フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

retour

2021-12-31 10:08:15 | Weblog
いよいよ今日で2021年も終わりです。令和3年でしたね。西暦ばかり使うと和の年号を忘れてしまうのでこれは良くないなと思う次第です。日本は四季がはっきりとした国ですから一年一年で生ききるというのが他の国より強いものですから一年の締めくくりという感覚が大事なのです。「忘れていた場所へ戻ってくる」のが大晦日の心でしょうか。一年を祓い清めて正月を迎えるなんていい文化、習慣だと思いますね。とはいうもののこのところ自分の中の闘志(攻撃性)が減って来てるんでしょうね。やたらとテレビで格闘技を見てる自分がいます。これも一つの戻り現象かなとそんなふうに思いました。「忘れたものを取りに戻りました。もう使えませんけど」と言った心境かな。

本年中のご愛顧に
心よりお礼申し上げます
1日1日の積み重ねで
終点まで来た満足感
というか安心感
うれしいですね
とかくの努力は出来てないですけど
それはそれとして
皆様と共に一年間乗り切りました
ありがとうございました
来年も良い年でありますように

 
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icemageddon

2021-12-30 08:56:34 | Weblog
Alaskaでは12月の気温が15.5℃もある日があって一番高かったのがコルディアックという島で19.4℃もあったとか。普通ならー29℃とかそんなレベルの地域なのにね。それで冬は乾燥してて粉雪舞い散るところだったのに雪が大量に降った後に大雨が着てそれが道路を凍らせて危なくて通行できないとか大停電を引き起こしたとか大変な騒ぎになってると。誰が名付けたか知らないが「アイスマゲドン」だって。いよいよおかしなことに地球はなってきてるね。年の暮れだとか正月とかで浮かれてる場合じゃないかも。

昨日は姪の一家が
ネットで牡蠣を頼んで
今日来るから焼こうよ
というので
昼から
コンロを庭に出して
炭を熾して肉やホタテを焼いて
待っていたんだが
牡蠣はこない
姪の亭主がスマホを操りながら
昼過ぎには来ると予定が
入ってますというが
3時過ぎても
牡蠣は来ない
その亭主の姉が貰い物の蟹をもってきて
まぁこれを焼いてたら来るだろと
蟹焼いて待ってたが
食べ終わっても来ない
スマホ見ながら首を傾げる亭主
もうお開きだと片付けて
そろそろ風呂にでも入るか
という時にライン
今きました
何時だ7時半
ヤレヤレな一日でした
今日焼こうなんて
言うなよな
コンロ出すの
大変なんだから
カキマゲドンかいな


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demain

2021-12-29 10:20:53 | Weblog
ショワジュール研究所は400人の若い指導者の調査を行いました。若者たちは、理想的なリーダーとは?という問いかけで。戦略的なヴィジョンを定義し、展開できることは当たり前だがより良いことを学ぶためには謙虚さが必要だとの認識を示したってね。若いリーダーだから傲慢さが垣間見えるのだろうと思っていたのだが「謙虚さ」ねぇ。若者恐るべしだね。l'humilitéと言われたらなぁ。もちろんオーセンティックなことは兼ね備えてのことだけどね。勇気、大胆さ、謙虚さ。こんな若者が明日を築いていくのかと思うとまだまだ人間、捨てたもんじゃないよね。まぁ途中でオヤジが悪知恵を忍び込ませるからこのうちの何人がマトモでいられるかが分からないけどね。世の中そんなもんだから。ただ謙虚さは胸に刻んどけ・・・よね。

まだ全身に血が通ってた頃
こんな山にも上ったなぁと
古い絵を見ている
血の巡りが悪いということは
年を取ると実感することで
ちょっと廊下を
裸足で歩いただけで
霜焼けが出来てしまう
老化に気づいてなかった時は
不思議で仕方なかったけど
今は毛細血管まで血が
届かないんだと
納得してる
血の量は変わってないと
思うんだけど
インフラが古くなって
経年疲労となってるんだろうな
このまま朽ちていくかと
苦笑い
笑うしかないのだよね
そういう仕組みなんだから
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neige

