オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その140 ニュージーランド首相辞任 09−12−16

2017-02-10 15:03:38 | 第131-140回
ニュージーランド首相辞任


今週月曜日、首相のジョン・キーは辞任を表明しました。
彼は、いくつかの理由があるが、家族との時間を大切にしたいと語って
いました。
12月の入り、いくつかのクリスマスパーティー、仕事納めなどこなして、
今年も終わりだな、とカウントダウンモードに入ってました。
お祭り気分から一気に現実を突きつけられたようです。
ジョン・キーは、次の首相として副首相のビル・イングリッシュを推薦してい
ますが、ナショナル党内で何人かが手を挙げています。
12日の党会議までは、模索状態です。
昨日のニュースでは、ジョン・キーは、アメリカのオバマ大統領の推薦で、
International Money Fund(国際通貨基金)への参与が有力視され
ています。
しかし、本当のところはまだよくわかりません。
首相として国民の支持も高く、時期も当選の可能性があると言われていただけ
に、ニュージーランド国民は非常に驚いてます。
2017年1月の配信には、ニュージーランドの新首相のニュースをお届け
できると思います。


私はと言うと、普通に12月の仕事やらイベントをこなしています。

昨日は、幾つかのイベントが重なり年の暮れらしい、忙しい日でした。

8:30 フラワーマーケットへ
いけばなクラスのデモ用の花と、日曜の結婚式用の白ユリを買う。
ユリは当日ベストの咲き具合にするため、数日前に買って調整。

11:30−1:30 Parnell Community Centreで今年最後のクラス
教室へ行くと、隣のオフィスがクリスマスランチをするらしく、
テーブルにはごちそう、ブレゼントがセットしてありました。
私のクラスは先週終わったと思ったらしい。
悪いけど全部移動してもらって、授業開始。

2:20 車の中でサンドイッチのランチを食べ、孫(娘の長男)の小学校へ。
2016 Production(学芸会)鑑賞
公立校のイベントなのに、チケット$10もします。
今年のテーマは、Te Korero o Aotearoa(マオリ語、訳する
とニュージーランドからのメッセージ)
この学校は毎年、プロのプロデュサーを雇ってます。
47カ国の子供が在籍してるそうです。

3:50 孫(娘に次男)のデイケア(保育所)のクリスマスへ。
ここはモンッテソーリ教育でキリスト教なので、年長の子供が
マリア様などの扮して劇をして、とても可愛い。
1歳8ヶ月の孫は、赤ちゃん組でお遊戯の時も立っていただけ。

5:00 帰宅
町内のサンタパレードがありましたが、雨だったし行くかず、
あまりに疲れていたのでちょっと休憩

7:00 いけばなの友人宅で夕食会。
彼女は、南アフリカの出身なので、南アフリカのお料理でもてなして
くれました。
前菜はスモークサーモン入りクレープ、メインはビーフと野菜添え、
デザートは、あげドーナツのシロップ漬け、カスタードバイでした。
南アフリカの赤ワイン、pinotageがちょうどよく熟成していて
楽しめました。
とても美味しかったけど、砂糖が多くて胃にもたれました。

11:00 帰宅就寝



出たっきり邦人の愛読者の皆様、この一年ありがとうございました。
ホリデーシーズンを楽しく、安全にお過ごし下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その139 創流90年記念 草月展 11−11−16

2016-12-07 12:20:23 | 第131-140回
その139                    11−11−16

  創流90年記念 草月展


10月22日から11月8日まで日本に行ってきました。

10月28、29日に東京、日本橋、高島屋で開催された草月いけばな展の
第2期に出展するためです。

去年に続き2回目の出展です。

今回は、材料の一部をニュージーランドから持ち込みました。
花器と枯れたねずみもちの木の枝を持って行きました。
ニュージーランド、オーストラリアへは、植物、果物の持ち込みが非常に
厳しい、事実上できない、ので日本に持ち込むのも非常に不安でした。

作品には、ねずみもちの枝で組んだ三角形のユニットを数個使うことになって
いました。
大小、粗密の異なるユニットを、スーツケースに入る大きさに合わせて作って
おきました。
害虫を日本に持ち込まないために、大きなビニール袋に枝のユニットを入れて
防虫剤を撒いて2、3日密閉しておきました。

この枝が持ち込めなかったら、作品の内容を変更せねばならず一大事です。
オークランド空港では、持ち出すものは気にしないのか、あっさり荷物を
預けることができました。


10月22日午後4時半、予定通り成田空港到着。
日本の税関の申告書は、生の果物、野菜、植物は持ち込んでいけないと書いて
あるけど、枯れたものに対しては表記がありません。
とても心配しましたが、あっさり税関を通過できました。
日本の友人から大丈夫よ、とは言われていたのですが、こんなに簡単だとは
思いませんでした。
ニュージーランドの空港で同じことをしたら、NZ$400の罰金を科せられます。


展覧会の花材は、あとはケイトウとアイビーでした。
銀座の花屋でケイトウを注文したら、なんと一本1500円でした。
それは見事な赤ちゃんの頭くらいある大きなケイトウでした。

