フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

二日酔い

2012-07-31 22:12:07 | Weblog
二日酔いでした。あんまり暑かったのでちょっと飲みに出かけたんですけどベルギーのビールが目に留まりましてぐっと飲み干すと「おいしい」ロンドン五輪だからイギリスのビールも置いていますって言うからアイリッシュパブなのにイギリスかオリンピックは平和の祭典なんだとイギリスのビールを頼む。こっちが軽いヤツでこっちが重いタイプというから両方飲む。やっぱりアイリッシュも飲んでやらないととキルケニーを頼む。暑かったせいかあんまり酔わない。これがいけなかった。二軒目で腹ごしらえしキリンの生を3杯そして次の会員制のバーでカウンターに坐るとマッカラン 山崎 白州が目に入るジャックダニエルの水割りで始まってマッカランのロックを3杯それでも酔った感じはあんまりなかったけど酔っていたんだね。「ラーメン食べて帰ろう」というのをお断りして歩いて帰ってきた そしてら犬がこの前張り直したばかりの網戸をまた破っていて「もう、知るか」とばかりその部屋に座り込むとそのまま寝ていた。朝まで。起きたら気分悪いの。あんまり酷くはないのだけど二日酔い。朝飯が食えなかったよ。バカだねオレ。ビールは2杯までと決めていたのにロンドン五輪で舞い上がったかな?
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アレッポ

2012-07-30 07:45:54 | Weblog
シリアのアレッポで戦闘状態というニュースを聞いて驚いた。アレッポの素朴なオリーブ石鹸を常用してたから。パンフレットのようなのどかな田舎町というか村のように思っていたから。テレビで見る映像では巨大都市じゃないか。イメージ狂うな。でも世界に疎い日本人が思うことなんて大差ないんだろうな。世界の現状なんて何にも知らないんだから。まるで日本柔道みたいだね。女子柔道の52キロ級で優勝した北朝鮮のアングエムの決勝戦には感動した。何かその人の人生が垣間見えたような気がして。日本は恵まれすぎているんだよな結局。日本の選手からはその人の人生なんて垣間見えないもの。練習がどうのとかコーチがどうのとかは良く聞くけどその人の生きザマみたいなものは伝わってこない。武士とかサムライとか彼らは好んで使うけどサムライって生きザマそのものを示すってことでしょう。それが今の選手に感じられないんだよな。特に柔道には。それでも誰かのように敗者を鞭打つようなことはしないけど世界の選手を見て自分達が足りないものを感じて欲しいな。
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油蝉

2012-07-29 08:45:29 | Weblog
犬の水を換えていたら小枝の先で油蝉が殻をやぶってでてきて羽を伸ばしているところを見つけた。まだ弱弱しくて色も薄いけれど九州のクマゼミに混じって四国の油蝉が鳴く季節か夏本番だなと感じた。このところクマゼミにおされて影が薄くなってたが健在で何よりと近くの木に移してやった。

季節は、天候や木々の変化だけで感じるものではないから油蝉に親しんできたものにとっては油蝉を見て季節を感じるんだ。子供の頃の蝉取りって今から思うと「必要な無駄な時間」だったような気がする。見上げた太陽、木漏れ日、蝉の声、草の匂い、麦藁帽子のちくっとした痛さかたさ、斜め掛けした虫篭、白い網、息を殺した瞬間、蝉の感触、無駄なものは何にもない。と僕は思っているんだが今の時代では無駄なことらしい。それでも必要な無駄と言ってたら昔は必要な無駄が沢山あった。とラジオで言っていた。そうだよな無駄がないと遊びがないとやってられないよね。そしたら3・11以降みんなが無駄の大切さに気付いたんだって。気付かないのは政府と政治家、官僚だと誰かが言ってた。さっきの蝉はあれから2時間たった今、庭の木の上でうるさく鳴いている。
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ロンドンオリンピック開催

2012-07-28 08:16:06 | Weblog
オリンピックの入場行進を見てると世界っていろんな国があるんだねと思う。アルファベット順に入場してくるんだけどZまで国があるんだ。最後はZimbaweだった。坂本龍馬がこの様を見たらなんと言うだろうと思いながら見ていた。「赤鬼、黒鬼、白鬼と見えるけんどこりゃ人間かよ。世界はこじゃんと広いがやネヤ。これがたまるかよ。世界を相手にする言うたらこのことかよ。たまらんちや。何でもかんでも売って売って売りまくっちゃろ
メイクフレンドぜよ。けんど国の決まりがはっきりせんとつきあえんぜよ。イヤめっちゅう。はようどうにかせんといかんがやねや。泥鰌は鳥に喰われるぜよ。けんどこればぁおるがかよ世界には・・・・・・」なんて言うのだろうか。入場セレモニーを見る限りでは「オリンピックは参加することに意義がある」と思うね。
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暮らし変更

2012-07-27 08:25:56 | Weblog
去年の3・11以降日本人の生き方が変わったという。変わってないのは原子力村の人たちと関連会社の人々。いまだに経済発展の幻想を抱いている人。みんな節電節水と節度ある暮らしに帰ろうとしている。その変化を感じる人と感じない人に二分化していくのかな。

     「その昔なんにもない処で」
 
   夏の高原で見かけた花 名前は知らなかったけど
   でも きっと 名の在る花だろうと思っていた
   あれから何回の夏が過ぎて行ったことだろう
   あの花は群生して とうとう 新聞の一面を
   飾ってしまった   

