フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

土屋耕一さん

2009-03-31 20:30:59 | Weblog

回文作家というかコピーライターというか土屋耕一さんが亡くなりました。78歳ということです。「キミの瞳は、1万ボルト」とか、「A面で恋をして」とか優れたコピーでいわゆるコピーライターの仕事が,かっこいいと言う世代の走りの存在だった。鉛筆1本で,たったの10数文字で何十マン何百万と稼ぐんだ。30秒の狙撃手なんて言葉もまかりとおっていたね。あの頃の、マジソンスケアの映像も今では、懐かしい。栄枯衰勢の感はあるけど一番力があった時の広告界のビッグスターだった。もう何十年も前のことだから忘れてしまったけど「コピーライターの発想」という彼の著作があって当時は読みふけったものだった。あれから時間がこんなにたっているとは思わなかった。78歳か。でも彼の残したコピー、全然色褪せてないね。やはり,思いつきでなく発想だったんだね。行き詰まったら,
「石鹸で丁寧に手を洗うんだ、それもいい石鹸でね」と彼の本に書いてあったからそれだけは,いまも守っている。アレッポの石鹸でね。合掌。

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御衣黄

2009-03-30 19:01:18 | Weblog
桜ジャーナリストに日本一の桜と言わしめた中越家の桜も今年は例年より10日ばかり早くていまが見頃だとか。出遅れたか。それでも明後日には行こうと予定を組んでいる。いつもなら、ほんの少し遅れるから花追い人は、いままで全部の桜を見て回っていられたのに温暖化のせいで今年は、いつも行く公園には行けそうもない。大學のキャンパスに隣接してるとこだから卒業式があったり学食が開いてたりで結構青春の日々に浸れるとこだけど今年は桜色の桜は見に行けそうもない。その代わり桜客がいなくなったころひっそりと咲く「御衣黄」を見に行こう。緑の八重桜だけど。名前が古風でいいね。御衣黄の下でのもの悲しい物語、なんだか想像できます。桜色に輝いた日もあれば、緑に溶け込む日も欲しいですね。
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デコポン

2009-03-29 18:33:31 | Weblog
いま、デポコンが美味しいね。


ポンカンが終って黄金柑が終って八朔とおなじくらいか文旦、甘夏の間にちょうどはさまって美味しくいただける。清見オレンジとポンカンを掛け合わせて作られたというだけあって蜜柑と言うよりトロピカルフルーツのような感じかな。熊本県が全国生産量の半分を生産しているというけど、ここでは、愛媛のデコポンも多く出回っている。味にはずれがないのが難と言えば難。でも、これも美味しい時季とそうでないときがあるから人間の受け取り方は糖度計では計れないのだ。そして、今度は、地球温暖化のおかげでイタリアの蜜柑、ブラッドオレンジが、愛媛で生産されることになったからこれも楽しみだ。ここにいると、そのうち世界中の美味しい蜜柑が食べられそう。だから、環境を大切にしなきゃならないんだ。沈黙の春なんて嫌だからね。
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花見だ。宴会だ。

2009-03-28 19:18:06 | Weblog
昨日の夜も多かったけど今日の夜も多い。寒気が来て寒いと言うのに多いです。七輪で炭火をおこして
いるおばさんとか、やたら元気なおじさんとか、やはり、花見だ宴会だとなるとこの年代が強いのかな。


それにしてもあのブルーシートはやめてよ。ETCがあれば、2回でも3回でも花を追いかけて花見にいけるんだからさ。もうそろそろブルーシートはやめて自然に溶け込むものに変えようよ。自分たちも自然の一部なんだからさ。誰かの小説の一説に「お前は、なぜ切支丹にならなかったのだ?」と問われて「草には草の魂が木には木の魂が宿っているのです。神がこの世のものをすべて創ったなんていうバカな教えには、決して組したくありません」と答えるのがあるのですが、まさしく日本人の感性。それが、ブルーシートの上に座ってだなんて。あれは、シートの下に敷くシートなんだから、見せるもんじゃないよ。とぶつくさ。高速道路が1000円になったからってそんなもん持ってここに来られたら困ってしまう。金を落とせばいいみたいな行政の発想なんだろうけどゴミの問題、事故の問題、ETCが1000円でなんで現金を払う方は普段と同じ場か高い料金なんだ。とか問題山積み。