一般にいけばなの展覧会では、出展の席料くらい花代がかかると言われてい
ます。
例えば10万円の席だったら、それくらいかかっているということです。
しかし、花はたとえ10万円かかっても、展示するのは2日間、1週間もすれば
枯れてただのゴミです。
なんとも贅沢な趣味ですよね。

私の場合、それに飛行機代、ホテル代もかかってきます。
それでも出展しようと思うのは、ニュージーランドという狭いところにいると、
自分の成長が感じられない、井の中の蛙になってしまうような気がするから
です。


展覧会中は、親戚、ニュージーランドに以前住んでいて、今は東京近辺在住の
友人達に見に来てもらいました。
草月展は、特に午前中は、それはそれは多くの人が見に来ていて、満員電車の
中のようです。
見たい作品に近ずくこともできません。


展覧会が終わり、新潟、日光、伊豆を旅行しました。
外国人が日本を旅行する際に使える、JR East Pass19,000円を購入し
ました。
新幹線、特急は座席指定も取れるので快適でお得な旅でした。
JRの窓口は、行き先、時間を告げると、乗り継ぎまでプリントしてくれ、
景色のよく見える指定席を取ってくれます。
日本のサービスはすばらしいです。


日光は、日光東照宮が世界遺産になったそうで、外国人観光客も非常に多か
ったです。
ホテルの露天風呂に入っていたら、なじみのある英語が聞こえてきました。
聞いてみると、オーストラリア、アデレーからのご婦人たちでした。

ディナーはバッフェ形式で、日本語でそれぞれの料理の名前が書いてありま
した。
料理を取りに行ったら、お風呂で一緒だった婦人の夫らしい方達から、英語
で料理を説明してと2回も聞かれてしまいました。
とってもすばらしいお料理ですが、何食べているか知りたいですよね。
帰り際に、フロアマネージャーに英語表記もすれば、と言っておきました。


日光のホテルで、スタッフから何回か英語で話しかけられました。
日本人に見えなかったみたいです。
これはちょっとショックでした。


毎日おいしいものをいっぱい食べて、11月9日にオークランドに帰って
きました。
ペットの猫もおりこうさんでお留守番したようです。
まだ時差ぼけが治らないのに、朝5時から猫がベッドの上で跳ね回って
起こされます。
今はニュージーランドは夏時間、日本との時差は4時間でつらいとこです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その138 オペラ Sweeney Todd 09−09−16

2016-12-07 12:17:38 | 第131-140回
その138                09−09−16

  オペラ Sweeney Todd


9月23日に一人でNZ OperaのSweeney Toddに行ってきました。

6月のオペラシーズンは家のリノベーション騒ぎで見逃しているし、この
オペラを見ないと今年は心寂しく終わってしまうと思いました。
いつもコンサートに一緒に行く友人達は、あいにく海外でした。
そうこうしているうちに日にちが迫ってきました。

オークランド公演が開幕した17日に、サイトを見てみました。
舞台の右袖、前から4番目の端っこの席がひとつ空いてました。
$50の一番安い席です。
これは、もう一人でも行くしかないと思いチケットを買いました。


9月23日(金)7時半からThe Civicでの公演でした。

早い目に家を出て、駐車場に車を停め、Queen StのPapparichでマレーシ
アカレーで早い目の晩御飯を食べました。
チキンとエビのカレーコンボは、おいしかったけど、ご飯が多くて、少し
残してしまいました。

満腹になったところで、そのあたりのお店をぶらぶら覗きながら、The Civic
までやってきました。
金曜日の夜の公演で、勤め帰りの若い人のグループが目立ちました。

Sweeney Toddは、Jonny Dipp主演で映画にもなったそうです。
4月頃、オークランドの高校のプロダクションでも取り上げられ、よく知られ
た演目のようです。
息子の会社の同僚もこのオペラに行ったと言っていました。

NZオペラのサイト
http://www.nzopera.com/2016-operas/sweeney-todd/

7時半の開演までまだちょっと時間があるので、館内のバーでジントニックを
頼み、時間を潰します。
コンサートへの期待で高揚している観客に囲まれながら、プログラムでキャスト
やあらすじをほろ酔い気分で眺めるのは、どんなコンサートでも楽しいひと時です。

簡単なあらすじ

19世紀イギリスのロンドン、フリート街。
流罪となった、理髪師ベンジャミン・バーカー。残した妻と幼い娘を想い
流刑地から脱獄した彼は、漂流しているところを水夫アンソニーに助けられる。
アンソニーの乗る船で15年振りにロンドンに戻ったベンジャミン・バーカーは、
スウィーニー・トッドと名を変え、フリート街にあった自分の理髪店へと向かう。
そこで彼は、かつての店の大家であったパイ屋のミセス・ラヴェットと再会する。
彼女から妻と娘に起きた悲劇を聞かされ、自分が無実の罪を着せられたことを
悟った彼は、全ての元凶であるターピン判事に復讐を誓う。Wikipediaより

