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オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その115 冬の楽しみ 29-07-14

2014-08-04 16:12:38 | 第111-120回

..115.                          29-07-14

冬の楽しみ


ニュージーランドは今、冬の真っ只中です。
私の住むオークランドは、日中15,6度に上がる日もありけれど、朝晩は冷え
込みます。
目覚ましかわりのI Phoneを止めると同時に、その日の天気、温度を確認するの
が毎朝の習慣になってます。
今朝は3度で、数字見ただけで、もう少し暖かい布団に中にいたいと思うのは私
だけではないようです。

この時期は雨も多いし、どうしても家にとじこもりがちになります。
そのため、室内に楽しみを求めるせいか、冬はコンサート、映画に行く機会が多
いです。


今年は、6月29日にオペラLa Traviata(椿姫)に行きました。
あいにく音楽の友人達は都合がつかないということで、一人で行ってきました。
5月に日本から戻ってきてから多忙な日々が続いていたため、結構ぎりぎりまで
La Traviataチケットを買っていませんでした。
いざ買いに行くと、一等席しか残っていませんでした。
たまには自分へのご褒美としてまあいいか、ということで、買ってしまいました。

一等席だし、はりきっておしゃれして出かけたら、となりはジーパンの若者で
がっかりしました。ちょっときれい目のかっこうの人もいるけど、ニュージーラ
ンドはオペラ鑑賞はカジュアルです。
ロシアのお金持ちの友人が、ニュージーランド人のコンサート鑑賞の服装を嘆い
ていたのがわかる気がします。

La Traviata は、伝統的な衣装で久しぶりにまとまなオペラを見て満足でした。
最近のオペラは、時によっては、シンプルな今風な衣装だったりするので、それ
はそれでモダンな演出でいいとしても、たまにはちゃんとしたきらびやかな衣装
みたいな、と思います。


先週からスタジオジブリの映画を二つ見ました。
オークランドでは7月は、New Zealand International Film festivalをやっ
ていて、世界中の映画が見れます。
映画祭ということで、シネマで実際に公開された普通の映画から、町の同士で作
ったドキュメンタリーありと、規模内容もさまざまです。

http://www.nziff.co.nz/2014/auckland/


ここ数年、日本からスタジオジブリの作品が続けて来てます。
今年は、「夢と狂気の王国」と「かぐや姫の物語」を見ました。

「夢と狂気の王国」は、スタジオジブリの映画作りに関するドキュメンタリーで、
宮崎駿さんの映画に対する姿勢が描かれてました。
ジブリファンなら楽しめたかもしれないけど、結構重い内容でした。

二つ目は先週土曜日に息子夫婦と、「かぐや姫の物語」を見てきました。
草花の絵が美しく楽しめました。大人向きの映画としてあったのでですが、特に
問題はなさそうだったので6歳の孫を連れて行ってもよかったなと、あとで思い
ました。


そして今夜は、ニュージーランドの若手オペラシンガーの登竜門とも言える
Laxus Song Questのマスタークラスに行きます。
ファイナルは先週土曜日に終わっていて、ニュージーランド生まれのサモアンの
ソプラノ、Isabella Mooreが一位を取りました。
http://songquest.co.nz/

http://songquest.co.nz/masterclasses/


マスタークラスはSong Questの審査員による公開レッスンで、入場無料ですし、
これを逃す手はないと思います。
前回の時も、審査員が実際に歌って見本をみせるなど、とても興味深かったです。
生徒もレベルの高い人たちで、すぐに直せて、より高いパフォーマンスをできる
のには関心しました。
9年前から趣味で歌を習っているので、こういう公開レッスンは自分のためにも
なります。


8月3日は、いよいよ私たちの年に一度の歌の発表会です。
私は、日本の歌曲とイタリアのアリアを歌います。
歌う私たちもお客さんも楽しめればいいな、と思います。
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その114 車の塗装 27-06-14

2014-08-04 16:10:29 | 第111-120回
..114.


