シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

アソビの扉

2008年07月15日 | ハンドメイド
キャスティング・ミノー鮒形


前回、風呂で紹介したキャスティング・ミノー鮒型2号。

カヤック・トロールすると、殆ど横倒しして側面が見えるほどのローリングをします。
見た目に幅があっても、姿勢が水平だと、動き全体としてはスマートに見えることろが気にいってます。

ルアーの下、たぶん10m以上ある水深から、エソが答えてくれました。

これには、魚種関係なしに、純粋にうれしい。

ここ数回の釣りで、アコウ,ソイ,ガシラ,子ダイ(キラキラ・ネオ)、タイ,アコウ(ブンブン・インチク)、シイラ(ボトムミノー)、エソ(鮒形、フィギュアエイト他)、サメ(キャスティング・ミノー細型)等、シーズン前に作るかリペアし、風呂で動画を紹介した上で、実際に魚を釣って来ました。

カリスマ的なルアービルダーと称する方を真似る必要も、へりくだって教えをこう必要もありません。
自分の目と感じるものを信じるべき。
生業としないのであれば、特に手先の器用さに走り、それを魚でなく人にアピールして誉めてもらう意味はないと思います。
喰うか喰わぬかを決めるのは、人でなくて魚。
インドアタイムはほどほどに、アウトドアタイムに当てましょう。

アナタのアソビの扉を開けるのに、先人は必要ないのです。



私のブックマークの一番上には、ソルトの一時代を築いたデザイナーのブログ。
量産その他では、ちょっと妥協もするようですが、私から見れば、いつまでも、遊んでおられます。

一番下には、感じたままを試すことを遊びとし、ハンドメイドを生業としない立場での、遊びに対する尺度の持ち方に共感するブログ。
塗装は、新しいのに、なぜかレトロ。



[尺度]の持ち方で、無限のアソビのスタイルがあります。



アソビの扉、アナタの頭の中にもあります。

開ける鍵は、人に左右されない自分の{尺度}。

シイラを喰う2

2008年07月15日 | 食う
残りの半身は、みりん干し。

ブログで方法を検索。

みりん70cc、醤油50cc、砂糖大匙1.5。

1時間ほど漬け込んで、キッチンペーパーの上に並べてゴマ。

2日冷蔵庫で乾燥させて、焼きました。

結果、イマイチ。

息子の感想は「普通・・。」

割り当て以上に、箸、伸びず。



焼いてて既に分かりました。

サバやアジみたいに、ジュージュー油が沸かんのです。

身自体の油が期待できず、焼くと水分だけ飛んで硬くなる。

やっぱり、衣か何かで包んで水分が飛ばないようにして、油で揚げるのがベストか。

姿形も料理法も、欧米風な魚でありました。

シイラを喰う1

2008年07月15日 | 食う
3年程前、FRPカヤックの時代、メーターシイラのアタリ年。湾内のエソの遊び場のブイにもメーター級が付いていました。手ごろなチビは居ません。

至近距離でイキナリ喰ってフックの伸ばされたり、エソと遊ぶジグに、カヤックの真下からヌッと出て肝を潰されたり、私には怖い魚でした。幅があると迫力満点です。
中には30m程先に落ちたルアーに、カヤックの下から、猟犬みたいに飛んでいくヤツもいます。

でも、ドラグユルユルで走らせて、距離を置いてからスプールを押さえてロッドをためてフッキングさせるやり方を覚えてから、なんともなくなりました。

カヤックでは、ロッドティップが水面上1mもないので、ラインが水中に入りやすく、常にウォータープレッシャーがラインにかかって、飛んだ時のどっすんばっすんの衝撃は、実はほとんどしないのです。
あれは遊漁船の高い位置から吊り下げて、かつ、ラインがすべて空中にあるから。飛ぶとき近寄ってテンションが抜け、魚が落ちるとき、ロッドから遠い方向に落下してドスンッ。

カヤックでは、前にラインが刺さっているのに、斜め後ろで飛んだりします。ゆるいドラグで水中に出たラインがUの字に。魚の動きがラインへの水の抵抗で、マイルドになり、ロッドのタメが常に維持されるおかしな体験ができます。

ただ、デカイサイズは、ドラグをつめて、元気なうちにフックを外すのは危なくて無理。手を出さないか、グロッキーさせるかの選択です。

ある日、ガシラの束釣りの後、メーター級をグロッキーさせて、ストリンガーで引いてサメを気にしつつ早上がり。ガシラを先に喰うからと、シイラは切り身で冷凍。

後日、フライだなんだと、延々とシイラ。嫁さんが気を効かせてカレー味等、変化球で工夫。でも、身はパサパサ。

息子は「もう、シイラ持って帰ってきたら、俺は食わん。」

元気なうちにリリースする方法として考えたのが、ジャンプだけ動画で撮る。飛ばなくなって距離をつめると下に走り出す。その際、カヤックドラグが効かないのでスプールを押さえて、シーバスフックを伸ばしてリリース。

でも、メーター越えないとそのまえにギブアップします。

やっぱり、ちゃんと向き合って食うことが必要なのです。

今回、60cmのぺんぺんはメスの玉子持ちでした。
3枚に下すと、血がどっさり。〆が甘かったようです。
魚の処理としてはタブーですが、しっかり洗って水気を取って、塩コショウ。キッチンペーパーで巻いて冷蔵庫で水分を飛ばし、半身を天ぷら、半身をみりん漬けにしました。

天ぷら、いけました。とってもジューシー。全部天ぷらでよかったかも。

前回は、冷凍を解凍して喰うという、こちらの失礼が評価を下げた原因のようでした。

シイラ、これからは冷凍しないで良いサイズなら、持ち帰ります。