オペラでは、スウィーニー・トッドが殺した人々をパイ屋のミセス・ラヴェット
がパイにして売ってしまいます。
各場面で女の乞食が出てきますが、最後殺人を嗅ぎつけた女乞食をスウィーニー
・トッドが殺します。ところが抱き寄せてみると乞食は、彼が探し求めていた
妻であると分かるのです。

これはオペラというより、ミュージカルでした。
主演Sweeney Toddは、ニュージーランドのTeddy Tahu Rhodesで
バリトンの声が執念に満ちた悪人役にぴったりでした
パイ屋のおかみMrs Lovettを演じたAntoinette Halloranも、よく
演じていたと思います。
女乞食役のHelen Medlynも適役でした。
乞食でよたって物乞いするシーンが多かったのですが、ヘレンはその時
役を断ってもおかしくないほどの病気でふらつていたそうです。
そこは、筋金の通ったプロのオペラ歌手で、公演をやりきりました。
ヘレンは、ヘンゼルとグレーテルの魔法使いの役とか、意地悪な役をよく
演じてます。


このオペラは、とても楽しめました。
席が舞台にすぐ近く、歌手の生の声が聞けて大満足でした。
端っこなので席がなく、視界が遮られなかったのもよかったです。
前の3列、ちょっとお隣は$110の席でしたので、かなり得した気分でした。

オペラに限らずコンサートは、生に触れらるのがいいですね。
テレビ、録音では味わえない特別の何か、感動があります。


私は二つのいけばな展を控えて、今はお花のことで頭がいっぱいです。
今週末はオークランド草月展。
展示とデモンストレーションをします。
そして、10月28、29日は東京日本橋、高島屋で創流90年の草月展に
出品します。
ことしの草月のテーマは、”花は、私になる”です。
みなさんに私の花を見て頂きたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その137 Baby Whisperer ねんねねんね 09−09−16

2016-12-07 12:14:44 | 第131-140回
その137                    09−09−16 

  Baby Whisperer ねんねねんね


我が家は、ここ2、3年のうちに孫が3人続いて生まれたので、私は子守の
エキスパートになってきました。

5月のメルマガでもお伝えしたように、4月11日の息子のところに女の子
ができました。

リノベーションが終わってから、私は猫のナミちゃんと静かに暮らしてます。
息子の新居は近くなので、夕飯はほとんど息子宅で食べてます。
週1回はデートナイトとして、息子夫婦は出かけるので、その晩は子守を
します。
1歳10ヶ月の男の子のK太くんとSちゃんです。

夕方からの子守なので、K太くんの方は、お風呂に入れて、ご飯を一緒に食べ、
ちょっとだけ大好きなPokeyoの u tubeを見せて、7時半にはベッドに
入れて、おしまいです。

5ヶ月のSちゃんは、ぐずった時だけ抱っこして、眠そうになったら、
スウィングに入れるとそのうち眠ります。

ニュージーランドの赤ちゃんは、生まれた時から一人でベッドで寝るので、
抱っこして寝かしつけることはあまりしません。
夜中にもミルクを欲しがったり、夜泣きしたりはありますが、2歳くらい
までに一人寝が確立していくように思います。

K太くんには、ベッドの絵本を読んであげて、ねんねのお供のアザラシの
ぬいぐるみとベッドに入れ、電気を消すと、いつの間にか眠ってます。
松谷みよ子さんの”もう ねんね”の本が好きで、これが終わったら、自分も
ねんね、だと思っているようです。
たまには、寝付けずしばらく泣いている時もありますが、30分くらいは放置
すれば、眠ります。

別室にいて、どうして眠ったかわかるかというと、ベビーモニターを使って
ます。
小さいスクリーンの画像がでて、音が聞こえます。
内臓されている子守歌のオン、オフもモニターでできます。
話しかけることもできます。
もっと進んだのだと、iphoneでも観れるようです。
ナニーがちゃんとやっているかチェックするには、いいかもしれません。
留守宅のペットの様子を知りたくて使う人もいるようです。

Daddy, Mummyだと甘えてくずることもあるようですが、私が見てる時の
方がおりこうさんです。
5ヶ月の赤ん坊でも、ばあちゃんに泣いても何もしてくれないしな、と
わかってるようです。
孫一人目の時は、みんなが試行錯誤で、一喜一憂しました。
4人目ともなると、そんなもんだろうと、鷹揚にかまえてます。

今、二人の孫はDay Care(保育所)に行ってます。
Day Careでも先生たちは、お昼寝の時間がくれば、それぞれのコットに
入れるだけだから、孫達もそういう寝方に慣れているのでしょう。

昨年、日本へ行った時に、東京の友人宅を訪れました。
友人一家は、4人で4本川の字になって寝てました。
これでは、全員熟睡できないのではないかと思いました。
住宅事情とか、文化の違いでしょうか。

リノベーションの後、2階の一室をKids room(孫部屋)にしました。
9歳の孫はちょっとがっかりしてました。
ばあちゃんの家に泊まる時だけ、ばあちゃんのベッドで一緒に寝るを楽しみ
にしていたからです。
9歳ともなると、体が大きくて、こっちがベッドからおっこちそうになります。
チビッコたちは、一人でお泊まりにはまだしばらくかかりそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その136 リノベーション 19−08−16

