オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その196 オレンジ信号のお正月 07−01−22

2022-01-12 11:27:06 | 第191−200回
196号 07−01−22

             オレンジ信号のお正月


皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年も昨年に引き続き、メールマガジン、出たっきり邦人、北米オセアニア
をよろしくお願い致します。


Covid 19(コロナ)も足掛け3年となりました。
新年に当たって、現在のニュージーランドの状況をお知らせします。
2020年最初からの患者総数14467人、死亡者51人です。
オミクロンは、12月26日に英国からの訪問者が市中感染第1号となり、
現在は合計3名です。広まるのは時間の問題と言われてますが、今の
ところそれ以外は確認されてません。

ワクチンは、ニュージーランドでは92、3%が2回接種済みです。
諸外国でのオミクロンを広がりを受けて、現在では2回目のワクチン
接種から四ヶ月で3回目を打つことができます。

昨年の12月30日から、ノースランド以外のニュージーランドは信号
システムのオレンジになりました。
ノースランドは90%に達していないため赤信号のままです。

オレンジでは、ワクチンパスがあれば集会、レストランの人数の制限はありま
せん。
ただしソーシャルデスタンスは1mは保たなければならないので、そういう
意味での制限はあります。
ワクチンを打っていない人を含む集会は、25人から50人に引き上げられ
ました。
ジム、プール、レストラン、どこへ言ってもワクチンパスの提示を求められる
ので、ワクチン打ってない人は行動が制限され、生きにくい世の中になってます。

オレンジになって気分が緩んでいるのか、今朝の散歩中にマスクをしている人
はほとんど見かけませんでした。

12月にこれまでのアラートレベルから自由度の高い信号システムに移行する時に、
コロナの罹患者が増えるのではないかと懸念されました。
しかし、ほとんどの国民がワクチン接種済みのせいか、だんだん減ってきて、
昨日の新規陽性者は17名でした。
ただ、まだ安心し切れない、旅行中に再びロックダウンになったら、家に帰れ
なくなると思っている人も多く、みんなまだまだ慎重です。


ニュージーランドと外国との国境はまだ開いていません。
現在入国できるのは、ニュージーランド市民、永住者、イベント等で特別に許可
を得た人のみです。
入国後、政府指定のMIQ( managed Isolation Quarantine Room)で7日間、
自宅でさらに3日間隔離しなければなりません。
先日、3、4月分のMIQ1250人分発表となりました。クジ式で希望者の1割
くらいしかもらえなかったという事です。

実は、1月17日からニュージーランドとオーストラリア間は、MIQなしで行き来
できる、空港に着いたらすぐ家に帰れるはずでした。
ところが、オーストラリアのオミクロンの急激な増加を懸念して、ニュージーランド
政府は少なくとも2月末まではこの行き来自由は再開しないと発表しました。
4月からは、その他の外国人も自由にニュージーランドに入ってこれるはずでしたが、
これも延期されると思います。
もう長い間、ニュージーランドに帰りたいのに帰って来れないニュージーランド人
が海外に数万人いると言われています。

私は、12月赤信号になってから友人とのキャッチアップを楽しんでます。
クリスマスは、息子達の新居で、お正月は我が家で家族、友人を含め14人でお祝い
しました。
元旦、2日、3日毎日宴会でした。
4日は初釜でした。立礼式でしたが四ヶ月振りにお茶を立てました。
人を会うのも一通り終わったので、この週末はゆっくり過ごそうと思ってます。

今年こそはコロナが終息し、世界を自由に旅行できる日が来るのを祈ってます。
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その195 ロックダウンから信号システムへ 03−12−21

2022-01-07 06:38:42 | 第191−200回
195号 03−12−21

            ロックダウンから信号システムへ


オークランドは、本日12月3日に103日間の長いロックダウンを終了し、
信号システムの赤に以降します。

https://covid19.govt.nz/traffic-lights/covid-19-protection-framework/


ニュージーランド政府は、ニュージーランド全土のコロナワクチン2回の接種率
が86%を超え、これからは感染のリスクが回避できるだろうということで、
信号システムを12月3日から開始します。
オークランドとノースランド、北島の中心部の観光地タウポ、ロトルア、ロアぺフ等
の周辺地域は”赤”で、その他の南島を含む地域は、”オレンジ”に移行します。
一番安全度と自由な”緑”への移行の地域は、今回はありません。
2020年4月の最初のロックダウン以来使われてアラートレベルは、信号システム
に変わります。
信号の色は12月13日に見直され、クリスマス休暇中は変わらず、来年の1月17日
に又検討されます。
それからは2週間おきに信号の色が見直されます。


