが、覚えるのが難しかったとか。笑い、涙、謎めいた過去・・・どうぞお出かけください!
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「好きなときに」でいい?

2008年02月27日 08時36分51秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
「今月中なら入会金無料」という広告を見て、29日まである2月もあと少し、と思った島岡美延です。昨日に引き続き、教室選びのポイントについて、です。次の広告のメッセージ、あなたはどんな印象を持ちますか?
「お好きな時間に受講できます」「先生は何度でも変えられます」・・・これらの「あなたに合わせます」という言葉は、プラス印象でとらえられるからこそ、よく使われるのでしょうね。ただ、短所もあることをお忘れなく。
「好きな時間」の予約が取れなかった英会話学校は閉鎖されました。「その都度予約」は、便利なようで、忙しいと通わなくなってしまうかも。スポーツクラブは、通う曜日やレッスンをある程度決めないと会費のモトはとれません。先生との相性を優先させることは、基本的に有効でしょうが、特に塾の場合、子供の希望する先生が成績を伸ばせる、とは限りません。教室に通うのは、友達作り、楽しみのため、何かの実力向上・・・あなたの目的をはっきりさせて選びましょう。
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無料体験と教室選び

2008年02月26日 08時19分40秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
塾や習い事のチラシが盛んに入ってくる季節ですね、島岡美延です。受験の次は塾選び、と保護者の方も大変ですし、大人も自分のための習い事選びに真剣です。今日はその「教室選び」についてお話します。
時間が許すなら、何箇所かの体験(見学だけより)をオススメします。「行ってみるとチラシやHPの雰囲気と違う」ことが結構あるものです。出来れば「通常レッスン」への参加が、レベルや雰囲気を知るにはいいでしょう。「無料体験用」のクラスはトップ講師が担当して、入学すると講師レベルのばらつきが気になることもあります。塾やスクールにとって「無料体験」は、言うまでもなく新規生獲得のため。講師=営業マンですから、体験者へのセールストークは、お手のもの。それを聞くだけで帰ってきてはもったいないので、ぜひ「何か質問」してみましょう。例えば、欠席分の振替は?など、困った時の対処法を聞くことでわかることがあります。「今なら入会金無料」という言葉に、焦って選ばないように・・・。
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求人広告の「資格」

2008年02月25日 08時58分15秒 | 姿勢&見た目
寒いと花粉は少ない、でもそろそろ暖かくなってほしい、というジレンマの日々ですね、島岡美延です。学生の就職指導のためと社会の定点観測として、日曜日の全国紙求人広告を欠かさず「読んで」います。企業の求人表現の工夫も時代によって変化していて面白いものです。
「つま先立ちで最低208cmの高さに手の届く方」・・・外国航空の客室乗務員
「未経験者可、字のきれいな方」・・・高校生の小論文添削者
こんな独特な「資格」を求める広告は、結構あります。ちなみに客室乗務員は、他に「英語圏で一年以上の生活経験」など多くの要素が掲げられ、履歴書は英文でEメール送信、とのこと。小論文の添削は「自筆」の200字の志望動機を提出させることで、求める人物かどうかを見極めるのでしょう。
年齢制限を超えていても履歴書を送る価値はあります。「会ってみたい人」と思える履歴書かどうかは、内容だけでなく見た目の美しさ(丁寧さ)もポイントです!
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春一番×携帯=危険!

2008年02月24日 08時43分17秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨日は春一番、寒冷前線と大荒れでしたが、とても危険な場面を目撃してしまいました、島岡美延です。
強い風の中、歩いていた私の前方に、バラバラと舞い上がる紙。どうやら工事現場から飛んできた図面らしきもの、と次の瞬間、それを追いかけて道路に飛び出してきた若い作業員、その寸前でブレーキをかけた軽トラック! なんと彼は、携帯電話で話を続けながら、国道を渡り、数枚の図面を追いかけていたのでした。あの車がもっとスピードを出していたら・・・! 携帯でしゃべっている彼には、車が見えていなかったのかもしれません。
いつから私達は「目の前のこと」より「携帯の相手」を優先する社会に慣れてしまったのでしょう。打ち合わせ中、「スミマセン」と断りつつも、携帯に出ていませんか? 逆に相手の携帯が鳴ったら「どうぞ」と出ることを促していませんか?
マナーは時代で変わる、とはいえ、目の前の相手への心遣いをどうぞお忘れなく!
 
