アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

あしたからどんぐり工房で草木染め展を開きます。

2024-04-26 23:51:33 | 草木染め
  今日は一日、どんぐり工房で、明日から始まる草木染め展の準備をしていました。
今回は、私一人ではなく、草木染めにいそしむお二人もお誘いし、3人で。3人とも山里に住んでいるので、名付けて「山里からの贈り物~草木染め3人展」。
 
  一人は、ガラ紡で木綿糸をつむぐ松平地区在住の野々山大輔さん。もうひとりは、長野県阿智村に住む15歳の井上笑穫さん。私たちの醤油の絞り師さん・井上時満さんのお嬢さんです。
 
  アンティマキの展示即売品は、綿・麻・絹のさまざまな織りのスカーフ類、のれん、絹手袋などの製品のほか、大きな布、中くらいの布、半襟になりそうな絹の端切れなどなど。端切れは、きれいな四角い形に切らず、切り取った形もそのまま残しておきました。小さな端切れも集めたらパッチワークや補修の一部として使えるので、あえて。
 
  非売品なのですが、50年前の少々シミの浮き出た白生地の浴衣をマリーゴールドで染めたものと、昔、喪服の下に着ていた白い絹地の着物をログウッドで染めたものも展示しました。
 
  染めは単なるおしゃれのためだけではなく、古い服や布地を蘇らせることのできる方法。それをご覧に入れたくて、出品しました。
 
  野々山さんは使われなくなった昔の布団綿や、ご自分で育てた和綿をガラ紡機械で紡ぎ、草木染め。染めた糸にそれぞれ日本の伝統的な色名をつけています。今回の展示会では、色によって季節を表現。伝統色と二十四節気の勉強になる展示品が並びます。
 
  井上さんは独習した絞りの技法を使って、自家栽培の小豆や周囲の野山で採取したコブナグサ、ドクダミなどで染めた手ぬぐいを展示即売します。彼女は、濃染に豆乳を使い、媒染剤もすべて手作りしています。
 
  染め展は、5月19日日曜日まで。野々山さんは期間中ガラ紡機械の実演をいたします。実演日:4月28日、5月3日、6日、12日、15日、19日 いずれも、①10時~ ②13時~ ③15時~ 私は、上記のうち、6日午後、12日全日、19日午前か午後、在廊の予定ですが、他の日も折を見て工房にまいります。あしたは定例の染め講習の日なので、一日どんぐり工房におります。キッチンか庭にいますので、いらした方はぜひご見学もどうぞ。
 
  なお、5月12日は、オクダキヨミさんといっしょに、「石窯ピザと草木染めを楽しむ会inどんぐり工房」開きます。こちらはまだ若干空席があるので、どうぞお越しください。お申し込みは、ブックマークのアンティマキの問い合わせフォームから。
 
  展示会場には、稲武出身の陶芸家・柄澤あかりさんの作品も並んでいます。
 
 
 
 

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