桜はきれいだけれど。
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obama演説CD

2009-03-27 19:56:12 | Weblog
オバマさんの演説集を図書館で借りてきてCD付きだったからCDを車に乗っているときに聞いている。落語でもあるまいに人が話ているのを聞くのは変な気分。聴衆の喝采や同調を聞くにつれああ、あれくらい分かったらなといつも思う。瞬時に反応するというのはネイティブにしかできないことだから。オバマさんは、声は良くないけど、分かりやすい英語で適当に波とリズムを持った構成でだんだんと耳を傾けるように持っていくそしてYES,WE CAN!全部はわからないけど、その気にさせる。この波動はなんなのでしょう。これには、他に、キング牧師の有名なdoreamの演説や、ケネディの大統領就任演説や、リンカーンのそれもついている。得てして黒人の英語が聞き取りやすいのは声質によるものか原稿が分かりやすいのか。改めて聞くと、キングさんの英語が分かりやすかった。こんな演説を聞くと、英語は、話すテクニックより何を話したいかだということを如実に感じる。ここら辺に、英会話上達の鍵が隠されていると思うんだけどな。
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花冷え

2009-03-26 19:48:16 | Weblog
桜が満開になったら急に寒くなった。花冷えと言うのかしら。与謝野財務大臣が、与謝野晶子の孫だってね。単に青島幸雄に似たおじさんと思ってたけどそう言えば、どこか歌人を思わせるところがあるよね。こういうのを情報操作といって小さなことを思わせぶりに言って記憶の中に浸透させていくサブリミナル効果というらしい。それが、いま、検察が最も得意とする手法だと聞いた。手法かと思ってみれば、世の中のおかしなこと良く見えてくる。小沢の秘書が虚偽記載を大筋認めるとかいった記事が一面に出てたけどこれって変。認めたなら事実だけど認めるというのは、裏の取れてない検察の一方的リークでしょう?これは、「政権を摂れば、官僚を解体する」といった小沢への仕掛けられたトラップだなと見え見え。あんな潰れたような土建屋よりもっと大きなところが利権目当てに政府与党にも不正献金してるだろうにそちらにメスを入れないのは何故と小沢びいきでは決してないけれど思いたくもなる。こういう手法だったのかと思えばよく見えるの一例。 花は冷えても庶民の心は冷えないのだ。ただ、小沢さんや民主党の対応を見てたら感覚的に古いというイメージで次の政権を摂るというより滅び行くもののように見える。織田信長に桶狭間で討たれた今川義元のように。誰か、それこそ大二郎でも新党を誰かと組んで起こせば次の政権狙えるんじゃないかな。時代は新感覚を望んでいるんだから。つまり、経験のない奴よやって見ろというほどの展開を望んでいるんだ。この感覚が理解できたほうが天下を取るんじゃないかな。

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お花見

2009-03-25 19:42:34 | Weblog
ハイ、午後からお花見に行ってました。この1週間が勝負でしょうけど時間が今日1日しかなかったのでとりあえず毎年行くちょっと田舎の桜に会いに行ってきました。お昼は、ここの市場の中にある「浜ちゃん食堂」で鰹丼をいただきました。街でマグロ丼といって出しても分からないだろうと思う味でした。ご飯の真中にトロロ芋がのってその中にうずらの卵が潜んでいて上には紅生姜周りにびっしりと鰹の切り身を敷き詰めその周りに刻み海苔特性のたれをかけて程よく混ぜ合わせいただくのですがこれが新鮮美味。これにお味噌汁とおつけものがついて550円。安い、旨い、早い、満足と3拍子も4拍子も揃った逸品です。川べりの桜の名所に行くとなんと貸しきり状態。ちょうちんなんぞつけて無粋だが地域はやる気です。去年もそうだったけどいつもは水のない水なしがわに今年も水がありました。この前の日曜日に雨が降ったせいかななんて思いながら桜並木を歩きのどかな風景を満喫し帰って来ました。夕方、犬を連れて桜が満開になったいつもの散歩コースの公園に行くと花見客がワンさと出て宴会の準備を始めてました。いよいよ、本格的なお花見シーズンの到来です。
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WBC2