2016-12-07 12:11:19 | 第131-140回
その136                  19−08−16

  リノベーション


我が家のリノベーションのため、6、7月配信お休みしたことをお詫び
致します。
8月の配信も1週遅れてしまいました。ごめんなさい。


2014年のお正月に夫が亡くなってから、ずっとリノベーションのアイディ
アを温めてました。
17年前に夫が設計して建てた、私たちのNZでのMy Homeをだんだん
痛んできてました。
そして何より、私の家にしたかったのです。

リノベーション中は家に住めないので、息子が家を買ったら、そこに同居
してリノベーションをしようと2年前から思ってました。

ところが、息子夫婦はなかなか家が買えませんでした。
これまで住んでいたオーストラリアのブリスベンより、オークランドの家
のほうが高く、狭いのです。

そうこうしているうちに、2012年に同居した時は、息子夫婦だけだったのですが、
この2年間の子供が二人生まれました。

オークランドの住宅は高騰しているので、若いファミリーが家を持つのは
年々難しくなってきてます。
第二子が生まれることがわかってから、もうこれは限度というか、オークランド
で落ち着かねばと思ったようで、新築の家を購入しました。
場所は、我が家のすぐお隣の分譲住宅です。
今私が座ってる書斎の窓から息子の家が見えてます。


6月7日に家を荷物を貸し倉庫に入れてから、リノベーションを開始しました。
バスルームが完成して住めるようになってから、7月26日にまた荷物を自宅に
持ってきました。
その間は、息子の新居に行ってました。
長い長いホテル生活を送っているようで、とても疲れました。


この間一番困ったのはインターネットが使えなかったこと。
息子達の住宅地は、全体がFibre(ひかり)になったのですが、工事が遅れて、
ネットが繋がったのは入居してから6週間もしてからでした。

ちょっとメールをチェックするくらいなら携帯でもできますが、限度があります。
図書館に行って、ただのWiFiを使ってました。
これが穴場だと思ったのは、Bunnning(日曜大工センター)でした。



今回のリノベーションは、家の中身全部変えました。
外側は、2年前に塗り替えてました。

壁の色は、ちょっとグレーかかった白にしました。
今まではライムグリーンでした。

一階、二階のリビングとキッチンは、木のフローリングにしました。
厚さ2センチSiberian Pineにしました。
明るい目の色調、木目が気に入ってます。
一階はお花のお稽古場としても使うし、ずっと前から板張りにしたかったの
です。
孫が遊びにきたり、猫もいるので掃除がしやすくなり助かってます。

寝室だけをカーペットにしました。

床に関しては誤算というか、気がついてないことがありました。
木の床がこれまでのカーペットより厚いので、ドアが閉まらなくなりました。
それでドアのしたを5mmほど削ってもらいました。

2つのバスルームとトイレ
すべて新しくしました。
水回りが気になっていたので、床と壁の同じ60センチ四方のタイルを貼り
ました。
タイルはかなり余ったので、暖炉の周りの壁にも貼ってもらいました。
ホテルのバスルームのようになりました。

キッチン
壁側に冷蔵庫、シンク、キャビネットは天井までつけました。
窓側はベンチトップの下までのキャビネットだけにして、窓から見渡せる
ようにしたので、かなりすっきりしました。
この機会に、Dishwasher, 電子レンジ(トレイなし)、冷蔵庫、炊飯器
もすべて新調しました。

ライティング
これまでのハロゲンは薄暗かったので、全部LEDに変えました。
ダウンライトで、お花を飾る床の間や、大きな絵のあたりはスポットライト
になり、インテリアを楽しんでます。

すべてがほぼ7週間で完成しました。

こうやって書いてみると簡単そう、家を中を見渡すとすっきりしてるけど、
ここまでの道のりは大変でした。
私は、現場監督に徹して、trademenの手配、仕事も毎日チェックしました。
時間通りにきてもらわないと、全体のスケジュールがどんどん遅れていって
しまいます。
問題と思ったことは、写真入りでメールで尋ねる、携帯にテキスト、
現場で質問しました。
うるさいアジアのおばちゃん、と思われていたことでしょう。
この間のストレスと考えると、もう二度とリノベーションはやりたくないです。


この家であと20年くらい頑張れるかな、と思ってます。
今は猫とのんびり暖炉のあたって寛いでます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その135 ジャパンデイ2016 13−05−16

