オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その192 ついにデルタ株がやってきた 20−08−21

2021-08-26 09:01:06 | 第191−200回
192号 
20−08−21
           
             ついにデルタ株がやってきた


ついにデルタ株の民間クラスターが発生して、8月18日よりニュージーランド
全国レベル4のロックダウンとなりました。
オークランドとコロマンデルは7日間、その他のニュージーランドは3日間の
ロックダウン中です。
オークランドがレベル4だったのは、去年3月26日から4月27日までの33日
間のみでした。
レベル4からレベル3へ移行、何度かちょっとしたレベルの変化はあったものの、
概ね安全で8月17日まで159日間、ニュージーランド国内でのコロナ感染は
ありませんでした。

ニュージーランドのコロナのアラートレベルに関しては、去年177回、178
回のメルマガに書いていますので、興味のある方はご覧下さい。


お隣オーストラリアのデルタ株のコロナの増加を見ていて、ニュージーランド
でも同じことが起こるのは時間の問題だと思っていました。
なぜならオーストラリアからの入国者を受け入れているからです。
現に入国者が5月くらいから2週間のホテル隔離中、デルタ株を発症していると
から聞いていました。

発端は、今週火曜日にオークランドDevonportの男性からデルタ株が見つかっ
たことです。
まだ点と点は繋がっていないのですが、8月7日にオーストラリア、シドニー
からの入国者からデルタ株のコロナ感染が確認され、今回の男性とGenome type
(ゲノム)が一致したということです。
Devonportの男性の同僚が発症し、その男性のフラットメート(同じ下宿人)
また下宿人の友達からも感染が見つかりました。
そこから市内の3つの高校、3つの病院に患者からも見つかりました。
火曜日は1名だったのが、今朝には22名まで増えています。
今回は20代の若者の感染、また彼らの行動範囲がオークランド市内広域に
広がっていて、その場所に同じ時間いた人に注意が促されています。


今日は、ニュージーランド全土のロックダウンの最終日です。
来週火曜日は、オークランド、コロマンデルは7日目で、今後のことが発表される
予定です。
この不気味なくらい急激な広がりを見ていると、大半の人がロックダウンは
延長されるだろうと思ってます。


私は、又例によって水曜日から孫の面倒を見ています。
息子夫婦が在宅で働いているので、孫たちが毎日お弁当持ってうちにきます。
去年のロックダウンはかなりこたえたので、今回は1日も早く終わってくれることを
祈ってます。
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その191 コロナワクチン接種 16−07−21

2021-08-14 04:15:24 | 第191−200回
191号 16−07−21

               コロナワクチン接種


私は、やっと先週の金曜日にコロナのワクチンの第一回目の接種をしました。
本当は5月から受けられたのですが、ずっと予定が入っていて、副作用で
具合が悪くなったりしたら大変なので延ばしてました。
私は、二日くらい注射を打った右腕が痛くて、ずっと軽い頭痛がしてました。
人によってどうもないという人や、3日間発熱して寝込んだという人もいて

副作用は個人差があるようです。
2回目は7月30日で、この週末は大事をとって予定を入れないようにします。

ニュージーランドのコロナワクチンスケジュールは4つのグループに別れて
います。
ワクチンの種類は、現在のところファイザーのみです。

Group 1  2月22日からスタート
空港等国境の勤務者、MIQ(隔離施設)の勤務者とその家族

Group 2
病院関係などリスクの高い職業の人と家族

Group 3 5月1日から
65歳以上
私は、このグループです。

Group 4 7月28日から
65歳以下、16歳以上 その他ニュージーランドの居住者全員

今年中には、ニュージーランド全土で接種が完了する予定です。
現在のところ国民の25%が2回の接種を終えています。
Group 4の人口が一番多いので、大半の人の接種はこれからです。
接種率は地方により格差があり、接種の遅れているManukau市で
7月30日、31日、8月1日で15000人の集団接種が予定されてます。


ニュージーランドは国内での感染が過去四ヶ月間なく、ほぼ安全なのですが、
対岸の火事、オーストラリアのデルタ種のクラスターを見てワクチンを受ける
人が今月は急激に増えてます。
ニュージーランドとオーストラリアは、4月19日にCross Tasman bubble
として、両国2週間の出入国時のホテルでの隔離なしに行き来できるように
なりました。
しかしながら、メルボルンのクラスター、現在はシドニーのクラスター増加
のためのロックダウンなどなかなかうまくいってません。

シドニーからの夫婦がニュージーランドの首都ウェリングトンの観光に来て
帰国してからデルタ種を発症したことを受けて、6月23日から1週間、
ウェリングトンはアラートレベル2に上がりました。
レベル2は100人以上に集会禁止で、コンサートやラクビーの試合ができま
せん。
その夫婦が訪れたTe Papa博物館はすぐに閉まり、レストラン、ホテルは営業
停止、従業員は全員PCR検査を受けました。
結果としてウェリングトンで感染者はひとりも出なかったのですが、ニュージー
ランド政府は、潔癖というか一人のケースも許さない体制を取ってます。


ニュージーランドは、先週末からターム2の終わりの2週間のお休み中です。
息子家族は先週土曜日からMt Huttにスノボーに出かけました。
私の生徒も2人、クイーンズタウンにホリデーに行ってます。
通常ならこの時期、海外でホリデーを過ごす人が多いのですが、今年はまだ
それも叶わず、南島が人気です。
オーストラリアに2、3時間のフライトで行けるのですが、行ったものの
シドニーのロックダウンで戻って来れないニュージーランド人が困ってます。
グリーンフライトとしてニュージーランド政府が特別の救済便をシドニーから
飛ばすそうです。
その便は、ニュージーランドとオーストラリアのバスポート保持者しか乗せて
もらえないので、永住者はうかうか外国に出れません。

コロナ発生から1年半、世界ではまだまだ厳しい状況が続いていま
す。
来年の今頃には収まっていることを祈ってます。
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