フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

mourning

2013-12-31 11:04:45 | Weblog
一年がおわりました。ありがとうにつつまれて。当方、喪中にて年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます。神道では死を穢れとするから喪というのもわかるけど仏教では死は穢れでなく仏となることだから別に喪という考えはないみたいだが神仏習合だから一般の風習に仏教の教義が被さったのかな。神道では50日仏教では49日神道はおおらかで教義はないから自然発生的に一般ピープルの風習になったのでしょうね。人は制限があってはじめて自由なんだからこういう禁忌があってはじめて襟を正すというか暮らしにメリハリがあっていいのではと思う。またヒトが正月だなんだと浮かれているのを見てバカだなと冷静な判断が出きるところもいいか。ヒトは攻交幸考と四つの「こう」でできていて上手くバランスがとれるヒトを高貴という。これが日本文化の基本なんだ。このことを忘れた旧日本軍の亡霊たちの末裔が闊歩し始めた今年。日本神道の長である天皇が参れない神社に何の意味があるのかも分かっていない輩がまたも動き出す。来年は荒御霊のおでましがあるだろうことは容易に察しがつく。千里を走る馬が瑞兆となることを祈る。そして和魂がはやく世を治めるようにと。
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花梨のジャム再び

2013-12-30 08:21:24 | Weblog
今年も花梨のジャムを作りました。

果肉をいれたので色がガッシュのように不透明になりました。果肉をいれなければクレムソンレーキのような透明の赤ですけど。甘い香りと独特のエグミがあります。このエグミは時間がたつと和らいできます。実を入れなければほとんど感じることはないのですが。今年は純粋の「ぐうたら畑」産です。たくさんできたから。自然の恵みはいつもありがたいものです。
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肩が痛い

2013-12-29 11:29:11 | Weblog
昨日庭の木を切ったせいか肩がいたい。ちょっと高いところに登ると足が不安定。あまり高くないからとわかっているのだが塀に梯子をかけて登りその梯子を引き上げて木にもたれさせ足元不安定な梯子を登ると落ちそうで木にしがみつく。別に落ちても1mちょっとだと思っていても足ふらつく。やっぱり足が地に付いてないというのは恐怖心を伴って安心が無いんだ。当たり前のことだけど。それでいて両手を離して気を切ってあくる日肩が痛い。庭の木を伸びるにまかせ伸び放題にしてたからしかたがないといえばそれまでだがやはり何事も野放図はいけませんと反省しきり。
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exacerbate tensions

2013-12-28 11:15:21 | Weblog
詳しいことは分からないけれど1978年にA級戦犯14名が靖国神社に合祀された。東京裁判の正当性も疑わしいけれど犯罪者を神として祀るのは日本の文化としては封じ込めの時だけだね。彼らを封じ込めるため英霊の御霊を上にのせて祀るというのは神道の正道だと思う。この日本の文化を理解してもらえない限りというか合祀目的がなんのためかを明言しない限り戦争推進者を拝むというのは世界で理解されないだろう。墓地なら悼むという意味でまだ理解されるところもあったのだろうが。今回の安倍ちゃんの靖国参拝も悼むというより尊崇だから戦争に行かされた側より行かした側を祀りに行った感が強いね。これじゃ平和と言っても誰も信じないだろう。それよりアメリカに行かされたみたいに思えるもの。なぜなら異様にはやいアメリカの反応。当然行くことを知っていてのシナリオだろうけどそれにしても策士策に溺れるがごとき早さだったね。コレは間違いなくアメリカが中国と韓国、北に発したメッセージだ。中韓よりのメッセージで日本をエスケープゴートにして脅しをかけたんだ。「韓国には匙投げた」と「中国には騒いでみろ。ウイグルとチベットを起こすぞ」と。「それにしても安倍ちゃんには失望した」と言ってはいるがその裏で「安倍ちゃん今晩どう?」と言ってるんだ。そしたら安倍ちゃん「アベ飲みに行くス」だって懲りない面々だね。もし安倍が正当性をもって信念で行くのならTPPを蹴ってから行けよな。それが国民に対しての大筋というもんだろう。沖縄の知事みたいに金で転ぶんじゃないぞ。それにしてもパクさん、アメリカちゃんからも見捨てられたらしいよ。
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Irish Oatmeal