車の塗装


今回は、何を書こうかと過去のメルマガを見直してみました。
私がこの出たっきり邦人の参加して丸10年だったことに気付きました。
2004年6月が第一号でした。
あの頃は、一家4人の暮らしでした。
あれからいろいろあって、今は息子夫婦と私の家族3人で暮らしてます。

最近、日々の生活の中で、あまり深く思い悩まないようになりました。
今日一日仕事をこなせばいい、今週いっぱいやり抜けばよしとし、ずっと先のことは考え
ないことにしてます。


それでも、たまに煩わしいことは起きます。

今年は、2回続けての車の破損、修理をしています。
昨日は、月曜からバネルビーダーに頼んであった車の修理が終わり、我が愛車を引き取り
に行ってきました。
4日間、パネルビーダーの代車、古いホンダシビックを借りて乗ってました。
長年バンに乗っているので、普通の乗用車は、座席が低くて視界が悪い気がして、
運転するのが怖いのです。
それに代車は保険がかかっているけれど、事故を起こし、保険を使う場合はエクセス
$500かかります。
走るのも駐車するのも非常に気を使い、無駄に走り回らないようにして、慎重に行動しま
した。


まずは1回目の事故のこと。
3月3日に、私は、ボランティアである病院に行きました。
ボランティアを引き受けたものの、依頼を受けた日、実際その病院に行くのはちょっと嫌
だな、と思いました。
その病院は、2ヶ月前に夫が亡くなったところなのです。
ボランティアの内容は、私の車で送迎してあげるだけという簡単なものでした。
無事仕事が終わって帰ろうとした時、病院の駐車場の出口でチケットがうまく通らず、
ゲートが開きませんでした。
後ろからはどんどん帰る車が来るし、あわてて脇にバックで寄せました。
ところが左後方にある柱が見えなくて、ぶつけてしまいました。
後方のスカート部分に傷がいっただけですが、夫が僕はまだここにいるよ、と呼びかけた
ような気がしました。
私の過失ですし、自分の保険を使って、日本への旅行中に直しました。


2回目は7月7日のこと。
いけばなのおけいこの帰り、先生宅の駐車場にでると、Cさんが青い顔をして私を待ちう
けていました。
見るとCさんの車の右後方のバンパーが割れてます。私の車も左後方にへこみ、傷がいっ
ています。
先に帰ろうとしたCさんがバックで出ようとして、私の車にぶつかったのです。
そこは5月に前の事故のため直したところで、私は修理が完了してから2週間も乗ってい
ませんでした。
赤らかに後方不注意だったCさんの過失です。
双方、保険会社、住所など情報を交換して別れました。
私は帰宅途中、すぐに知り合いの修理工場に行き、修理の見積もりを出してもらいました。
見た目はそんなにひどくないけれど、3枚のパネルにわたって傷が入っているため、修理
代は$1600と言われました。

何度かやりとりをして、Cさんの保険で直すことになりました。
私の保険会社にも連絡して承認を得なければなりません。
わたしの保険会社のかけると、いつもどおり名前、生年月日から始まって、過去5年間の
スピード違反、駐禁の歴史など、正直に答えなければなりません。
今回は30分くらい電話にかかってしまいました。
一番面倒だったのは、Cさんの保険会社の名前を使えることでした。
相生日生ニュージーランド(Aioi Nissei Dowa New Zealand Insurance)
というのでした。
日本人なら3つの保険会社が合体したのだなと想像がつきます。
しかし、どれもキーウィーには、なじみのない単語ですし、あまりポピュラーな会社では
ないらしく、担当者はスペル アウトしてくれと言ってきました。
Aioi, a for apple
Ifor ice
O for orange
I for ice again
と私が全部のスペルを言ったのですが、ビンとこなかったのか2回も繰り返させられまし
た。


翌日、Cさんの保険会社と連絡がとれたようで、責任は相手方にあるので、保険会社提携
のパネルビーダーに見積もりに持っていくように言われました。
仕事の合間にやっと先週木曜に持っていけて、今週月曜日から修理に取り掛かったのです。



