フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

肩が痛い

2018-01-31 08:35:07 | Weblog

車の後輪の左側のタイヤの空気が抜けていた。気づいてはいたけどトロトロ走るのだからと放っておいたが人から言われるようになってガソリンスタンドへ行ったけどそこは年寄り、給油したらすっかり忘れて戻って来た。また行くのも邪魔くさいので「自転車の空気入れで入らないかな」というと「無理無理」と車のメカに言われる。でもロードバイクの空気入れだからいけるんじゃないかなと早速試してみるとなんとアジャスト。入るじゃないか。キュッキュッキュッと押すと空気が入っている圧を針が示す。ただ自転車のように簡単にはいかない。必死で押すこと60回。「疲れた」と声が出る始末。それでも上等に補充されました。エッヘン。最近の空気入れの進化をバカにするんじゃないぞ。やっぱり車も体もメインテナンスだね。空気入れたら調子いいこと。オレはカロリー使って体が軽いと思ってはいたが朝起きると肩が痛い。年寄りの冷や水とかな。

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ハゲは効く

2018-01-30 08:15:36 | Weblog

印象派のドガの絵には必ずハゲオヤジが描かれている。バレリーナの景色の中に。そのハゲのおかげでバレリーナが余計に儚く見える。というか純粋性が高まっている。画面の中に不純物を流し込むと全体の純粋性が増す。ということを「ヘンタイ美術館」という本で知った。そう思ってドガの絵を見るとなるほどハゲは効く。これがハゲじゃなかったらそれほどのことはないのかもしれない。当時バレリーナの傍にはハゲオヤジが集まってたのも事実らしいが暗くみすぼらしく描いたり傲慢に描いたりしているから対比として十分その役割を果たしているということか。絵だからいいんだよな。写真じゃこうもいかないだろう。絵の要素としての対比を考えなくてはいけないねとフムフム。見た光景をそのまま描くんじゃなくてという段階に自分も入らねば。と見たまんまを描いてる自分の絵を見ながらつぶやく。昔からみんなあがいて悩んで挑戦してなんだね。その流れは今も変わらない。昔と違って、たくさんの情報があるのに悩んでることは同じだなんて人間の脳って進化してないんだね。脳が進化すれば絵も変わるのかな。それでも絵の観方は変わらないなんてこともあるのかな。脳は進化の部分と置き去りの部分があるからね。絵も二分化されるのかな。オレはエロチシズムの方でいいや。と一枚の絵でいろんなことを考えていられる。ハゲは効く。これが今日のキーワード。

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自由研究

2018-01-29 07:20:10 | Weblog

小学2年生のコマッチから社会科自由研究が学校代表で自由民権記念館に作品展として展示された3人のうちの1人との連絡がありました。もちろん親バカからですけどね。親はうれしいもんです。子供の活躍は。何を置いてもね。そう言えば、振り返ってオレなんか自由研究の記憶がない。自由だからやらなくても自由とばかりさぼってばかりの子供だったんでしょうね。今思えばそういうことコツコツとやっておけばよかったと。子供の頃から論理思考が出来なかったんでしょうね。そういう積み上げて考えていくって思考はなかったような気がする。摩訶不思議が大好きの空想少年でしたからね。現実の社会や人の暮らしなんかにまるで興味がなかった少年でした。だから友達が「大きくなったら野球選手になりたい」なんていうのを聞くと「なんで今あるものになりたいんだろう?」と不思議に思ってましたから。自分はなりたいものは現実の世界にはないと思っていたから「大人になったらどうなるんだろう」としかの記憶しかない。今思っても。そうだな人間じゃなくて動物だったんだろうね。感覚として。だから、まどろこしい論理思考よりたいていは勘だね。勘で大人になって後から論理思考を身につけたから社会の矛盾がよくわかること。時すでに遅しか。コマッチの研究テーマは「マンホール」だって。子供は地面ばかり見てるからな。と思うと何だか面白いね。次の研究も期待してますよ。