2016-12-07 12:07:57 | 第131-140回
その135                     13−05−16

  ジャパンデイ2016


4月10日に、恒例の日本人会のイベントがオークランドPrincess Wharfの
CloudとShed10で開催されました。

http://www.japanday.org.nz/gallery/cultural-display



私は、いけばな展示と茶道のコーナーのお手伝いで参加しました。
ハプニングが重なり、私にとって忘れられない日となりました。

午後3時、お茶の休憩の時に携帯電話のメッセージを見ようとしたら、
ちょうどその時、息子から電話がかかってきました。
嫁が破水したので、病院に行くので帰ってきてほしいと言うのです。
嫁は妊娠38週でいつ産まれてもおかしくないかな、とは思っていたのですが、
まさかジャパンデイの当日になるとは思っていませんでした。
17ヶ月の孫の面倒をみないといけません。
私は、着物を脱ぎ捨てて、お花の撤去を友人に頼んで、3時半に会場を出ました。
それから翌日1時半に、元気な女の子が生まれました。
11日は私の父の誕生日で、偶然とは言え、父がどこかで見守ってくれている、
と思いました。
これで、私は3人の男の子、女の子一人、4人の孫のばあちゃんになりました。


もうひとつは、ハプニングというよりアクシデントでした。
それはジャパンデイの前日に起きました。

今年のいけばな展示の会場は、Cloudのステージ側で両側にバシィションが
設定されていました。
入り口側のバシィションは3メートルほどで、反対側はお茶の販売コーナー
で安定が悪そうでした。
それで私を含め、4人のベテランががそちら側に花を活けることになりました。

4人ともが花をいけ終わった時、バティションが倒れたのでした。
片側しかT字の支えがないので、安定が悪く、いけばな展示側に倒れたのでした。
2つの作品は、花器も割れ、お花も傷んんでしまいました。
もう一人の方は、そばにいたのでバティションを手で支えて、作品は無事でした。
私のも倒れたのですが、無事で形も変わっていませんでした。
私は、事故の可能性もあると思い、鉄の花器にやしの皮、アンスリスム、
モンステラを葉を使ってました。 
鉄花器にやしの皮をしっかりワイヤーでとめてあったので、形は崩れませんでした。

その後、担当者にお願いして、バティションを補強してもらい、作品の展示場所
もかえ、ジャパンデイ当日は無事に済みました。
ジャパンデイは4万人もの入場者があったとかで、観客のいる時ではなかった
のが不幸中の幸いでした。

朝、いけばな展示の写真を撮って、すぐにお茶のお運びの手伝いに行ったので、
どこにも行けませんでした。
昼頃から雨が降り出し、着物が濡れるのがいやなので、Shed 10の展示、
食品コーナーには行きませんでした。

毎年のことながら、お花、お茶の係りをやっていると、ほとんど何も見れて
ません。


来年は、日程もまだ決まっておらずどうなるかわかりませんが、ジャパンデイ
年々規模が大きくなっているので、それなりの安全対策が必要だなと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その134 国旗を変える 08-04-16

2016-05-13 07:09:36 | 第131-140回
134号                     08-04-16

国旗を変える

ニュージーランドの首相ジョン・キーの提案で昨年11月から今年の3月
にかけて、国旗を変える総選挙が行われました。

詳しい説明はこちら

https://www.govt.nz/browse/engaging-with-government
/the-nz-flag-your-chance-to-decide/

日本語
http://nzdaisuki.com/news/life/1383-2016-03-31-3


3月24日の夜8時半、テレビで開票結果が発表されました。
過半数に満たず、国旗は変わりませんでした。
ユニオンジャックと南十字星の古い国旗のままです。

3月の開票日まで、オークランドのハーバーブリッジには、現国旗と
候補の国旗の二つがはためいていました。
候補の旗は、真ん中のシルバーファーンがある青地のものでした。



まず、日本人の私から見て国旗を変えることができる事自体、常識の範囲
を超えてます。
でも、ニュージーランドは小さな国で、法律など変えやすい、気もします。
知らないうちに法律が変わっていた、いうコトもしょっ中です。


この国旗をかえる選挙は、

まず国旗のデザインが公募されました。
上位4位が絞られました。
11月の投票用紙には、4つの中の一つを選ぶものでした。
次に、1位となった国旗と現行の国旗のどちらを選ぶかという選挙が、
3月上旬に行われました。

この選挙に関しては、真偽のほどはわかりませんが、きな臭いうわさも
ありました。
投票用紙を盗んで、なりすましで投票されてものがあるとか。

実際、一回目の選挙用紙、我が家には私、息子夫婦の分3通、届きません
でした。
そのあたり、私は日本に行っていたので、誰かが受け取っているだろうと
思っていたら、届いてなかったのです。

2月の中旬、2回目の投票用紙は私の分しか届かなかったです。


今回の選挙は多くの人の関心を集め、face bookなどのソーシャルメディア
でもよく取り上げられてました。

ニュージーランドは、良い意味での村社会で、国民は政治、社会的な出来事
にもっと関心があるような気がします。

今回はもう少しのところで国旗は変わらなかったのですが、過半数近い、
ということは近い将来、国旗が変わる可能性があると思います。

オーストラリア、ニュージーランドの国旗は、どちらもユニオンジャックが
あり、commonwealth(元イギリス連邦国)というのが明らかです。
現在もGovorner General というイギリスからの総督がオークランド
に常駐しています。
国旗を変えても、イギリスとの関係は変わらないと思います。

