マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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長安寺町厳島神社の簾注連縄

2014年05月13日 08時30分14秒 | 大和郡山市へ
28日辺りに簾型の注連縄を掛けると送迎患者から聞いていた大和郡山市長安寺町の厳島神社。

その日も29日もなかった朝9時。

もしかと思って出かけた三日目の30日にはすでに掛けてあった。



おそらく29日の10時ころだったかも知れない。

掛けてあった注連縄を拝見して違和感をもった。



前年に掛けていた注連縄は一本の笹竹であったが、今回は二本で左右に笹の葉が見られる。



中央にはウラジロ、クシガキにダイダイがあるが、これもまた前年とは異なる形式であるし、簾の間はまばらになっていた。

作り手(トーヤ)が替ったのではないかと思った。

拝殿前に立てていたのは門松だ。

左右にオン松、メン松を配置し、南天、笹、梅を挿していた。

同様の形式の門松は境内に建つ薬師堂にもある。



村の婦人たちが集まって、正月初めは「初薬師」、7月は「夏の薬師さん」を営んでいる薬師堂である。

(H25.12.30 EOS40D撮影)