”赤”信号で変わったこと

やっと自分の家族だけのバブルから出て、室内でも友人と会うことができるよう
になります。
これまでは25名までなら、バブル以外の人とも室外で集まっていいことになっ
ていました。
それで、ピクニックや野外のデッキで友人と食事したりしてました。
お天気の時はいいのですが、雨が降ったり、夜寒くなったら、外は辛いです。

私は、ジムのグループフィットネスで、朝野外のクラスをやってます。
スピンバイクとウェイトトレーニングで、ズームのクラスよりずっと楽しいです。
クラスの前後ちょっとの時間でも、友人と話せるのは嬉しいです。
12月3日から室内のこれらのクラスは室内に移動できるのですが、外の方が安全だ
という皆の意見で、クリスマスまではこれまで通り屋外を続行することになりました。
まだまだみんな用心深いです。


今回の大きな変化はワクチンパスポートの導入です。
レストラン、ジム、図書館などの公共期間に入る時は、ワクチンパスポートの提示が
求められます。
今朝ジムに行って、初めてワクチンパスポートを受付でスキャンしました。
自分のワクチンパスポートをスキャナーの下でかざすと、ピッといって認証されます。
スーパーマーケットのレジみたいです。
実は、私は今朝、携帯電話のどこにワクチンパスをダウンロードしたか忘れていて、
印刷したものをスキャンしました。
お財布の中に入れておいて良かったです。
すでに3億人がワクチンパスポートをダウンロードしたそうです。

ワクチンを打ってない友人はレストランに入れないので、一緒に行くこともできず
心が痛みます。
これからのシーズン、クリスマスまでホームパーティーなども多く、身内でも
ワクチン打ってない人は呼びたくないという雰囲気で、嫌な感じです。
実際にはワクチンパスポート有りで100人まで、なしで25名まで集まることが
できるのですが。


そして、12月15日から1月17日まで、条件付きでオークランドの出入り
ができるようになります。
やっとオークランドから出て行けます。
ただし、信号システムで規制が緩くなると、クリスマス休暇中の人で移動で
又感染者が増える事を警戒して、オークランド出入りの際にはボーダーで
ワクチンパスポートの提示か、72時間以内の陰性証明が必要です。
1月18日からはこれらが必要でなくなり、オークランドに自由に出入りで
きるようになる、と言われています。
私はこのサマーホリデー中に、コロマンデルの友人のバッチ(別荘)に
行きたかったのですが、オーナーの友人夫婦がアンチワクチン派なので
オークランドから出て行けず、私も行けなくなりました。
娘一家は、南島に飛行機で行き、キャンパーバンで10日間旅行するそうです。
私は、Air NZのクレジットが溜まっているのですが、今はまだ出かける気に
はなりません。
2月と8月クライストチャーチに行くつもりが直前にロックダウンになり、
2回もフライトがキャンセルになり、クレジットが戻って来てます。
2回もキャンセルされると、ちょっと次の旅行を計画する気が失せてしまいます。
8月17日からのデルタ株のよるロックダウンは、夕方6時に政府発表があり12時
から執行、わずか5時間の猶予しかありませんでした。
この国は、やることが素早いです。

政府は、ほとんどの国民がワクチンを打っているので、これからはロックダウン
はしないとは言ってますが、これまで2年間で疑い深くなっているので、
そう簡単にはコロナ前のように行動できません。

この休み中は、多分、友人とレストランに行ったり、日帰りでビーチとかに出かける
つもりです。
すでにこの日曜日は友人達とレストランでランチ、来週土曜日はうちに友人を呼んで
夕食を予定してます。
夏の間は庭の野菜の成長と、わんぱく盛りの子猫達と過ごす時間を楽しみたいと
思います。

皆様も良いホリデーシーズンをお迎え下さい。
来年こそいい年になりますように。
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