   「ハイカイソウ」って名前もはじめて知った
   四国最大と言われる群生が夏景色を彩ると記事があった
   「ハイカイソウ」かと呟いて あの日 5~6本見た
   黄色い花を想い出していた 
   「ここで生きぬく」ふとこの言葉がある種の力強さを
   もって頭に浮かんだ
   「その昔なんにもない処で・・・」という語りを
   同じように思い浮かべていた


 
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高校野球県大会

2012-07-26 07:46:45 | Weblog
夏の甲子園出場を賭けて戦った「高校野球県大会」が終わりました。決勝戦で高知高校に延長10回サヨナラ勝ちした明徳義塾高校が優勝し甲子園の切符を手に入れました。


試合が終わった瞬間の歓喜渦が好きだ。試合以上にエネルギーが爆発するから。負けたほうは悔しいけど悔しさも嬉しさも混ぜこぜにして一つの力の渦の中に飲み込まれていく「お互いによくやったじゃないか」これしかないだろう。お互いって決勝戦だけの相手ではなく1回戦からの相手と言う意味じゃないかな。県の名もない学校からシード校までが全力を出し切っての戦い、甲子園より面白いものがある。ここでは監督の采配がどうのとかこの投手がどうのとかの言い草はなくただ力と力のぶつかり合いがあるだけ。洗練されてない不器用な戦いがあるから。同じ高校生だからちょっとしたことで試合が動く。実力差なんてそんなにないんじゃないかな。優勝校がみる歓喜の渦の風景。まだ見たことのない高校は一度経験してみるがいい。この景色を見るということがどういうことかがよくわかるだろうから。どうしたら見えるか?これが練習の課題だろうね。僕なら優勝のシュミレーションを子供たちに叩き込むな。オンボロチームが優勝する、これって出来そう!甲子園大会は、悪いけど余り興味がないんだ。勝っても負けても知らない。
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暑中御見舞い申し上げます

2012-07-25 08:13:25 | Weblog
暑中御見舞い申し上げます
毎日厳しい暑さが続きます。いかがお過ごしでしょうか。
いっとき汗をかくくらい動いた後すだれの向こうに広がる
景色をながめながらの冷たい麦茶、うちわの風、縁側。
思い浮かべる夏の情景とはちがい窓の外には泥棒猫、塀の
上には犬の餌泥棒の鳩や雀。蝉の鳴き声。とにかく
暑くて騒がしいのがわたくしの夏の一日です。
暑さに負けずといいますが昨今の夏は勝負ごとのように
勝ち負けで語られるようになりました。
熱中症に気をつけて柔らかに夏をやり過ごして下さい。

「あつい、あついと鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」

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Brigitt

2012-07-24 20:23:01 | Weblog
フランス人の名前も日本人と同じように様変わりして僕らが馴染んだブリジットなんて名前はもうないんだってね。向こうは宗教がしっかりしているからそんなことあまりないんだと思っていたけど洋の東西人間の嗜好なんてあまり変わりがないんだね。それでも自国の文化を逸脱したような名前をつけるようなことはないんだけど日本人の場合は文化破壊というかアイデンティティもない流浪の民のような名前を平気でつけている場合が多いね。国際化だとかグローバルだとか言う理由で。国際化とかグローバルとかいうのは今のところドルで決済ということだからドルで決済される名前ってそんなにいいもんだろうか。歴史と文化と自立を担っての名前が流浪主義でいいのかな。
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今日は晴れるのかな

2012-07-23 08:19:48 | Weblog
昨夜は雷が鳴って犬の「ランディ」が恐がってキュンキュン鳴いて騒いで大変だった。窓のところまで来てそこら辺に置いてあるものをなぎ倒して網戸を破って部屋に侵入しようと必死だったらしい。鳴いてたのは知ってたけど起き出すのも面倒だしそのまま寝てた。朝、この大変な状態を知ったわけで唖然とした。人もそうだけど犬も恐いと大変な力を出すんだなと思った。犬はすまなさそうな顔で隅っこで小さくなっている。もう落ち着いていた。ここで犬を怒ってはいけないんだ。さりとて甘い顔もできない。ここが難しいところだ。だから少し難しい顔をして黙々と片付ける。犬はますます困った顔をしている。網戸は、もう何回も猫に破られているので修理もプロ並に早くなったから苦にならない。以外だったのは普段感情を表さない「マルディ」がピッタリと「ランディ」の傍にくっついていることだ。「お前も恐かったのか」というと知らん顔して遠くを見ている。あらかた片付くとランディはスゴスゴと小屋に入っていった。鎖を短くしたら問題解決なんだけどそれは犬にとって最悪な解決方法だろうからそれはしないでおこうと思っている。雷になれてもらうしかないんだけどそれもあてにならない。窓の下は避難場所にスペースを確保してるんだけど分離不安がそれにまさるのかな。この展開まだまだ続きそうだ。
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蝉の声

2012-07-22 09:57:41 | Weblog
クマゼミがシャワシャワとうるさい。でも蝉時雨の中を歩いていると夏の少年になった気分でいる。夏のオジイではなく過去に戻るんだ。あの日麦藁帽子を被った少年の僕がいて自分の影を踏みながら森の中でブツブツと言いっているんだ。へんに老成していて人生の大部分が分かったような子で「子日く・・・」なんてでも言ってたのだろうか。蝉の声を聞きながら木々の香りの中で木漏れ日の中であの日のことを思い出す。あの日って何のことあの日って自分にあったの?そうあの日。あの日なんて特別な日なんて何にもないんだけどとにかくあの日のことを思い出さなくてはと思いながら歩いているんだ。そんな夏の日の少年を蝉の声で思い出す。
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