スーパーマーケットの駐車場で当て逃げされたり、車止めですったりと結構、車に傷がい
くのは日常茶飯事です。へこんだまま走っている車もよく見ます。

運転の支障のないちょっとした傷なら、気にせず乗りますが、でも自分の車だったら、
きれいに乗りたいですよね。

私の車は後ろだけびかびかになって帰ってきました。
もうこれ以上、同じところが傷つかないように、お札をはりたいくらいです。
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その113 日本から帰って 27-05-14

2014-08-04 16:00:44 | 第111-120回

..113. 27-05-14

日本から帰って

5月1日から21日まで、日本に帰ってました。
主なイベントは、5月3日の母の一周忌の法要でした。
日本滞在中、熊本の菊池温泉、阿蘇、神戸の有馬温泉、最後は屋久島クルーズと
楽しい時を過ごしました。


ところが帰ってきたら、雑用で忙しくてまともにパソコンの前に座る時間もなか
なか取れません。
今は、2時過ぎ孫を学校にお迎えに行くまでの時間を使って、このメルマガ書い
てます。
日本の旅の話は、またゆっくりしますね。


帰った翌日、息子夫婦の猫がブリスベンからやってきました。
空港到着後、エージェントが猫をピックアップし、私は空港近くのJetpets
Animal Transportの事務所に引き取りに行きました。
ケージ代、予防注射代すべて混みでオーストラリアドル$1800だそうです。
人間だったら、ビジネスクラスでブリスベンから2往復できる値段です。
オーストラリア、ニュージーランド間は、基本的な法律、予防注射の種類が一緒
なので、到着した日に家に連れて帰ることができます。
日本からだと検疫所で三ヶ月とめ置かれ、ストレスでその間に死んでしまう子も
いるのだとか。
ちなみにこの猫の引越し費用は、息子の会社が払ってくれるそうです。
息子がオークランドに移動するための引越し代、Relocation Feeの範囲内だっ
たらいいのだとか。
息子は会社の面接の時に”ペットの猫も、家族の一員ですから出して下さい“と
お願いしたのだそうです。

我が家の2匹の猫は新入りが気に入らないし、息子の猫も新しい環境で何見てみ
てもフーフー怒って緊張してます。
一発触発の冷戦状態です。
3匹がだんごになってお昼寝する日はくるのでしょうか?


嫁も先週金曜日にブリスベンからやってきました。
猫と一緒の飛行機でくればと私たちは思ったのですが、法律で同じ飛行機には乗
れないのだそうです。


息子夫婦は、二人とも会社はダウンタウンで、今はバスで通ってます。
6月末に引越し荷物と一緒に車がつくまで、我が家は私の車一台です。
お天気の悪い時に迎えに行ったりすると、ますます私の時間が削られていきます。
彼たちは家に帰るのが遅いので、晩御飯作るのは私だし、一気に仕事が増えまし
た。
その上、娘の方の孫をスイミングに連れていったりと、すぐに予定が埋まってし
まいます。
私自身の仕事もあるし、この先よっぽど時間のやりくりをうまくしないとだめで
すね。

今回はぐちっぽくなってごめんなさい。
でも、家族助け合って生活するのはいいことだと思います。
又、若い夫婦が共働きしながら子育てするには、ヘルプなしには成り立ちません
よね。


最近、海外からニュージーランドに戻ってくるキーウィも多いと聞いてます。
だいたい親の家にしばらく世話になるのが、普通のようです。
こちらの家は、ゲストルームの一個や二個はだいたいあるし、気軽の人を泊めや
すいせいもあると思います。
ましてや、Family Homeですから、子供の側も泊まって当然と思うのでしょうね。
私は、日本にはもう帰る家はないけど、子供達には、我が家がhomeとして帰っ
てくる所となりよかったと思います。

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その112 イースターホリデー 25-04-14

2014-08-04 15:57:28 | 第111-120回
..112.

