simple et chic言うなれば年取った俺たちの生き方というか暮らし方らしい。「断捨離」といっても捨てきれず親からのゴミを受け継いでいや祖父母からのといったほうがいいのかな。いや先祖代々とひとまとめにした方がいいのかな。とにかくゴミだ。ゴミのようなものだ。使わないのだから。それに拍車をかけたがごとき自分のゴミ。人間なんでこんだけためるんだろうね。一瞬で忘れていったものを捨てもせず後生大事としまい込んでどこに行ったかもわからないまま。まるで自分の人生の一部であるかのような錯覚でゴミをため込む。よく骨董収集家という人がいるがアレと変わらずバラエティ収集家だね。すべてを捨ててシンプルでシックな暮らし方を実践すると思いつつ今日も又ゴミを掻き分け空いたスペースで悩みながら暮らしている。
昨日は姪のノンタンのお誕生会。すももさんのケーキを買ってお祝いです。すももさんのケーキは知る人ぞ知るという絶品。 
12月で休業と聞いてますので1月の私の誕生日にはありません。残念。ローソクの日はいつものようにシュータが吹き消してささやかなそれでいて楽しい誕生会が始まりました。ケーキは切り分けずに全員が一斉にほじくって食べます。これがまた面白い誰だ、クリームだけすくって食ったのは？洋ナシとったの誰？とかにぎやかです。僕はいつものようにカードを贈りました。 
カフェという作品です。楽しそうでしょう。人生楽しくですよね。
昨日は19℃今日は20℃一昨日は雨で13℃くらいの最高気温じゃなかったかな。寒くなったと思ったらぬるくなって体がついていけない。こんど寒さが来た時にヤラレるんだ。ウチの猫なんか鼻水たらしてるもんな。今日なんかTシャツでもいけそう。ガラケイからガラホに換えたのでちょっと手間取ったけど中津明神の写真が取り込めましたので披露いたします。雨にけむる雪の中津明神頂上です。 
この日、僕ら以外には二人の登山者がいました。下山中にすれ違った。どんな山でも人はいるもんさ。今日が20℃ならあの山の雪も解けだしているだろうね。下の渓谷から温泉にかかる橋の上で地元の人がアメゴを焼いたり野菜を売ったり何かのイベントがあったけどあまり人が来てなかった「雨だからな。」と言ったのを思い出した。
曇りだとネットの天気予報ではなっていたのに中津明神は雨だっだ。途中まで車で行くと雪が積もっていたので路肩に車を止めてそこから歩いて行く。僕にとっては初雪。そっと雪に足を乗せる。踏みしめる。風はないが雨が頬を濡らす。下の方では紅い楓が風情を醸し出す。まるで版画の世界にいるようだ。登山道を探して登る。登山道はけっこう急勾配。息を切らした年寄りたちは車道に出て一息いれる。「車道を登って行こうぜ」全員頷く。距離は長くなるが楽ちん。頂上では風も出てきて雨も強くなったが下りていくうちに風はやんで雨も弱くなった。旧スキー場の東屋で昼食。お茶を沸かす。バーナーの火がありがたい。東屋から見るスキー場の景色もまたいい。雨の山もたまにはいいな。
朝早く起きだして山行の準備をしている。雨が降るのかもしれないけれど「とりあえず行こう」ということになって雨の準備をしたものにした。少し荷物が重い。今日は中津明神だから重ければ車の中に荷物は置いとけばいい、くらいのノリで行く。レインハットは被って行こうかな。もう初めからレインパーカーも来て行こう。なんだか雑誌に出てくるような恥ずかしい山のファッションになってしまった。ちょっと渋めのプロっぽいのがいいんだけれど。とブツブツ。