しかしながら、今回のジョン・キー首相の提案は、ひとつの独立国家と
しての主張のひとつであったと思います。


さて、今週日曜日は、オークランドの日本のお祭り、ジャパンデイが
Queens Wharfであります。
私は、いけばな展示と、着物を着てお茶のコーナーを手伝います。
お点前の特訓、お花の準備等で今週は忙しくしてます。

次回は、2016年ジャパンデイの様子をお伝えしたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その133 Round the Bays 11-03-16

2016-04-05 17:34:45 | 第131-140回

       133号

     Round the Bays
11-03-16


3月6日の日曜日、8歳の孫と孫のパパと私の3人でRound the Baysに
参加しました。
正式には、Ports of Auckland Round the Baysと言います。
オークランドダウンタウンのBritomartから出発して、 St Heliers Bay
までの8.5kmを走る、または歩くイベントです。
今年は、2万5千人が参加しました。

企業や団体で参加しているところは、お揃いのTシャツを着ているので
わかります。
私は、SPCA(動物保護団体)のチャリティーとして走りました。
Round the Baysをネット上から申し込むと、チャリティーのリストが
あり、登録することができます。
その後は、Face bookから友人達に募金を募ります。


私は、Round the Baysに参加するのは3回目です。
今回は、孫が初めて参加するので、ばあちゃんである私はサポートで一緒に
走ってあげようと思い、参加しました。
やると決めたのが3週間前で、まともにトレーニングできたのは5回でした。
ふだん週3回はジムに行っているからなんとかなるかと思ったのですが、
炎天の中を走るのはつらかったです。

孫は、8歳にしては足が速いほうでした。
3kmだと1kmを6分くらいで走ります。
一回も8.5kmは走ったことがないので、最後までベースを保てるかなと
心配してました。
ところが、記録は49分でした。
パパの励ましで、パパと一緒にゴールすることができたのです。

私は、最初の2kmくらいは孫と婿の後ろを走っていたのですが、疲れて
脱落してしまいました。
ばあちゃんが後ろを走ってるから安心して走ってね、と孫と言っていた
のですが、見る見る間に二人は視界からいなくなってました。

私の結果は、1時間7分全体では19927人中7930位、私の年代
のグループでは256人中28位でした。
あんまり努力しなかった割には、まあまあ良い成績だと思ってました。

ところがその日の夜のニュースで、88歳のおじいさんが1時間13分で
完走し、80歳以上のグループで1位だった、とテレビのインタビューを
受けてました。辛くなっても絶対スピードを落としてはいけない、と
語ってました。
私と7分しか違わないのです。

そのニュースを見て、私ももうちょっと頑張るべきというか、やれるはずだ
と思いました。
孫は来年もやる気満々だし、私も事前にトレーニングして再度挑戦してみたい
です。

しかし、今週は本当に疲れました。
日曜のマラソンの疲れのまま月曜が始まり、毎日教室で教えてました。
又、こんな週に限って余分な開店祝いの花オーダーとかが入ってくるんです。
ジムも新しい今週から新しいプログラムが始まり、慣れないので余計疲れまし
た。

今回はちゃんと配信できるかなと心配したのですが、時差のおかげ(日本
より4時間早い)でなんとかなりました。
さあ、これからワインを空けて金曜に夜を楽しみます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その132 トンガリロクロッシング

2016-04-05 17:31:37 | 第131-140回
           132号

    トンガリロクロッシング

12-02-16



1月20日、友人達と4人でトンガリロクロッシングに行きました。
http://www.tongarirocrossing.org.nz/

トンガリロクロッシングは、ニュージーランドのトレッキングコースで
もっとも美しいと言われています。
今年は特に人気で、毎日平均2000人が登っているそうです。
19、5KMの変化に富んだコースを平均7時間、1日で歩けるのも魅力の
ひとつだと思います。


1月3日の、親しい友人との新年会から話は始まりました。
そのあたりに毎年スキーに行ってるS子さんが、
「トンガリロクロッシングやってみない?」
と提案すると、あっという間に話がまとまり、準備期間2週間で登山すること
になったのでした。
私は、おととしの屋久島縄文杉行きでトレッキングに目覚めて、ニュージー
ランド国内でも是非どこか行ってみたいと思っていたのでした。
その時に揃えたので、トレッキングシューズからバックパックまですべて
揃ってます。
友人夫婦は、スポーツ、ダンスが好きなカップルで、体力的には問題なさそう
です。
友人夫婦、S子さん、私の4人でトンガリロクロッシングを実行したのでした。


トンガリロクロッシングは、朝7時から出発します。
それで18日にトンガリロに到着、19日トンガリロクロッシング、その夜
はタウポに泊まり温泉にでも行って、20日にオークランドに戻るというのが
当初のプランでした。

ところが、出発の日、18日からストームが来ていてお天気が荒れ始めて
ました。
オークランドを出発して2時間ほどしてから、トンガリロ国立公園の事務所
に電話すると、19日は天候不良にため閉山するとのことです。
そうするとひょっとしたら今回は、トンガリロクロッシングできないかも、
ということがわかり、一気にモーチベーションが落ちてしまいました。

