シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

京都清華展をてくてく

2020年03月01日 | 散策

娘の卒業制作を観に、京都精華大学へ。

美術系大学と言えば、絵を描いてるイメージですが、デザイン科という美術もあります。

描くセンス意外に、あれこれ取り寄せて写真と言う形で絵にする美術。

色々ありましたが、自然のもので良い感じの絵を作ってました。

確かに様々な雑誌、テレビ、ネットに使われる写真は、書いた人の癖が出る絵画より、フリー素材で作り手の癖が前面に出ないものが多い。

デザインと言う仕事、見る側は作った人を意識しないけど、かなりの人がこの世の中で働いてますね。

これは造形美術。

「おい、この中に、昨日宇宙船の扉、閉め忘れたやつがおる。」「・・・。」「・・・。!」

想像は見る人々で、ご自由に。

想像が動き出すか出さないか。これが問題だ。

まさにこれからたくさん排出されるであろう仕事。

3Dプリンターを使ったデザイン。

アニメなどのキャラクターをそのまま3D出力したり、オリジナルで製品をデザインしてその後、中身の機器を考えたり。

F1でも縮小模型で風洞実験してますが、風洞のソフト解析が進むと、PC内でデザインして風洞シミュレーションを繰り返し、デザインを先に完成させれば、制作のトライアンドエラーは相当減ると思います。

娘の作品。絵画コースです。

上手と思いますが、田舎周辺以外の絵を見たことありません。

良い感じの日除け。

何となくあるものから選ぶイメージしかないですが、

カーテンなんかの柄も、誰かが作ったデザインです。

服飾科。

デザイナーと言えば、服しかなかった自分の頭。

都市も、デザイナーが構想を考えて作っていくものなのです。

美術というものの幅を再認識したてくてくでした。

卒業展示は、オープンキャンパスも兼ねており、受験目的の高校生もあれこれ見学してました。

因みに、コロナの影響で、卒業式等のイベントはなくなりそう。

大学の卒業式がないまま、社会人。

入社式ぐらいは、普通に体験出来るようになってほしい、今日この頃。