2021-12-28 09:17:00 | Weblog
日本各地も雪で大変なんだけどカリフォルニアの北西部でもこの月曜日に異常な降雪量で大変なんだとか。なんとシエラネバダ山脈で492㎝だとか。それでも今まで旱魃が続いたカリフォルニア北西部では水量が確保できたという話もあるとか。この夏には大変な山火事が続いたからねぇ。まぁ痛し痒しではあるんだろうけど過ぎたるはナントかだよね。ところが同じアメリカのテキサスのリオグランデヴィレッジでは前の土曜日に34℃の気温だったって。いくらアメリカが広いと言ってもなぁ。このアメリカの異常気象が今後世界にどんな影響を及ぼすのでしょう。それを考えると恐ろしい気がしますね。オーマイゴッドじゃすまされないよね。

過ぎゆきし時間
去りゆく年
追いかけるほど
若くはなく
見送る程
老いてもなけど
目の前を
2021年が通り過ぎてゆくのが
見える
悴んだ手に息を吹きかけ
椿の枝に蜜柑を挿してやると
どこからか
メジロがやって来て
啄ばむ
命とは今を生きることだと
メジロを眺めながら
ひとりゴチた
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painter of cake

2021-12-27 08:47:21 | Weblog

ケーキの絵を描くカリフォルニアの巨匠というか本人は芸術家というより画家と言ってもらいたいそうだがそのWayne Thiebaudが101歳で亡くなったね。ポップアートというのかなアメリカンポップアートの一連と言えばそうなのかもしれないが「おいしそうなケーキを描く」画家だったね。僕が知ってるのはケーキの絵くらいのもんだったけどノスタルジーというかメランコリーというかいいんだよね。日本でも人気高いんだってね。ウォルトディズニーのアニメーター出身というから想像できるでしょう。死因とかどこで死んだとかは明らかにされてないんだって。

チリコンカンのライブするから
来てくれと言われたけど
オミクロンライブかいな
ライブには行けないよな
チリコンカンってメキシコの料理
だろ いまやアメリカの国民食かな
そんな名前つけてるジャズバンド
おジイ8人のバンドだ
トロンボーン2本 サックス
ピアノ ベース ギター ドラム
ボーカルと揃ってる
それがまた見事なおジイだから
あの世ライブかとチャチを入れたら
意外と人気があって
狭い会場だが満席になるとのこと
オミクロンでどうなるか
分からないとも言ってたけど
案内はもらった
来年2月だから
開催できたらいいね
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launch

2021-12-26 09:36:11 | Weblog
NASAが宇宙望遠鏡をフランス領ギニアのロケット基地から打ち上げたってね。これはJames Webbと名付けられた望遠鏡で$10bnもするんだって。100億ドルということかいな。NASAとヨーロッパとカナダのコラボと聞いたけど日本は入ってないのかな。それはともかくこの宇宙望遠鏡は電磁スペクトルの可視部分を研究するのではなく赤外線放射のみを研究するんだって。(何のこっちゃ?)これによって星がどのように生まれ進化していったのかとか惑星系に生物が現れる可能性を調査する見通しがあるって。いよいよ宇宙の成り立ちとかが解明されるのかな?神の領域ってどこら辺いあるんだろうね。興味津々の打ち上げだったね。これからの報告に期待だね。一方では歴史は強者によって作られるという香港の現実を見て、一方では宇宙の成り立ちを見るなんて稀有な時代に生きてることを実感しますね。

コロナ デルタ オミクロンと
ずっとコロナが続いてるせいで
飛び上がる程のこともなかった
今年が暮れようとしている
小さな感動小さなイライラ
小さな喜び小さな悲しみ
小さな笑い小さな怒り
それなりにいろいろあったけど
みんな小さなことでした
こんなこじんまりとした
縮こまった時代が
来年も続くのでしょうかね
ダハダハダハと笑える未来が
欲しいですね

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unparalleled

2021-12-25 09:27:31 | Weblog
昨日記したJoan Didionの記事が今朝の新聞でも多く掲載されていたので余程アメリカで人気者だったんだなと思ってたら世界的に人気者だったんだね。そのライフスタイルというかファッションセンスというかが取りざたされてた。文章は簡潔、39文字で書くとかなかなかのスタイリストだったみたいね。ヴォーグに何年間か務めていたというからさもありなんかな。驚いたのは80歳の時にセリーヌの表紙を飾っていたことだ。(写真は新聞から借りてきました)

80歳でこの雰囲気出せますか。お手本にしなくてはの1枚ですね。やはり自己を観察し社会を観察し自己を確立しようとする人はナニカが違いますね。久しぶりにヘミングウエイの本に出合ったときのような高揚感を感じました。触発されるということはいいもんですね。