まあ、ホリデーを楽しめばいいやということで、Whakapapa Village
(ファカパパヴィレッジ)に到着しました。
宿を予約をギリギリに入れたこともあり、4日相部屋、バックパッカーズの
ようなホテルでした。

明日登山しないとなるとリラックスして、4人で宿のスパに入り、ゆっくり
食事を楽しみました。
友人はサラダと自家製パン、私はチックピーと野菜のカレーを持参していた
ので、白ワインをあけたらちょっとした食事になりました。

19日午前中は、予行練習も兼ねて、Taranaki Fallへ3時間の
トレッキングに行きました。
この周辺には、3時間くらいでできるお手軽なコースがいくつもあります。
この後、トンガリロシャトウでお茶しました。
重厚なインテリアなホテルで座ってるだけでもリッチな気分になります。
今度来る時は、泊まってみたいです。
http://www.chateau.co.nz/?gclid=CNr3louT8MoCFQsQvQodhogHNg


ピクニックランチをとった後、タウポへ向かいました。
今度は、湖に面した素敵なホテルでした。
チェックインしてから、ホテルのプール、ジャグジーに入りました。
タウポ湖を眺めながら、水に浸かるのは本当にいい気分、これだけでも
満足なホリデー気分でした。

日程の最後20日は嵐が去り、トンガリロクロッシングできることがわかり、
19日夜はお弁当を作ったりして準備にかかりました。
女友達同士でお互いのリュックを背負いっこしたりして、修学旅行のような
気分でした。
頂上付近は気温5度なので、着替えを1セット、水、食べ物も余分に
詰め込みます。


1月20日、いよいよトンガリロクロッシングの当日です。

朝5時
起きたらすぐ着替えて、ファカパパヴィレッジに向けて出発。
車の中で、前日に用意してあったヨーグルトかけのシリアルを食べました。
タウポ湖の湖岸を走り、1時間あまりでファカパパヴィレッジのホテルに到着。

朝7時
スタート地点行きのシャトルバスに乗り込みます。
ここから乗ったのは11人。
ドライバーが、トンガリロクロッシングの簡単な説明、全員の携帯電話の番号
を聞きました。
11人のうち、3時にゴールで会ったのは4人だけでした。

朝7時半 Start
出発点到着。
バスが数台、ぞくぞくとやってきます。

Mangatepopo

ここまでは、平地で通路は板張りなので歩きやすいです。
足の速い私が先頭に立ち、さっさか進みました。
険しいところは慎重にゆっくり登りたいので、簡単なところは急ぎました。

Soda Spring

盆地の底のようでなだらかでした。
このコースの最後にあるDevil’s Staircase(悪魔の階段)は、
きつかった。足がだるいし、息が切れました。
登っても登っても、まだ上がある気がしました。
ところどころ休憩できるところがあり、そこから景色見下ろすことが
できます。
しかし、こんなところも木材と砂利を持ってきて階段を作ってあるのには
関心しました。
きっとヘリコプターで運んだのだと思います。

South Creator

急な岩のごろごろした崖を登っていきます。
危ないところは、ロープが張ってありました。
手袋をして、岩を掴みながら登ります。

Red Creator

このあたりは、嵐の影響が残っていたせいで、立っていられなくらい
風が強かったです。霧も出て周りも見えにくかったです。
耳が冷たくで鼻水が止まりませんでした。
毛糸の帽子をかぶり、レインジャケットのフードをもかぶりました。
強風の中、砂利状の急な斜面を登って行きます。
歩ける幅は2mほどで、両端は崖になっているので、足を踏み外すと
クリエーターに落っこちそうで、緊張して登りました。

Emerald lakes

11時頃到着。
登り切ると、日が差し始めエメラルド湖が眼下に見えます。
風のあたらない岩陰で、ランチを食べました。
半分来たと思うと、また元気がでてきました。

Blue Lake

Blue Lakeまで岩と砂利の混じった崖を、降りて行きます。
実は、登りより下りのほうが難しい。
ここで足を捻挫する人も多いらしいです。
いつの間にか、先頭だった私は抜かされ、S子さんが一番先に下に降りてました。
彼女はスキーをやっているので、下りは慣れているのかもしれません。
このあたりからトンガリロ山の反対側の視界が開けてきます。
眼下にブルーレイク、その先にLake Rotoaira, ずっと向こうにタウポ湖
が見渡せます。
ここからKatetahiまでが、非常に長く感じました。
上り下りを繰り返し、もうこれ以上登りたくないと思っても、又々登りでうんざり
しました。

Katetahi

ここには、ちゃんとしたトイレ、小屋がありました。
Finishまで2時間の地点です。
ベンチに座って、スナックを食べ最後の休憩をしました。
3時、5時にFinish地点に迎えに来るシャトルバスに乗るためには、2時間前
にはここについていなければなりません。
午後1時、気分を新たにしてKatetahiを出発します。

もうちょっとでゴールという地点でオレンジの作業着を着た工事に人たちに
会いました。
前日の雨で、川が決壊したので補修工事をしているとのことです。
急遽、迂回路が作られていて、滑りやすいブッシュを通って行きました。
それを過ぎるとなだらかな道で、気分にも余裕がでてきてその辺を歩いている
人たちと雑談もできるようになってきました。