2013-12-27 09:02:33 | Weblog
天ちゃんが食べていたというODLUMSのアイリッシュオートミールを買ってきてオートミールとライ麦粉でパウンドケーキを焼きました。

天ちゃんというのは「あ、そう。そうかい」というのが口癖だった昭和天皇のことだ。皇居で作った無農薬の米を食べているのかと思っていたらこんなもん食ってたんだ。毎日じゃなかったらしいけど。なかなか食通だね。これ試してみて。スコーンといえばスコーンかなでもちょっと違うという食感。味は滋味に富んでいるというか旨い。クリームチーズを隠し味に使っているからパサつきはほとんどない。しっとり感もそれほど強くなくすべてにおいて丁度かな。パンでもなくケーキでもなく微妙なスタンスだけど和食洋食中華なんにでも合う一品だね。天ちゃんはsoakして食べてたのかな?スプーンで掬って口に運んでいる天ちゃんの顔を想像してごらんよ。幸せな気分になるよね。食べ物は世界を幸せにする・・・・か。天ちゃん意外とワイルドだったんだ。
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コットンフィールド

2013-12-26 09:16:41 | Weblog
ぐうたら畑でとれた小さな綿の実。可愛いからと飾っていたんだけど本当はどうすればいいのか分からなかった。そしたら昨日ガーガーが来て「こうやって種を取って5月に植えるの」と教えてくれた。ガーガーがコットンの実を広げていく。そうすると種がポロポロとでてきた。ナンだか感激する。こんな小さな綿のみに沢山の種が包まれているなんて。

ほぐした綿の実は意外と多い綿になって僕の手のひらの上で自然の暖かさを教えてくれる
「アメリカのはねもっと大きい。種も実も。」「綿の実を摘むのは面白い」「夜中に綿をほぐして種をとったよねテンちゃん」「今度綿の種をいっぱい持ってくるから植えて」とガーガーが一人しゃべっている横で僕は下の段をコットンフィールドにしてとほくそえむ
麦藁帽子とオーバーオールで綿の実を摘んでいる自分の姿を想像してた。そうだ下の段は「ディープサザンと名付けよう」とかヒトが夢想してるのに「テンちゃんコマちゃんご飯もらおうか」とガーガーがうるさい。「はいはい、たくさん食べてね」とうるさいから口に食べ物を放り込ます。ああやっと静かになった。
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12月25日

2013-12-25 09:38:40 | Weblog
今日はシュウタの誕生日。ただそれだけのことだけど。イエスキリストと同じ誕生日というのは早計なことだ。聖書にはイエスの誕生日がいつかは書かれていないから。羊飼いが夜中の番に行ったときとかの話が載ってるだけでとても厳冬の時季ではない記述だ。3月とも10月とも言われているのが真実らしい。その頃は家畜を放牧させる時期だからとのこと。説得力あるなと思う。文明は古代バビロニアが発祥でシュメール文化が基礎だからそこまで時代を遡らないとわからない。セミラミスとかミトラとかあのヘンの神話からかな。シュメール人は日本にも大いに関係があるから19世紀くらいに固まったクリスマスなんか日本では戦後の商業主義でしかないから。戦前にも大正デモクラシーの時に商業主義であったらしいけど。どちらにしても日本ではキリストよりケーキだから。メリークリスマス。「楽しかったね。集会は解散だよ」って意味らしい。知ってた?オレは知らなかった。
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貧乏なサンタさん

2013-12-24 09:54:53 | Weblog
昨夜は我が家でクリスマスパーティでした。何故かマーチンがピザを焼いてくれというので久しぶりに粉をこねくってピザを作りました。10人分ですから結構大きなサイズになります。といっても伸ばし棒で伸ばすだけですけど。マーチンはケイコフがいつもパーティには作っていたパエリアを作った。ケイコフも参加させろというので僕が描いてケイコフの息子達の贈ったケイコフの絵のコピーをテーブルに置いた。

