オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その152 コロマンデル旅行 12−01−18

2018-02-09 08:33:55 | 第151−160回
152号                        12−ー1−18

         コロマンデル旅行


皆様 新年明けましておめでとうございます。

我が家は、元旦に恒例の御節ランチを16人で賑やかに行いました。
10歳から1歳までの孫4人もかまぼこ、黒豆など気に入りよく食べてました。
私を含めて女性5人は浴衣、着物を着ました。
一家揃って、着物を着るとお正月の気分になりますね。


2日に主人の命日という名の別の新年会を済ませ、3日からコロマンデルに
ホリデーに行きました。

気のあった女友達3人で出かけました。
3日の朝、Milanda Hot Springsを目指しました。

http://www.mirandahotsprings.co.nz/

途中小雨は降っていたものの、だいたいは晴れでまずまずの天候でした。
予報では、その週末大嵐と言ってました。
小一時間でMilandaに到着しました。

ここは、ミネラルを含んだ温泉です。
水着を着て入るし、プールに近いと思います。
別料金を出せば、木桶のある個室でお風呂に入ることができます。
ニュージーランド北島には、ロトルアなど多くの温泉があります。

私達は、持参したランチを食べて、ゆっくり温泉に浸かりました。
41mのブールはややぬるめですが、ジャグジーのある小さなプールは38C
と、私達日本人にはちょうどよい温度です。
それで心も体もほぐれて、すっかりホリデー気分になりました。


旧道からThamesの町に入りました。
Milandaからは、わずか20分です。
私達は、ここで3泊しました。

https://www.newzealand.com/in/thames/

Thamesの町は、 Coromandel半島の南西の付け根にあります。
オークランドから来ると、大きな橋を渡り、左に曲がるとすぐです。
Thamesの町は、1860年頃に始まったゴールドラッシュで生まれました。
今でも、その当時建築されたホテルが4軒残っています。
そのうちにひとつに、私達は泊まりました。
一階はバブとレストランで、2階がホテルになってます。
ホテルには、その当時に鉱夫や商売で訪れた人が泊まってであろう、小さな部屋
がいくつかならんでいます。
カウボーイ映画にでも出てきそうです。

Thamesの町で驚いたのはサイレンです。
私は、一瞬、津波が来たのかと思いました。
後でわかったのは、ボランティアの消防団員を呼ぶために鳴らすそうです。
夜中の12時と2時に鳴った日があり、睡眠不足になりました。


その夜は、近くのタイ料理のレストランに行きました。
私達は、6時頃行ったので予約なしでも食事ができました。
食べ終わる頃には、何組かが待っていました。
小さな町であんまりチョイスがないのと、ホリデーシーズンで観光客が多い
せいでしょう。
前菜、メインのチキンカレー、エビとカシューナッツの炒め物は、まずまず
満足のいく味でした。


翌日は、8時半に出発してCoromandel Townに向かいました。

https://www.thecoromandel.com/towns/coromandel-town/

朝から雨で、海岸沿いでカープの多いドライブで、私は気を使います。

友人のリクエストでまずWater worksに行きました。

https://thewaterworks.co.nz/

まずコーヒーを頂きました。
どうやら私達が一番乗りのようです。
雨がしとしと降っていて、傘をさして回りました。
水をテーマにした遊具や仕掛けがありました。
Coromandelの歴史、物理についての掲示板があり教育的です。
小、中学生くらいの子供と来ればいいかなと思いました。

ちょうどお昼時になったので、Coromandel Oyster Companyで生牡蠣と
ポテトチップスでランチにしました。
持参のお醤油とレモンをかけて頂きました。
ここは牡蠣工場で剥き立てなので、新鮮でおいしかったです。
ピクニックベンチに座り、遠くの海岸線の鳥を眺めながら食べました。
ちょっと太めのチップスが、雨で冷えているせいもあり、ほくほくして甘み
を感じました。

http://freshoysters.co.nz/


このあたりで雨が本降りになったので、Visitor Centreに行き、午後に
行けるところを探しました。

Driving Creek Railwayに2時から乗れそうということで、また移動
です。
http://www.drivingcreekrailway.co.nz/

ここは、個人の陶芸家が作った鉄道で、ニュージーランドらしいシダやカウリ
を見ることができ、お天気がよければ海が見えます。

友人一人はレインジャケットを持っていなかったので、車からピクニックラグ
を持ってきて、体をカバーしました。
鉄道は屋根はあるけれど、横から雨が打ち込んできて、おしりまで濡れました。
まるで修行のような鉄道乗車でした。
運転手は雨の中、線路を切り替えたり、行き止まりで反対方向に進むため、
先頭から後ろに移動したりと、濡れながらの勤務、大変ご苦労でした。
ますます雨風が激しくなってきたので、またくねくね道を通って帰りました。

その夜は、別のホテルのパブで食事しました。
タパスをとったら結構な量で、またチップスを食べました。
タップビールで黒ビールギネスが、しっかり苦くて雨に日にあいました。


3日目は、きのう通ったCoromandel Townへの道は崖ぐずれへ閉鎖、
Thamesを出る橋もしまっているということで、町から出て行けませんでした。
町自体はあまり観光していなかったので、School of Minesの博物館に
行きました。

http://www.heritage.org.nz/places/places-to-visit
/coromandel/thames-school-of-mines


まだ開いたばかりで、館員のおばさんが床にあるものを高いところに上げた
りと慌てふためいてます。
聞くと、嵐とking Tide(大満潮)が重なって警戒予報がでているそうです。
2010年には30cmくらい水に浸かったそうです。
一応片付くと、おばさんは懐中電灯で鉱石を照らしながら、ていねいに説明
してくれました。
時々、ドアから海を見て、ほらあんなに水が増えていると、不安そうでした。

私達は、博物館のギフトショップでパワーストーンを買ったりと時間を
潰しました。

ランチは、Melbourne Cafeで頂きました。
ここは最近できたようで、オークランド並みのレベルでした。
ランチしかやっていないのが残念でした。

午後からは、アンティックショップを数件廻り、リサイクルショップで洋服
をショッピングしました。
とっかえひっかえ試着して友達に感想を聞いたりと、女友達とのこういう
時間は楽しいです。
嵐でお客が少ないこともあり、お店のオーナーとゆっくりおしゃべりして、
町のローカルな話題を聞けました。

例のサイレンが何度も鳴り、パトカーや消防自動車が走り回ってました。

国道のはさんで海側にあるショッピングセンターは、満潮時に浸水して、
閉まっているそうです。


最後の日は、やっと晴れました。
オークランドに戻る途中のNgateaでブルーベリーピッキングをしました。
旅のお土産にと頑張ってたくさん取りました。

http://www.blueberry.co.nz/


オークランドに戻ってニュースを見ると、コロマンデルは大変な被害だった
ようです。
オークランドでも、一時ハーバーブリッジも閉鎖して、ひどい天気だった
ようです。
お天気はいまいちでしたが、それなりに楽しんだコロマンデル旅行でした。
帰ってきてからは、毎日かんかん照りの快晴が続いています。
もう一度、ホリデーに行きたい気分です。

Tamaki
Auckland

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