2009-03-24 19:34:30 | Weblog
朝の9:55から午後の3:00までの長い試合だった。見るほうも疲れたくらい緊迫の試合だった。さすが世界の野球の頂点を極めるいい試合だった。日本が韓国に5対3で辛勝した。よくやった。ごくろうさん。ありがとう。そして,韓国にもありがとう。1点差の息詰まる試合で9回裏に追いつかれ延長。僕は、ここで日本が勝ったと思った。だって、サヨナラを狙って韓国は代走やなんかで有力選手が交代してもう選手がいなかったから。日本は,メンバーを温存している。これは,延長を続けていけばいずれは勝つと思った。そしたら,イチローが10回表に決勝打を放って勝ったけど。強かった。王,長島,稲尾,杉浦、村山,江夏が,現役の頃にWBCが開催されていてもきっと日本は、アメリカに勝てなかっただろうから、そのことを考えただけでもこの2連覇の偉業はたいしたもんだと思う。それにしても、韓国は,強かったですね。昨日,桜が8割方開花して,今日は花見に行く予定だったけど、野球見てよかった。
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単独行2

2009-03-23 08:32:52 | Weblog
夕べ遅いnecoチャンネルで「植村直己物語」をやっていて病院から帰って来て風呂を沸かしている間に見ていたら、ついつい見入ってしまって風呂が沸いても入らず最後までまた見た。3回目だと思う。
努力家だが集団に馴染めず歯車としての能力は0、ピークを目指す才能と運には恵まれている。ヨットの堀江謙一さんもそうだった。いまは、登山も冒険もグループでやるから役割分担が決められれていて
なんか仕事のようになっているところがあるけど、やはりそうじゃなくて、自分の体と頭で自然に挑むという魅力は誰しも捨てがたいのじゃないかな。彼らだけが特別じゃなく植村直己や堀江謙一の側に位置する人は大勢いると思う。そのスケールは別として僕らの身近にも、そして僕自身も歯車なんかになれなかった。と思いながら。単独行、人生もそうなのかもしれないね。そんなことを考えながら自転車に乗っての帰り道、交差点で女子中学生の集団と衝突。受身のできる世代だからひっくり転んでもパッと手をついて事なきを得たが「おっちゃん大丈夫?」の黄色い声には参った。おっちゃんか。おっちゃんなんだけどね。どう見ても。しかし、現実が少し受け入れられなかった。まだ,体は動く!そういう問題じゃないことは分かっているけど。微妙。


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return

2009-03-22 15:20:14 | Weblog
you'd be so nice to come home toでもないけれどモンクがシャタちゃんと連休で帰って来ていて忙しかった。いつものことだけど温泉に行ったり食事をしたりとワーワーと騒いだり,モンクのお友達にあったりといつもより余計に予定が組み込まれてのぼせた。モンクはどんな勉強をしているのだろう?すごく日本語が上手くなっていて漢字も6割以上は読める。陽気でノー天気でバカな感じだけど人に見られないとこですごく勉強をしてるのは知ってる。それに、友達やなんかと陽気に話してるときにふと垣間見せる暗さ。「本当の私はそうじゃないんだから」と訴えているみたいだ。だから僕は,お笑いとしてではなくなるべく丁寧に扱うことを旨としている。口調は冗談っぽいけどね。初めてあった時は、僕と同じくらいの語学力だったのに随分差をつけられた。一方は勉強する,一方は,勉強せずに出たとこ勝負だからかな。反省。それでも,今回は、シャタちゃんと話ができてよかったな。シャタちゃんは、見るからにインテリっぽいからシャタちゃんの仕事にからんで経済の話をしてみようとしてToday's crisis did not happen by normal turn of the business cycle・・・Obama says・・・と言った途端に自分の考えでも言葉でもないもんだから頭の中が真っ白になってしまって単語は出ず完全にボケ状態。シャタちゃんも困り顔。あせったけど、モンクはトイレに言ってるし助けはなし。日本男児としてどうやって切り抜けるか国の威信を背負った形となった。この国の英語教育はと思われてはいけない。一瞬のうちにいろんなことを考えて英語脳を呼び戻せと「This topic is too difficult for me」わははははと笑ってごまかしてI get up early in this morning・・・・といつものソフトトークに戻ってオーガニックマーケットに自転車で言った話とか10円負けてくれた話とかで切り抜けた。しかし,反省。覚えてもダメ。考えた言葉でなければと思った。それでもシャタちゃんは2回目だったからかもしれないが、打ち解けてくれてEメールアドレスも教えてくれた。別れ際には、前回は握手だったけど,今回はhugしてくれて「see you again」と言ってくれた。それにしてもモンクはどうやって日本語をものにしたのだろう。教えてもらわなければ・・・・


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