Finish
ゴール近くは、暑くなってきて半袖になりました。
2時半にゴールに到着すると、シャトルバスを待っている人が100人近く
いました。出発から7時間で到着しました。

登山中はもちろんですが、ここでも携帯電話は通じません。
シャトルの時間に間に合わない時は、いったいどうやって連絡取るのだろう
と思いました。


3時ちょうどにやってきたシャトルバスに乗り、車を停めておいたホテルまで
戻りました。
そこからオークランドまで帰ったので、非常に疲れました。
それでもトンガリロクロッシングを制覇したのがうれしくて、またどこかへ
トレッキングに行こうと、話が盛り上がってます。

これには後談があります。
ばあちゃんができたのなら、僕たちだってできると、2月7日に8歳の孫が
パパ(娘婿)と登ったのです。
8歳でもトンガリロクロッシングできるのです。
山の事故で亡くなる方もいるので山を甘く見てはいけないけど、よい天候の
日を選び、準備をちゃんとすれば健康な人なら登れると思いました。
登山者は、ニュージーランド人は半分もいなくて、ドイツ、フランス人など
外国人が多かったです。
皆さんも、ニュージーランド旅行で日程に余裕がある時は、是非トンガリロの
自然を堪能して下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その131 浴衣でお正月 15-01-16

2016-04-05 17:27:11 | 第131-140回
            131号

    浴衣でお正月

15-01-16

新年明けましておめでとうございます。

元旦は、娘宅でおせち料理を頂きました。
我が家は、お正月はちゃんと祝おうということで、重箱におせちをつめ
お雑煮、筑前煮などと頂きます。

大晦日にざるそばを食べていたら、娘から電話ががかかりました。
”ねえ、明日浴衣着ない?”
私は、一瞬ええー面倒くさい”、と思いましたが、”いいよ”と返事しました。
だって、娘、嫁、わたしの浴衣を用意するのは私で、二人を着付けるのも
私ですから。
おかげで、元旦の記念写真には私たち女性軍は浴衣、孫3人は甚平を着て
記念写真に収まりました。
お年賀メールの写真を送ったら、海外の友人からは、ニュージーランドの
お正月は夏なんだと再認識した、と言われました。

今年は、娘が御節料理にチャレンジしたいというので、わたしと二人で
作りました。
娘が作ったのは、だし巻き卵、栗きんとん、エビの甘煮、巻き寿司、お雑煮。
娘が、韓国のお惣菜やさんで、田つくりモドキの小魚の甘露煮を見つけてきて
それも盛り付けました。
私は、紅白ナマズ、筑前煮、黒豆、稲荷寿司、手羽先の中華煮を作りました。
オークランドには日本のスーパーがありだいたいのものは、手に入ります。
日本での値段を知ってると手が出ないくらい高いので、ふだんはあまり日本
のスーパーではお買い物しません。
御節料理用には、お餅、紅白のかまぼこ、稲荷寿司のおあげさんだけ
日本のスーパーで買いました。
れんこん、里芋は中国の冷凍で代用、お野菜はアジア系のスーパーへ行くと
大根、ほうれん草、さやエンドウ、ほし椎茸など手に入ります。
婿が暮れに友人からもらった月桂冠の子樽を開け、御節料理を堪能しました。
やっぱり和食には日本酒があいますよね。

ランチに御節を頂いた後は、家族のゲームをやりました。
男性軍は、8歳の孫のベイゴマ遊び。
今半は、ピクチャーゲームを全員でやりました。
8歳の孫がクリスマスプレゼントでもらったものを試したいというので、
そのゲームを知ってる嫁が説明してくれました。
8歳の孫に遊んでやってるつもりが、大人がけっこう本気になってました。


先週の土曜日は、いけばなの初稽古でした。
私は、息子たちとビーチに行って暮れにお正月花を活けそこなったので、松
を活けました。
松を壺にいれ、ビンクのあじさい、金銀の水引を真ん中に入れました。
これでやっとお正月をちゃんと迎えた気になりました。


その翌日の日曜は、初釜でした。
全員着物を着て、先生宅のお茶室に伺いました。
私は、とりあえず自分で着て行って、友人に着付けを直してもらいました。
お茶の先生に今年は、お点前と着付けをちゃんとやると宣言しましたので、
時間をつくってお稽古に通うつもりです。
先生は、こだわりにない方なので、表、裏のチームに分かれて何回かお茶
を立てました。
とてもいいかげんにしか表にお茶を学んでない私でも、お棚の柄杓の飾り方
が違うとわかって、そういうのを見るのも又楽しかったです。



ニュージーランドに住みながら1月は、日本より日本的に暮らしています。
ふだんはいいがげんにしていても、お正月という節目には日本人らしく
祝いたいと思います。
孫達にも日本の文化を伝えていきたいと思います。
世界のどこにいても、やはり日本人ですもの。


オークランドの普通の暮らしを、今年もお伝えしたいと思います。
旧年に引続き本年もよろしくお願い致します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする