🌸キリスト教、日本人の精神にとっての意味
☆日本におけるキリスト教は謎である
*日本の現在、キリスト教の信者は人口の1.5%程度
*韓国は、カトリックとプロテスタント合わせて約3割
*日本のキリスト教信者少なすぎる
*江戸期の長期にわたる禁教政策の影響を引きずっている面もある
☆マッカーサーは、占領政策でキリスト教化施策実施した
☆キリスト教が日本人の精神性に重きをなさなかった理由
*キリスト教の伝来と、日本社会との軋礫の中で残した物語
*日本人の精神性を焙り出すリトマス試験紙で重く心に残っている
🌸宗教改革が突き動かしたもの(近代史動かした)
☆プロテスタントによる「宗教改革」
*日本人の欧米理解において死角となっているが
*キリスト教の内部対立としての新旧の命がけの戦いである
☆17世紀オランダを「黄金時代」と呼ぶならば
*それをもたらした精神的エネルギーの淵源
*宗教改革を通じたプロテスタンティズムに辿ることができる
☆背景にその運動を支えた欧州の社会的・経済的な要因が存在していた
⛳先駆者としてのルター(ドイツの宗教改革)
☆宗教改革の矢を放ったマルテイン・ルター
☆カトリックからすれば、彼こそが「悪霊の異端者」である
*教皇と教会の権式をも恐れぬ不逞の輩であった
*彼が提起した「カトリックの腐敗と堕落」の象徴「免罪符」
☆神と人間社会の間に存在する教会や聖職者の役割
*宗教が抱える宿命のテーマである
☆キリスト教がローマ帝国を通じて欧州全域に浸透し
*権威や権力となると腐敗と世俗化が進行していった
☆「プロテスタント」とは「神聖ローマ帝国に抗議する人」を淵源としている
*ルターは信仰の基点を、教会や聖職者ではなく、聖書に求めた
*救済を心の内なる問題として「悔い改めと福音信仰」のみに求めた
*既存の権威にとつては自らをないがしろにする危険思想であった
☆ルターの行動を支持する社会的存在があった
*彼を「抵抗のシンボル」として英雄化する社会的背景があった
*民衆というより、神聖ローマ帝国の圧力を快く思わない領邦君主たち
*時代がルターの登場を促し、渦巻きの中心に招き込んだ
☆ルターの宗教改革を増幅した活版印刷の登場(情報革命)
*印刷機を使ってルターは、ドイツ語翻訳の聖書等の小冊子を配布した
*ルター以降のプロテスタントの活動が「書物の宗教」といわれる
⛳カール五世ドイツ諸侯の支援を得る為、ルター派を一次的に公認する
☆ルターは民衆とともに社会改革を行う
*「神の前での平等」というその思想の影響もあって蜂起した農民反乱
*過激化に対する領主側の苛烈な弾圧を、彼は容認した
☆ルターの播いた種、カルヴアンの改革やオランダ独立戦争
*神聖ローマ帝国を有名無実化した「最後の宗教戦争」
*全欧州を巻き込んだ「三十年戦争」に命を吹き込んでいった
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