タマヤンの絵日記

趣味のひとつであるデジタルカメラの撮影記録で被写体は人物が多い

お燈祭

2007年02月09日 | インポート
2月6日「お燈祭は男のまつり山は火の滝下り竜」・・・と民謡で唄われている和歌山県新宮市の神倉神社の例大祭であるお燈祭を撮りに出かけた 
   
 【以下、お燈祭り激写の奮闘記です】

携帯カイロ・防寒着・照明器具・ステッキにキャラバンシューズ・ポットに入れた熱いコーヒー・三脚等の撮影機材の準備はOK・・・・リュックに詰めてまるで山登りのような格好で我が家を後にしました
途中コンビニで食料の調達・・・サンドイッチ・あんパンにチョコレート腹が減っては戦が出来ぬがまるで遠足のようです(^_^)v

速玉大社に到着したのは16時半でしたが予定していた駐車場が満車で出足をくじかれガックリ(-_-;)  しかたなく神社近くへ路上駐車しましたが背に腹は変えられぬとはいいながらこんなことしたら駄目ですね(汗)

一路神倉神社めざして歩いていくと白装束に荒縄の上り子の姿が見えあわててパチリと撮りましたが気が急いているためすぐ終了
ここでじっくり構えたら面白いのが撮れたかも??(反省)

17時に到着し538段の階段を一気に駆け上がりましたがステッキにシューズが役立ち数人を追い抜きました(やるじゃんと自己満足♪)
ところが限られた僅かな撮影スペースにはすでに多くのカメラマンがスタンバイしておりあわてて場所を探しましたが木に遮られて絶望的なポイントばかり(-_-;)
こんな行事の撮影は場所取りが最大のポイントで朝から来ていたようです

報道用のカメラマンのスペースは羨ましいばかりの絶好な場所でしたがこちらは大枚千円払ってるのになんたる差別待遇なんだ(怒)
仕方なくてしょぼい所に三脚をセットしたら山登りの汗がド~~と出てきました(苦笑)

まずはお食事と温かいコーヒーを飲みながらサンドイッチを頬張ったのですが残りの一つを落としてしまい無常にもころころと坂道を転がっていくじゃないですか!!
赤面しながら土まみれのサンドイッチを拾いにいった惨めさは忘れることができないでしょう(ーー;)

そうこうするうちに18時頃から白装束の上り子がワッショイの掛け声とともに続々と石段を上がってきました   なかでも親に付き添われたチビッ子が多くみられ微笑ましいとともに新宮っ子のお燈祭にかける熱意の大きさを感じることができました!

暗くなっても続々と上がってくる白装束は益々期待を膨らませてくれて寒さを忘れさせてくれます 
隣の滋賀県から来たカメラマンと写真談義をしながら時を待ちましたが長かった~~~!!

上り子が石段を上がってくる


20時頃暗闇の中から炎が上がり歓声が上がります♪
松明を灯した神官らしき人が石段を下ったと思ったらやがて白装束の上り子が松明を掲げて続々と上がってきました  
瞬く間に2千人の上り子の松明に火が灯されたのでしょう木々の間から見える神社の方角はまるで山が燃えてるようでした!!
そして開門を促す歓声が地鳴りのように響きわたり興奮を強めていきます♪

松明に火が点けられ山を赤く染める


やがて松明を掲げた上り子が駆け下りてきました(これが下り竜なんだと感動(^^♪)
前のおっさんの頭に邪魔されながら夢中でシャッターを切り続けましたが躍動感のあるのは最初の一団だけであとはゆっくり降りてくるので感動は薄れていきましたが2千人が一斉に駆け下りたら大惨事になることでしょう

山は火の滝下り竜♪


続々と上り子が下りてくる


途中で切り上げ上り子といっしょに石段を下りましたが夜の急な石段は想像以上に歩きにくく下までたどり着いたらドッと疲れました
下では多くの若い女性が出迎えており男の無事の生還を喜んでいました♪
新宮っ子にはこの祭は一大イベントのようです

かくしてお燈祭の激写は終了しましたが家にたどり着いたのが23時でした
次は那智の火祭りを狙っちゃおうかな(^^♪



コメント (8)
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