娘の卒業制作を観に、京都精華大学へ。
美術系大学と言えば、絵を描いてるイメージですが、デザイン科という美術もあります。
描くセンス意外に、あれこれ取り寄せて写真と言う形で絵にする美術。
色々ありましたが、自然のもので良い感じの絵を作ってました。
確かに様々な雑誌、テレビ、ネットに使われる写真は、書いた人の癖が出る絵画より、フリー素材で作り手の癖が前面に出ないものが多い。
デザインと言う仕事、見る側は作った人を意識しないけど、かなりの人がこの世の中で働いてますね。
これは造形美術。
「おい、この中に、昨日宇宙船の扉、閉め忘れたやつがおる。」「・・・。」「・・・。!」
想像は見る人々で、ご自由に。
想像が動き出すか出さないか。これが問題だ。
まさにこれからたくさん排出されるであろう仕事。
3Dプリンターを使ったデザイン。
アニメなどのキャラクターをそのまま3D出力したり、オリジナルで製品をデザインしてその後、中身の機器を考えたり。
F1でも縮小模型で風洞実験してますが、風洞のソフト解析が進むと、PC内でデザインして風洞シミュレーションを繰り返し、デザインを先に完成させれば、制作のトライアンドエラーは相当減ると思います。
娘の作品。絵画コースです。
上手と思いますが、田舎周辺以外の絵を見たことありません。
良い感じの日除け。
何となくあるものから選ぶイメージしかないですが、
カーテンなんかの柄も、誰かが作ったデザインです。
服飾科。
デザイナーと言えば、服しかなかった自分の頭。
都市も、デザイナーが構想を考えて作っていくものなのです。
美術というものの幅を再認識したてくてくでした。
卒業展示は、オープンキャンパスも兼ねており、受験目的の高校生もあれこれ見学してました。
因みに、コロナの影響で、卒業式等のイベントはなくなりそう。
大学の卒業式がないまま、社会人。
入社式ぐらいは、普通に体験出来るようになってほしい、今日この頃。