フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

the Feast of Crispin

2009-08-31 01:21:57 | Weblog
選挙が終わりました。結果にはあまり興味がない。つまり、大きな政党の結果には興味がない。フリーがどんだけ頑張るかが興味があっただけだから与党でも野党でも自分が関心がある人が当ればそれでいい。いわゆる蟷螂の斧がすきなのだ。We would not die in that man's company that fears his fellowship to die with us.This day is called the Feast of Crispain....シェイクスピアのヘンリー5世をなぜか戦うときに思い浮かべる。この覚悟に比べたらフリーの人の熱情が足らなかったのかな。人を評価する基準は、金の多寡ではなく地位の上下ではなく人柄を大切に思うといった日本人独特の価値観は失われていないかどうかをフリーの候補者で見たかった。
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選挙

2009-08-30 10:50:28 | Weblog
衆議院選挙投票日。朝のうちに投票を済ませてきました。うちの近所は、シルバーゾーンだから投票所に行くのにもわざわざ着替えて身なりを整えいわゆる昔で言うう「よそいき」の格好で行く人が多いのにお上の威信いまだ衰えずの感ありおもしろい。お上と言うこと自体間違っているのだが差別意識の強い薩長政治が続いていたのだからやむ終えないことだと思う。だが今回、ついに明治から続いてきた薩長政治が終わるのかと思うとすべてが国民の意思のうねりかと思われ歴史の胎動を感じる。さりとて頑迷な会津や彰義隊がとったところで未来の展望が開かれるかというと疑問に思われる人が多いのも納得がいく。経済発展だけにとち狂って排気ガスほか環境汚染を自国で解決できない中国とやたら武器ばかり揃える自称核保有国の北朝鮮に囲まれて彼らとどう向き合うかが問われる今日、新しい政権は、度お様な手段をもっているのだろうか。制裁か友愛か意見の分かれるところである。
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3years

2009-08-29 20:39:03 | Weblog
プルーテルが亡くなって3年。はや3年かまだ3年かそんな実感はない。ただ、今でも姿は見えないが自分の中では生きている。プルーテルは、65歳で時間軸を降りたけど僕は、この3年で3つ歳をとり、猫と犬が我が家の家族として2匹2匹増えパンプが入院し車を変えた。後は、変わらない。3年の間にいろんなことがあったと言えばあったけど。プルーテルが死んだのが8月。彼らしく給料日の前の24日だった。とかいろんなことを思い出す。不思議なことに嫌なことは思い出さない。嫌なことがなかったかもしれないが。面白かったことばかりで、話を蒸し返す。墓にはどうせ居ないだろうと墓には行かない。仕事で行った山なんかに行って偲ぶことにしている。だから、ハイキングついでの供養だからいつまでも死なないのかも知れない。こんなスタイルは、自分たちだけのことだろう。「そんなもんでしょう?はははは」と中村主水に似た笑い顔がすぐそこにあるように見える。おもてなしのテルと生前言われるくらい人をもてなすのが好きだった。今でも、山へ行くと谷のほうから心地よい風を送ってくれる。ぼくは、いつもそっと言う。「ありがとう」と。彼とは、たった2年しか付き合ってないんだけど、人との付き合いって長さじゃなく深さなんだねと思い知らされる。
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Fennel

2009-08-28 17:58:11 | Weblog
おかしなもので、フェンネルと書いてあるものに反応する。このクッキーはフェンネルの香りがするクッキーでお酒にあうクッキーということで売られていた。


そのまま食べてもおいしい。アニスの香りににているからアニスのお酒が好きな人にはお勧めかも。今日は、秋烏賊を買ってきたので烏賊の塩辛を作ろうと思っている。最近、親切なのか、消費者の問題なのか調理されて開きになった物が多いから良く見て未調理のものを買わなければ塩辛なんかできっこない。幸い、ここは、新鮮な獲れたての烏賊が簡単に手に入るから塩辛にはもってこいだ。僕のは、ごくシンプルなもので烏賊の内臓と半日干しの切り身をいれてフェンネルを少し混ぜるだけのものだ。フェンネルのおかげで割りと西洋風。一日で出来るすぐれものさ。ご飯にかけても、野菜サラダのドレッシングの隠し味に使っても最高。パスタにもメインソースではないけれどサブソースとして使えば結構楽しめますよ。
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omiyage

2009-08-27 19:18:45 | Weblog
モンクからジャマイカのお土産が届いた。3っつもあったのでスゲ-ッと喜んでいたら、僕に一つ、バジルに一つあと自分のお友達に一つ持っていってだって。全く、トロピカルは、混ぜこぜなんだから。開発途上国は、考え方も開発途上なんだから戸惑ってしまう。別に嫌いじゃないけど、捌き方を知らない真面目な人が受けたらストレスだろうな。トロピカルの常識は、世界の台風だ。第一、モンクの友達という人1ッ回しか会ったことないしどこに住んでるかも知らない。かろうじて、オフィスのある場所は知ってるけど電話番号も知らないからいるかどうかも分からないのに。まぁこんな状態だから、縄で縛って持っていても別にいいくらいのもんだから気は使わないけど散歩がてらにぶらぶらと行ってみるか。頼んだ方もお気軽だけど、頼まれたほうもお気軽だからそれで関係が成り立つんだね。お土産はね、ラム入りのケーキとココナッツ入りのケーキそれにバナナの葉で作った団扇だった。団扇は、バジルにってあったのでその亀の甲羅みたいな形の団扇を持っていくと意外と気に入ったみたいだった。「ゲーッていうかと思ったけど、カリブに思いを馳せてるようだった。人は、分からないから面白い。モンク、してやったりだな。


僕は、カリビアンパイレーツのような帆船の載ってる箱が気に入ってるのでまだケーキを開けていない。
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La plus belle pour aller danser