確かにコイツがくれば賑やかになる。ロールキャベツのスープに牛肉の赤ワイン煮、ローストビーフに魚のテリーヌ、ぺペロンティーヌにフォアグラのソテー、フルーツにケーキとテーブルに並んでいく。ピザがいるのかなと思ったけど出したらあっという間になくなった。一人2000円までのプレゼント交換ゲームがお決まりでみんなこれを楽しみにしている。それが終わるとこんどは個人からのプレゼントがあってマーチンなんかラルフで統一してくるけど僕は貧乏なサンタさんで通しているからチープだけど面白いものに統一している。貧乏なサンタさんこれが悩ましいんだ。面白いものを探すのがね。もらって一人一人がクスって微笑むものってなかなかないんだよ。貧乏ひまなしってくらい探し回らないとゲット出来ないからね。それでも貧乏なサンタさんやめない。貧乏だから。
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本年最後の山会

2013-12-23 09:31:19 | Weblog
昨日の夕方本年最後の山会がありました。この前登った鷹羽ヶ森の写真も出来上がってきました。

来年はチーム64となるのでチーム63の写真はこれが最後だ。主な議題は来年の初登山はどこにするかということと北アルプスへ夏行ってみるかということだった。北アルプスのほうはどことは決まらなかったが初登山はやはり県民の森から始めようということになって工石山に決まった。それから山の道具の話になって「あいつはな下着は全部ゴアテックスなんだって」「金があるな」「オレなんかユニクロだぜ」とか冬の山行きの下着から始まってこもった汗を発散して尚且つ暖かい下着はないものかとみんなで知識を持ち寄る。安くてスグレモノが欲しいんだけどいいものは高いからなと話はすすまない。フリースに穴を開けたらどうだろう。フリースの網シャツこれがいいんじゃないかな。と貧乏人ならではの発想が広がる。あれの代わりにコレとか言い出したら貧乏人は止まらない。みんながヘンテコリンなアイデアを出し合って多いに盛り上がる。「その前に風邪引きなよ」と嘔吐下痢が治ったばかりのアンティークが言う。「上からも下からもチャッチャやき」とこれもお決まりのクソ小便の話でお開き。さてさて来年の山行きはどうなることだろう。
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35日

2013-12-22 08:29:28 | Weblog
ケイコフの35日だということで納骨に行ってきました。49日が年を越しての1月4日になるので年内に済ませたいとケイコフの息子達がいうので朝早くから出かけた。寒かったけど雪は降ってなく道路の凍結もなかったので意外と早く向こうに着いた。息子のヒサが大学ポテトを作って迎えてくれた。「本当は黒胡麻なんだけどなかったから白胡麻」といってたけど「ウマイ」料理の腕もオレ並だ。ケイコフの仕込がよかったんだろう。手際の良さが光っている。料理ができるというのは自活できる基本要素だから。その上、旨い物が食えるということは人生の喜びだもな。そういえばケイコフとよく一緒に料理したこととを思い出すな。手より口のほうが動いていたっけ。だけど包丁捌きが上手くてきれいに切りそろえてた。魚を捌くのも上手かった。ヒサも上手く魚を捌いて刺身を造る。親子って似るもんだ。「いよいよ姉も墓に入るのか」と仏前に線香を手向けるとヒロコたちがやってきて僕が描いたケイコフの絵を指して「私のも描いてよ」と言う。「目を閉じてからか目が開いてるうちにか」ときくと「目が開いてるうちに」という。そしたらリエが「目が閉じてからがいいわよ。この人ウルサイから」だって。それからみんなでお寺に行ってお経を読んでもらってお墓に行き納骨を無事済ませました。ヒトの人生ってナンなんだろうね墓を眺めながらいつもそう思う。長かろうと短かろうとそんなのどうでもいいことかな。
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