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ついにボケが出た

2018-01-28 08:14:51 | Weblog

昔の話ばかりする絵画教室の昨日の話題は中学の同級生女子のボケの真偽だった。事の起こりは去年の同窓会。この同窓会は「楽しかった」というとその人は必ず死ぬというイワクつきの同窓会。そこで彼女は酔ったかどうかは知らぬが二次会のカラオケで順番が回って来る度「楽しい」を連発して同じ曲ばかり歌ったとか。5回目には店の人がマジで心配したとか。あまり「楽しかった」を言って帰ったので親しかった友人が次の日心配して家に電話すると出なかったって。そこで彼女の妹に電話してこうこうこうだというと妹も最近姉はちょっとおかしいとのこと。ついに身近なところでボケ発生1号か。と話題に熱がこもる。酔っぱらってた説とボケ説と議論白熱。結局ボケたんじゃないかという結論に。中学の同級生のことは何でも勝手にこの絵画教室で決まるのだ。とついに彼女にボケ第一号のお墨付きを授与したのでした。亡くなった同級生は何人もいるけどボケの認定は初めてだな。ボケの介護をしている人は多いけどオレたちの中からボケが出るとはなぁ。「サナエちゃん気をつけろよ」と言うとすかさず横から「白ワインと味醂を間違えて飲んだらいかんよ」だって。みんな次は誰か分かっているんだな。

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両手をひろげて

2018-01-27 07:23:39 | Weblog

海を知らぬ少女の前に麦わら帽の我は両手をひろげていたり(寺山修司)こういうことが年とっても起こるもんだね完全に説明できないことが。それでいて別にどうということなく過ぎては行くんだけど。10手先のことなどだれにも分からないよな。偶然と偶然が重なって必然になったりすることもあるから。とブツブツ。それはそれで仕方がないことだけどなんか心がやるせないってことあるでしょう?時間と結果が解決してくれるんでしょうが昨日ちょうどそんな場面に出くわしましてね。僕が少しでもそう感じるんだから当人の心情やいかに・・・ですね。思いやっても余りあるというのでしょうかね。「人生は難しい。でも死んだら意味がないから」って呟くように僕に言ってたことが印象に残りました。人生って生命力って何なのでしょうね。自分たちも終活に当たって考えさせられるテーゼでしょうか。本人はボケてますから毎日が幸せなんでしょうけど家族や友人や周りに重いテーゼを投げかけますよね。「それが何だってんだい」って吹っ切る以外今のところ手はないんですが・・・。そうか両手をひろげたらいいのかな。

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今朝の猫は

2018-01-26 08:04:00 | Weblog

今朝の猫は毛布に包まっていた。

いつもは早く起きるのに

寒いのかな

探偵さん、早く起きてくださいな

もう鳩もスズメも朝ごはん食べてますよ

そろそろ朝飯前の一回りの時間でしょ。

毛布の中からやっと起きだして伸びを一つ

トイレに行って目が覚めたらしい

「おはよう」「ニャー」

それでも探偵さん、毛布の上でまたひと眠り

寒いんだね。毛皮着てるのに。

もう今朝は寝かしておこう。心いくまで。

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you can't win you can try

2018-01-25 07:28:00 | Weblog

Why do birds suddenly appea?Every time you are near?Just like me they long to be Close to youと今日は何故か口ずさむ。猫のウルーが起きてきて足元にうずくまる。寒いからとストーブを点けてやると何故か外に出て行った。寒いからすぐに戻って来るだろうけど。王羽佳の好きな言葉にyou can't win you can tryというのがあって天才とは選ぶ言葉からして違うんだなと思った。頭の構造がというか脳のメカニックが行動的なんだね。この前向き姿勢が天才を天才足らしめるのかもしれない。でも僕はこのところブーニンを聞いているけどね。スルタノフもユジャワンもブーニンに似てるのかなと思っていたけど全然違ってた。それに驚いていまブーニンを聴いている。ブーニンは何故ドイツに行ってしまったんでしょう。日本に長く住んでたのに・・・。なぜピアノの演奏を聴くのが日課になってしまったんでしょうね。飽きないからかな。そうだよね、飽きないことが大事なんだよ。と言い聞かせつつ「勝てねぇかもしれないけどやってみるか」と今日もファイトが湧く。何やるのかな?それが問題だ。