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携帯電話が作る「空間」

2008年02月23日 08時08分45秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨夜、新講座の受講生との出会いがありました、島岡美延です。学ぼうとする大人の方々は、皆さん熱心で嬉しくなります。今日は、携帯電話についてです。
昨日のことですが、信号待ちをしていた時、そばにいた4人中3人が携帯で話をしていました。横断歩道では、メールを打ちながらの人と、携帯で話しながら自転車に乗る人とすれ違いました。日本人は忙しくなったなあ、と改めて感じましたが、あまり歓迎したい光景ではありませんね。
周りの人と大して離れていないのに、それぞれが大きな声で話している、これは「電話をしている瞬間の個室化」とでもいうような現象が「公の空間」で起きているわけです。目の前の出来事より、電話のやりとりに関心が向かう結果、周りの目などお構いなし、事故に遭ったりしなければいいのですが・・・。
外で電話を受ける場合、せめて歩きながらではなく、落ち着ける場所で話すことが、周りへの配慮であり、何より電話の相手への思いやりでもあります。
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「卒業」を自分で決める

2008年02月22日 08時15分21秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
新聞折込に神奈川県立高校入試問題が入っていて、その頃の自分を思い出しました、島岡美延です。思えば、高校受験は、初めての「人生の選択」であり「選抜される」結果を待つ、という体験でした。大学、就職と続く「選択」の始まりです。

いつになく退職、転職、引越し等のご連絡が舞い込んでいるこの春。皆さんの新たな日々への決意に、勇気をもらいます。その決断は、完全に自らの意思という人もいれば、会社や家族の事情によって、という場合もあるでしょう。私も職場の送別会で大きな花束をもらった瞬間、初めて自分で卒業を決めたことを実感しました。そう、大人になると「ピリオド」を打てるのは、自分の決心だけです。
退職する人は、職場の不満が原因だとしても、周りにそれをぶちまけて辞めない、同業他社への転職の人は特に、新しい職場で、前の会社の不満・不備を言わない、などのルールは守って下さいね。新天地でのご活躍、私も期待しています!
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勝負は何色で?

2008年02月21日 14時12分17秒 | 姿勢&見た目
今日は、新聞に載っていた「柔道着の色」の話から始めましょう、島岡美延です。記事には「青・白の勝率同じ」とありました。青は威圧感を与えるので勝率が高い、と言われたこともあったそうですが、501試合分析して、ほぼ互角だったとのこと。ただ、スポーツでユニフォームの色は選手の心理に少なからず影響しそうです。スポーツ以外でも、赤いスーツを「勝負服」と表現した女性大臣がいました。また「自分は新たな道を切り拓く、と覚悟してから白のスーツしか着ていない」という人も知っています。あなたに「勝負色」はありますか? 
色が持つイメージも時代によって多少変わります。今、就職活動に黒が人気なのは「不幸の連想」よりも「キリッとして見える」効果からでしょうか。制服での使用頻度が高く、悪いイメージを持ちにくい「紺の人気」も、就活については下降気味。ひょっとして、みんな同じ服装は「服では勝負しない、中身を見て」という主張? 「志望動機」まで同じにならないよう、しっかり準備をして下さいね。
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「ほうれんそう」の危機

2008年02月20日 09時05分38秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨日起きたイージス艦の事故、悲しみと憤り・・・本当にどうしてしまったんでしょう、島岡美延です。輸入餃子問題の際もそうでしたが「連絡の不手際」は、あまりにもお粗末。今日は「ほう・れん・そう」の問題について考えましょう。

「報告・連絡・相談」は、仕事の「基本のき」、それは「挨拶は人間関係の基本」というのと同じ位、今さら!ですが、基本の乱れの上に応用はありえません。
毎日の業務の中で、どんな「報告・連絡」を心がけていますか。これらはスピード・タイミングがとても重要で、遅すぎた場合「しなかったのと同じ」くらい、重大なミスになりえるのです。「相談」も、事態が大きくなる前の早めの対処が肝心です。今起きているのは「報告・連絡」のミスをどう取り繕うかの「相談」ばかり・・・なんて考えたくはありません! 
実は「悪い内容」ほど、早い「報・連・相」が不可欠なことを再認識しましょう。
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