イースターホリデー

ニュージーランド(たぶんオーストラリアも)は、4月18日(金)から21日
(月)まで4日間の連休、今週火水木3日行ったら、25日(金)アンザックデ
イで3連休とお休みが続いてます。
今週三日間休みを取れば、10連休となります。
このお休みを逃すと6月第1週のQueen’s Birthdayそのあとは、10月の
Labour weekendくらいしかパブリックホリデーがありません。
まだまだ昼の日差しは強いし、山や海を家族で楽しむ最後のチャンスかと思いま
した。


4月12日にブリスベンから息子が帰ってきました。
オークランドダウンタウンにあるエンジニア会社で、キャドマネージャーの仕事
が決まったのです。
息子がオーストラリアへ引越しした話は、2008年4月11日発信の
"若者はオーストラリアへ“を御覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/tamakiraro/c/813065cffb98727c84a9bd7cd36d7cb7

ブログを見直して、あれからちょうど6年たったんだな、と思いました。


今年1月に夫が亡くなった時、息子はオークランドの仕事もアプライしてみよう
かな、と言ってました。
嫁の仕事の兼ね合いもあるだろうし、私はあまり期待せず、帰ってきたければき
てもいいよ、というような調子でした。
ところが1社しか応募しなかったのに、話がうまく運び、一ヶ月くらいの間で決
まってしまいました。
夫が天国から導いてくれたのかもしれません。


この4ヶ月で、私は一人の我儘な暮らしに慣れてきたところでした。
ところが、息子が来てから生活のパターンが狂ってしまい、うれしい悲鳴をあげ
てます。
私一人の時は、サラダとパン中心の簡単な食事や、疲れて面倒な時は、チーズと
ワインでもよかったのです。
ところが、息子が一緒だとちゃんとした夕飯を作らなければなりません。
6月には、嫁もブリスベンからやってくるし、又家族の暮らしが始まります。


イースターの連休は、娘はAuckland Hospitalの on callだったので、
残りの家族で近場にでかけました。
初日は、娘の夫、孫、息子、私でマウンテンバイクの公園に行きました。
婿は最近、マウンテンバイクに凝っているようです。

オークランドの郊外、Woodhillにバイクパークがあります。
我が家からは、車で1時間くらいです。

Woodhill Mountain bike Park
http://www.bikeparks.co.nz/

Parkと言っても、松林の中に道やバイク用のトレイルを作っただけの簡単なもの
です。
自分の自転車、ヘルメットがあれば、大人$7子供$2で一日中遊べます。
私は1時間$30でバイクを借りました。
もうかれこれ20年くらい自転車に乗ってないので、まず最初はバランス取るの
に苦労しました。
毎週月曜はジムでスピンバイクのクラスをやってますが、ジムのバイクは安定し
て動かないし、本物を外で乗るのとはまったく違い、トレーニングは約にたたな
かったです。
根っこや松ぼっくりにひっかっかりこけそうになったり、もたもたしているうち
に、孫と息子を見失ってしまいました。
気がつくと、どこからか娘の犬のはなちゃんが来て、私について回ってました。
20分ほどすると、平地はなんとか走れるようになりました。
ジムで鍛えてるせいか登り坂はなんとかこなせたけれど、下りが怖くてたまりま
せん。スピードもあるけど、老眼のせいで地面との距離感がつかめないのが恐ろ
しいです。

ほぼ普通の山道と、上級者用のコースに分かれてました。
上級者用は、根っこがむきだしになっているかなり急な斜面を登ったり、駆け下
りたりします。
ちょっと間違えば、怪我をしそうです。
自然に中でのバイク乗りは、かなりの神経を使い、集中しなければなりません。

若い人たちのスポーツと思いきや、結構私くらいの中年の人達も多かったです。


婿は、冬になったら、みんなでスノボーで行こうと言ってます。
ばあちゃんも一緒の遊べれば、孫も子守もしてくれるし便利ですからね。
娘一家の息子夫婦も加わって、一家が集まる機会が増えそうです
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その111 フィジョアの季節