2009-08-26 20:32:18 | Weblog
アコースティックギター1本だけのバックでシルヴィーバルタンが歌う「アイドルを探せ」がラジオから流れてきて思わず口ずさんでいた。「今夜、ダンスに行くために最高にきれいになるの」という原題。「アイドルを探せ」とは言い得て妙。いままで、この曲は、何度も聴いてはいたけど意味は分からなくてサウンドだけで愉しんでいました。最近になって少しフランス語が分かるようになって意味を知ったばかりです。でも、若いうちから音で親しんでいるから歌詞なんかどうでもいいような気がしてこのアコースティックのバージョンはいいなぁと思いながらまぁ勉強の為に歌詞でもと見てみると、なんとシャルルアズナブールが作詞してたんだよ。凄いね。大ヒットじゃないか。仇やおろそかにしてはいけないと思い丁寧に書き写し近々訳させていただきますとアズナブールに敬礼しました。あの子供の歌のようなフランスギャルの「夢見るシャンソン人形」もセルジュゲインズブールの作詞だというしなんだかイメージに合わないんだけど面白い才能だね。

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ナースチェンカ

2009-08-25 19:46:16 | Weblog
ドフトエフスキーの「白夜」の娘の名前は何だったのでしょう?と思い出そうとしてたらナースチェンカで場所はペテルスブルクだったと思い出した。空想家と言う人種。それぞれシチュエーションはちがうが彼らは古くから生存し続けてきた。感傷的ロマンではあるけれどそれこそ表舞台に立つことなくそこはかとなく彼らは営々と自分たちの役割をこなしてきたと思う。それが今、絶滅品種となっている。「最後のロマン人」なんて本が出るのではないか。空想の世界から現実の世界へと出て行くナースチェンカそれを見送る主人公。そして自分のこれからの現実も空想という癒しで解決していこうとすることに何かほっとしたものを感じる。この小品でドフトエフスキーの偉大さを感じる。スケールでは、罪と罰やカラマーゾフにはかなわないけどあの大作よりこの作品のほうが凄さを感じるのは自分が年老いた岩になってきたことが影響してるのでしょうか。でも本当のところ年老いた岩って何のことか分からないのです。「生涯ロマン人」のことかな。そう言えば、ランボーも空想から現実へと戻って行きましね。砂漠の蜃気楼が見えるようだ。
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rock

2009-08-24 19:56:12 | Weblog
アメリカインディアンの一族オマハ族の儀式の歌に「岩」というのがあってどんな儀式に使われたのかは謎だけど、妙に心地いいから今日はこの詩を眺めていよう。



限りなく遠いむかしから
じっと
あなたは、休んでいる
走る小路のまんなかで
あなたは、休んでいる
鳥の糞を身体いっぱいにかぶって
足元の草をぼうぼうと生やして
頭を鳥の棉毛で飾られて
あなたは、休んでいる
吹く風のまん中で
あなたを待っている
年老いた岩よ

「金関寿夫 訳」

大いなる自然。僕は疲れているのだろうか・・・・。
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hang-on cat

2009-08-23 19:26:02 | Weblog
この間からフィガロが我が家に居候してます。さすがのハマちゃんも飼ってくれとは言いません。自分も嫌になったら帰るだろうと思っているから気が済むまで居候させてやるつもりでいる。だから、昼間は、外に出している。夜も出たかったら出している。つまり、出入り自由としているけど入りは、チェックを厳しくしている。猫も犬も昔のラッシ-の家みたいに自由に出入りできるというのは理想だけどマーキングされたり現実は大変だから呼んでいたら入れることにしている大抵いるけど。ウルーもフィガロには怒らないので喧嘩もなくウルーが上にいるから秩序も保たれて何とか住み分けが出来ている。ウルーは、水鳥拳だから爪が鋭いけどフィガロは爪を出さないのでこれがとてもいいとこ。甘噛はするけどね。非常に甘えん坊で人につきまとう。ハマちゃんとこは猫が多いからスキンシップが足らなかったのかな?出てくるなんて。そんなことはないだろう大事にされていたんだもの。ハマちゃんがフィガロが食べてたキャットフードを持ってきたけどhill'sだった。小さい袋で2300円位する最高級のものでとても自分には買えません。そんなもの食べているんだからうちへ来て昔ながらの猫まんまを食べなくてもいいのに。お口に合いませんでしょう?ウルーは、もう猫まんましか食べなくなりましけどお前は、まだ、お金持ちの暮らしに戻れるんだぞといってもこのリラックスした寝相。



全く無防備。


ウルーなんか上品な寝方だこと。
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オランジュの朝食は朝3時。

2009-08-22 19:42:54 | Weblog
早朝、ランディとマルディを連れて散歩に出かけた。途中で散歩帰りの近所のばぁさんに会った。「おはよう」「おはよう」「ありゃ、うちの猫がお宅へショッチュウお邪魔してるとね。スマンよ」「いいえ、かまいません」「朝3時に餌を食べたらすぐに出て行くき、あの猫は」朝3時・・・早い朝食だ。老人地区の猫の飼い方なのかな。うちにミルクを飲みに来るオランジュの飼い主だ。オランジュ、本名:茶々丸 年齢不詳。いつも喧嘩しているから生傷が絶えないオス猫。始めは、野良猫と思って飼ってやらねばと思っていたけど夜になるとどこかへ帰っていくからどこかの猫だろうか。汚い猫だがと思って見てたらスミノフがあのばぁさんの猫よと教えてくれた。オランジュがうちに着だしてから3年めかな。今日始めて飼い主に会った。ばぁさんは、朝が早いからなかなかお目にかかれないんだ。面白いことに、当然と言えば当然だけどオランジュも朝早い猫だったんだ。
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