図書館でクマのぬいぐるみを抱えた女の子の絵に惹かれて手に取った本。借りてきて読んでみる。酒井駒子さんの「森のノート」。絵本のようなエッセーのような不思議な本森の中のような街の中のような不思議な本。妖精のような隣の子のような瞬間パラレルワールドのような不思議な本。この絵は板に直接描いたものだろうか。ここに描かれている子供たちの絵はみんな目を伏しているのだけれどしっかりと何かを見ている。大きく見開いているのは猫だけ。まるで猫の目を通して見てるみたい。優しくて残酷な自然の世界の背景をそっと教えてくれるようなどこか懐かしいような本でした。酒井さんは他の人の本の挿絵や表紙も描いているからこのところ酒井さんの絵だとわかることが多くなった。昨日まで知らない本と出合うなんてちょっと面白い。
このところ昔のフランス映画が面白くて時折観ています。白黒のフイルムがなんかいいですね。アランドロンとジャンポールベルモンドが共にチョイ役で共演した「黙って抱いて」というミレーヌドモンジョ主演のコメディ映画なんか妙に今の映画にない良さを感じてしまう。二人ともチョイ役ながらそれぞれの持ち味を持っていて将来のスター性を感じさせる。二人の演技を見てた監督に青写真を描かせる存在であったろう。この頃からドロンはドロン、ベルモンドはベルモンドだったんだ。二人とも痩せてたけど若い時は単純にカッコよかったんだね。服の着こなしがドロンでありベルモンドだということに今気づいた。ファッションって自分を表すものだから大事なんだね。もうどうでもいい格好、止めようっと。
ガラケイが経年疲労で寿命となったので持っているスマホに電話通信機能を付けたシムに換えようかと思ったけど老人用スマホでないので文字が見にくいからと経費が嵩むからとで躊躇していたらガラケイはないけどガラホがあると勧めてくれた。ガラケイより便利機能は少ないがスマホ機能が付帯。でもスマホより機能は劣る。といったところかそれでも経費的にはガラケイとほぼ同じ。メールと電話だけだからね使う機能は。ネットと写真はスマホでと。2台もってもスマホ1台で使うよりも経費がかからないのが一番の決め手だった。ただ在庫の関係で色は選べなかった。いままでのガラケイより若干軽めでコンパクト。ポケットにはいるのがうれしいね。まだ使い方は完全マスターしてないけど。ラインもできるらしい。フムフム。
「米を食べたらバカになる」と言われて育った昭和時代。これってアメリカが小麦を買わそうとしたプロパガンダだったのにマンマと引っかかった日本人。アメリカの手先になって吹聴した大学教授なんか蔵が立ったってね。いつの時代でも国を売る奴がいるものさ。アメリカは先の先を読んで日本の弱体化と奴隷化を完成。今に至る。その結果日本の食料自給率39％か。やられたね。文化を守らない国は滅ぶ。文化の基本は言語となればこの国はお寒い限りだね。そういえば若い時、エセ文化人がご飯は食べないでとかいってましたね。ハンバーガーを食えと言ってたのか忘れたけれど。何の疑問もなかった。それなりに浮かれて西洋化にまっしぐらで目先しか見ていなかったね。この頃から先を読むなんてことできないように躾けられたんだね。マスコミやなんかに。今になってやっと先を読む習慣が芽生えている。十手先を読む中国に対抗できるかな。三手先を読むアメリカの姿は捉えたけど。
突然年老いるように昨日から急に寒くなった。というか冬が来た。まだ冬の準備はしていなかったのにとブツブツ。ホットカーペットを敷いて電気ストーブを出してと晩秋の準備はしていたのだけどこんなに急に冬が来るとは心の準備も体の準備もまだできてないぞ。といってもインフルエンザの予防接種はしてきたけど。そうそう病院でインフルの注射の前に体温を計ったら35.6度だった。これって年寄りの証明？医者に聞くと「はい、熱はないですね」と流れ作業で取り合いもせずに処置室に回された。こないだまで36.5度が平熱だったのにこれじゃ低体温じゃないかとブツブツ。雪山に行けないなとまたブツブツ。年取るといろんなことがいろんなところで起こって来るから急なことには対応できないんだ。ネットで天気予報は見てるけどね。今日はウールのセーターを着るかな。