2014-08-04 15:53:22 | 第111-120回

..111.                      21-03-14

フィジョアの季節


今年は、Feijoa(フィジョア)の収穫が早いそうで、友人たちからすでにバケツいっぱい
くらいもらいました。
我が家にも2本Feijoaの木があります。
うちのはちょっと遅いようで、先週くらいから食べられるようになりました。
孫が生まれた年に植えて、丸6年たちました。
おととしくらいから実をつけるようになり、今年は豊作です。

フィジョアは、レモン、グレープフルーツにならんで、一般的な果物の木でどこの家にも
植わってます。
形はたまごのようで、外見はガヴァにも似てます。
外側のグリーンの部分は食べられなくて、中身を食べます。
味はうれたイチジクと洋ナシの混じったののようで、独特の香がします。
http://simple.wikipedia.org/wiki/Feijoa

常緑樹で、葉っぱも小判型で、葉の裏は白いです。
垣根として使われるフィジョアは実はなりません。
雌雄2本以上植えないと、実がつかない種類もあります。
我が家のは一本でも実をつけるアポロという種類です。

フィジョアは、ビタミンCを多く含み抗がん作用もあるそうです。
フィジョアだけでなくて、無農薬の旬の果物や野菜を食べるのは、体によさそうな気がし
ます。

食べごろになると、実の軸が触っただけてほろっと木から取れます。
地面に落ちたのを拾う人もいますが、あたって痛んできたり、鳥に食べられたりするので、
木からもぐほうがいいように思います。

家によっては、食べるのがおいつかないくらい取れるところもありますが、八百屋で買う
と以外と高くて1キロ6-10ドルくらいします。

私も孫もフィジョアが大好きで、食後に10個くらいはぺろりと食べてしまいます。
半分に切って、スプーンですくって食べるのが一般的です。
孫は、フィジョアを自分で切って食べたくて、2歳くらいからナイフの使い方を覚えまし
た。

切ってヨーグルトやサラダに入れてもおいしく食べられます。
レモンと一緒にジャムにしてもおいしいです。
ペクチンを多く含むので、すぐにできます。

友人は取れすぎたフィジョアを処理するために、チャツネをなべいっぱい作ってました。
たまねぎ、クミン、しょうがと、フィジョアを炊いてジャム状に作っておけば、重宝しま
す。
お肉やキッシュ、カレーなどにつけあわせるとおいしいです。

私は、フィジョアのワインもすきです。
ジン、ソーダで割ると、さわやかな飲み物になります。

我が家は、今年はアボガドもよくできて、小さい木ですが50個くらい実をつけてます。
かわったところでは、チェリモア(Sugar Apple)も5年目にして3個実をつけてます。
もうしばらくすると、秋の寒さとともに、アボガドやかんきつ類が色づいてきます。
8,9月は、庭のグレープフルーツでマーマレードを作るのが年中行事になってます。
今年の夏は庭でかぼちゃが勝手にはえてきて、この間煮つけたらけっこう甘かったです。

庭に果物の木があると、年じゅう楽しみが絶えない気がします。

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その110 コロマンデル旅行 21-02-14

2014-08-04 15:50:37 | 第101-110回
..110..                      21-02-14

コロマンデル旅行


1月7日に、夫の初七日を終えました。

私たち一家は、夫であり父であった主人の死をいたむ暇さえなく、友人やビルマ
協会の人たち、海外からの電話の対応におわれてました。
メール、電話で彼の死はあっという間に世界中に広まり、彼のそれまでのネット
ワーク、ビルマ人社会で成し遂げてきたことの大きさを知りました。
Will(遺言)にたった一行、ビルマ仏教で葬儀をしてほしい、書いてあったことが、
日本の四十九日にあたる一ヶ月目のまで4回も法要があるとは知りませんでした。
そのたび数人のビルマのお坊さんを招きお経をあげてもらい、100人近くの訪問
客にランチをふるまいました。
ビルマ協会の皆さんに助けて頂いたのですが、私たち一家はいささか疲れてまし
た。
夫を通じて触れることはあったものの、なじみの薄いビルマのしきたり、夫の知
人(大半は私は会ったこともない)へのあいさつ。
もっとも話したくない事なのに、どのように夫が亡くなったかの説明を、何十回
も機械的に繰り返すことなど。