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噴火にビックリ

2018-01-24 07:08:32 | Weblog

草津本白根山の噴火のニュースには驚いた。3000年前に噴火があった山で噴火の可能性はノーマークだったってね。自然の脅威には無防備なんだと思い知らされたケースですね。2014年の御嶽山の噴火も青天の霹靂だったけど噴石って怖いんだね。今回も何人かが噴石の犠牲になって1人の自衛隊員が死亡。自衛隊も温泉の近くだからと訓練してたのかな。こうなると北からミサイルが飛んで来たら防衛なんてできそうにないね。と思ったのはオレだけだろうか。ともかく日本は火山国なんだからいつどこでどこの山が噴火してもおかしくないって思わないといけないね。これ温泉街には死活問題だね。火山が怖くて温泉に浸かれるかという人はいいけど。草津も観光客が減るだろうな。温泉は命を永らえるものだからね。命を短くするために行かないだろう。風評被害だってヤカラがきっと出てくるだろうけどせめて警報がなるくらいの体制がないとおちおち湯にも浸かれないよ。この国の火山対策は遅れているんだって。なんせ神風が吹くなんていまだに言ってる国だからね。いよいよ噴火も地震も津波もついでにミサイルも身近な問題になって来た。

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1・23

2018-01-23 07:55:55 | Weblog

1月23日と言えばEフミの日だそうです。そうメールの日です。携帯電話が普及してからだからそんなに昔の話じゃないのにメールの日なんて「まさに、おそるべし」だね。67年前の今日はというとなんとわたくしの生まれた日です。そして寒い1日です。遂にわたくしもレオナルドダヴィンチの死んだ年齢となりました。ダヴィンチの時代なら67は大層な高齢ということだったでしょうが今や年寄りの座からも滑り落ちそうな危うい年齢となりました。貰った老人手帳を返せとはさすが政府も言わないだろうがこれからは70歳が老人の入り口となっていくそうだ。これからの若い人は人生の謳歌もなく働いて働いてボケるんですね。その代り、今の俺たちが人生を謳歌してやろうとこの誕生日に決心しました。勿論、しれてはいますが楽しいことのみやっていきます。何が楽しいかはまだこれからだけど日常の楽しみを集めればけっこう面白いんじゃないかな。まずは、断捨離宣言をして古い自分とおさらばです。そこから考えようと何を捨てて何を残すかでまた悩んでいる。ダヴィンチがモナリザを捨てなかったから世界の名画として残っているんだからな。そうだ、年寄くささを断捨離。それからいこう。67歳お気楽です。

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ユジャワンも聴いて

2018-01-22 07:32:41 | Weblog

太陽の光が8分20秒で届くというのに今日はまだ届かないと思ったら曇っていた。寒いぞ。雨も降って来た。今朝はユジャワンを聴いている。ユジャワンは見るのも聴くのもいい。胸の空いたドレスはエロティック。音は硬質。超絶技巧。手が何個もあるように見える。包み込むのではなく突き放すような音がかえって心地いい。それでいてスルタノフのように壮大な物語を編んでいるようなフィナーレに盛り上げていく。僕は音としたら両者よりグルードの方が好きなんだけどね。ホロヴィッツは別として・・・とブツブツ。ユジャワンを見ていたらクールベの絵を思い浮かべた。「白い靴下の女」あのエロスだよね。男性が惹かれるのは女性の匂い経つエロスなんだからセクハラはいけないけど惹かれるのは罪じゃないだろう。クールベって人は面白い奴で自分の絵が認められないってんで自分勝手に自分の絵を入場料をとって展示したんだ。けっこう入ったんだって市民は。これが世界ではじめての個展の始まりって言うから自分の人生は自分で切り開くもんだね昔から。

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