温かい地方に住んでるものが
遠い雪国のことを
思っても
現実感がないように
いくらディディオンに触発されても
マネできることは少ないわけで
自分が出来る範囲のことで
なるべく近づこうとするわけです
それでもおジイ意識が少し変わった
ということだけでも
ディディオン効果かな




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magical thinking

2021-12-24 10:01:24 | Weblog
The year of magical thinking(悲しみにある者)の著者でアメリカのジャーナリストというか詩人で脚本家で作家のJoan Didion が亡くなったって記事が出てた。87歳ニューヨーク、マンハッタンの自宅で亡くなったって。死因がパーキンソン病を患っていたかららしい。毎日イタリアンレストランで食事をしパーティを繰り返す優雅なセレブの暮らしをしてたのにパーキンソン病だなんて。セレブな暮らしって健康的だはないんだね。(と貧乏人の僻みか) 彼女の名前は知ってたけど本は読んだことがないので知ったかぶりしては言えないんだけどバーブラストライサンドの映画「スター誕生」の脚本が彼女だったって。才能は光ってたんだね。年取ってからの彼女のインタービュービデオ見たけどなんとキュートなバァサンだった。

クリスマスイヴですね
ちょうど今かかってきた
電話は
高校の同級生が
食道癌で手術するって
ことだった
イヴに手術かいな
御子があらわれて
救い給うか
キリスト教徒じゃないと
ダメなのかな
でも日本のクリスマスヴァージョンは
1日だけのクリスチャンだから
救いの範疇に入れられるかも
癌と梗塞と心臓の話は
ここんとこ
多いんだよなぁ
それでもメリークリスマスって言うよ
元気な者が言ってやらないと
いけないだろうから
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pour Noël

2021-12-23 09:16:38 | Weblog
オミクロンで第5波の危険性のある中フランスではOn va essayer de se faire plaisir quand .méme.「とにかく楽しもうとしよう」とクリスマスに心掛けてるとか。家にいる人は家なりに外に出る人は外なりにということか。クリスマスが西洋人というかキリスト教文化圏というかそこら辺の国々や民族と違ってそれほど重要なことではない自分からしてみれば彼らがクリスマスにかける思いはよく分からないんだがそう言うことらしい。これでロックダウンなんかされたら暴動だろうね。それとももう慣れてしまって自分たちで工夫するのかな。彼らは意外と楽観的だからきっと彼らなりの愉しみにトライするのでしょうね。今年のサンタは市中感染を恐れて来ないとは思ってないみたい。

昔のクライアントが
会いたいって言ってるよと
これまた古い友人から
メールがあった
なんでも孫を連れて
その店に買い物に行って
オイラの話が出たらしい
今何してるなんて
話しになったんだろうか
オイラ達が風切って歩いてたのは
もう40年以上も前の話しだけど
いま 年取ってしょぼくれたオイラが
ノコノコと出て行って
昔話に花咲かせるのもなんだなぁと
思うけど
泣く子とクライアントには勝てないからなぁ
一宿一飯の義理で
出て行ってみるか
もうクライアントもほとんどが
逝ってしまっていることだしね
あのギラギラと輝いていた時代に
会いに行くか
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biographie

2021-12-22 09:11:59 | Weblog

Belmondoの新しい伝記が出版されたってね。Bernard Pascuitoというジャーナリストによるものだと。どんな内容かはそのうち翻訳されるだろうから楽しみに待っとけばいいかな。まぁ、ベルモンドが好きだった人が書いているんだからあらかた想像はつくんだけどフランス人が見て感じたベルモンドっていうのも面白いかも。Jacquline Bissetが「Je sui triste parce que Jean-Paul Belmond .étrait homme vraiment unique.」と述べてるように彼のユニークさと謙虚さがにじみ出てるような本だとか。翻訳されるのかな?されるだろうね。アランドロンとベルモンドは日本でも人気者だからね。

昨日ダウンパンツを穿いたら
汗かいた
街着用の薄いヤツだけどね
ダウン恐るべしだね
年とると重いモノが着れなくて
もっぱらダウンに頼るわけだけど
ダウンの上着は膨れた感じがして
ちょっと美的感覚にあわないので
セーターにダウンパンツの
組み合わせがお気に入りです
まぁ誰に見せるワケでも
ないですがね
自己表現としては
楽で暖かくて
見た目がすっきりして
いいですね。
ダウンパンツはワークマンで
1900円という優れものです

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