初七日の法要をお寺で終えると、娘一家はネイピアにホリデーにでかけました。
息子達夫婦も3日後にブリスベンに戻って行きました。
お葬式以来多くの人が出入りしていたけれど、息子達も帰って、夫もいなくて、
一人この家に取り残されるのも、どうかなと感じ始めてました。
それと何よりも自分自身の時間がほしくて、旅にでかけることにしました。


本来なら夫と正月明けにでかける予定であった、コロマンデルへ一人で行ってき
ました。
4日間ちょっとおしゃれなB&Bに泊り、きままにでかけり、友人と会ったりしま
した。
日帰りでどっか行って、夕方からB&Bのスパに入り、早めに夕食を食べに行き、
夜はゆったりしました。


私が滞在したのは、Whitiangaという小さな町。
普段人口3000人のところが、夏の間3万5000人ほどにふくれあがるということ
です。B&Bのまわりは、ほとんどが別荘のようでした。
http://www.whitianga.co.nz/


私はいかアレルギーで、いかは食べないのですがSquidというレストランに何回
か行きました。
ローカルの生牡蠣、マッスル、お魚がおいしかったです。
http://www.squids.co.nz/

Squidでたまたまたのんだ地ビールがおいしくて、お土産に1ダース買って帰っ
たほどです。
コロマンデルの地ビール
http://coromandelbrewingcompany.co.nz/11-general-site/9-home-page.html

二日目には、ガラス底のボートのツアーに行きました。
海底にタイが回遊する様子や、うにがごろごろいるところが見れて楽しかったで
す。映画ナルニア物語の舞台になったCathedral Cove や、キャプテンクックが
上陸したCooks Bayなどを回りました。これらのところは、陸路で行こうとする
と、メインの道からかなりかかります。
http://www.glassbottomboatwhitianga.co.nz/index_glassbottomboat.html


3日目は、1時間ほどドライブしてCoromandel Townにでかけました。

暇つぶしに私設の鉄道に乗ったのですが、けっこう人気らしく満員でした。
http://www.drivingcreekrailway.co.nz/
出発駅に陶器のお店があり、私と夫用にお魚模様のコーヒーマグを買いました。
これまで愛用していたのは、夫が事故にあった日の朝、庭でコーヒーを飲んでい
て、しばらく置きっぱなしになってました。
そのサンタのついたマグは、あの時以来、見るのもつらくて捨ててしまいました。
人は、思い出の品を大事にとか言うけど、私は夫の思い出のついたものはそばに置くのが
いやで、けっこうたくさんのものを捨てました。
今は毎朝、コロマンデルのポッターの作ったお魚のマグで、夫にコーヒーを供え
てます。


最後の日は、Mercury Bayのワイナリーによりました。
レストランで注文した、ここのシャルドネがおいしかったのです。
http://www.mercurybayestate.co.nz/
ここのテイスティングは、2から5種類のワインをグラスで注文するという形で、
たっぷり飲めてしまいます。
ここから3時間くねくねの山道を越えてオークランドまで、自分ひとりで運転することを考え
ると5週類は、到底無理です。
そこで、赤ワインを2種類頼んで、テラスに座り、遠くにCooks Bayを眺めます。
朝11時にいただくワインは最高でした。

3時すき我が家に着くと、コロマンデルのOyster 工場で注文しておいた生牡蠣3ダースとマ
ッスル1キロがすでに届いてました。

http://www.lonelyplanet.com/new-zealand/coromandel-region/coromandel-town/restaurants/seafood/coromandel-oyster-company

急遽、娘一家をよんで、振舞いました。
マッスルでパエレアも作りました。


2月から私の普通の暮らしにもどりつつあります。
クリスマス以来、今年初めて会う友人達は、たくさんハグしてくれました。
何も聞かないけど、暖かいハグ、ああ私は一人ではなかったと、涙がでそうになります。
仕事があり、ジム、歌やお花の仲間がいること、今はすべてが私のささえになってます。

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