フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

an alliance of hope

2015-04-30 07:23:16 | Weblog
U.S. has to give to the world was hope ,is hope and must always be hope ・・・
Let us call the U.S.-Japan alliance ,an alliance hope.
と安倍ちゃんがアメリカの議会でゆっくりともったりとしたアクセントで歌い上げた演説の締めくくりですけど新聞のヘッドには「独断的な演出」と書かれていた。誰に対してかって?もちろんJpanにだよ。まるで広告会社のプレゼンのようにこの演説が聞こえたのはオレだけでしょうか。内容は結構過激に独断と偏見に満ちたことをまるで日本国民の総意かのようにリズミカルに述べておるんですがやはり数の論理で日本の国会なんか問題ないと思ってるんでしょうかね審議する前に8月までに決めるからとアメリカで勝手に言ってしまった。こんなヤツ、いままでお目にかかったことはない。議会政治の否定じゃないか
これなら国会議員もこんだけ数いらないと思うね。「時はいま、天がくだしる五月かな」

彼もまた転び落ちるのかな。まぁどうでもいいことだけど。謙譲の美徳とは言え「日本国軽視」もほどほどにしてナニもアメリカちゃんに希望をもらわなくてもいいんだからそろそろ大国と小国であっても対等に物言う時じゃないのかな。このままいったら大企業だけ大国だけしか生き残れない世界になる。これって中国が普段から言ってることとおなじじゃないか。世界の変わり目の時だね。昔、産業革命で世界が変わった時、その世界に敢然と立ち向かったのが職人と芸術家だって。だからいろいろな隙間産業が生まれたんだ。さてこの世界が大きく変わろうとしている今、もはや職人はいない。芸術家だけで立ち向かえるのだろうか。take hopeこっちがhopeが欲しいよ。
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some real tensions

2015-04-29 07:25:19 | Weblog
some real tensionsとオバマが言ったとか。中国のことだけどね。安倍ちゃんが得意げに今回の訪米は国賓待遇だったとにやけているけど7億円の税金使っての豪華旅行だものそれだけでもアメリカはウハウハさ。どんだけアメリカで話題になってるんだろうと思ってワシントンポストなんぞ見てみると「ネパール地震」に紙面を奪われ隅の方にちょこんとオバマとTPPの話をしてブレークスルーに至らなかったが進展があったとの記事がでていた。日本で騒ぐほど軍事協力の話はメインに出てこない。安倍ちゃんが中国の脅威をぐたぐたいうからオバマがそれに応じて「some real tensions」と言ったとか。日本ではさもアメリカが尖閣を守ってくれるような論調だけど冷静な議論が必要だ。たしかに日米同盟は強化したけど同盟は過去においても何度も裏切られるものだから。何とも言えない。ただ先の大戦でのことや従軍慰安婦のことをapologizeしたから当分韓国もとやかくいいがかりをつけられないだろう。ただ心配なのは調子に乗ってどんどん自衛隊の守備範囲を広げていることだ。これにも国民の税金が使われ我々も否応なしに加担しているという事実から目をそむけてはならない。それに自衛隊員の命もどこかで犠牲になることも。アメリカはもう軍事にかける金の余裕がない。そこへかもネギの安倍ちゃんが鍋とコンロまで用意してきたから落ちぶれ果てたオバマも面目躍如で思わず安倍ちゃんの肩に手を回したとか。フランスの新聞にはもちろん「ネパール地震」がメインだけど「日米同盟強化」とこっちがメインででていた。TPPなんかヨーロッパは関係ないからな。まぁ日本の新聞はニュースショーのようなところがあるから針小棒大に言うんだろうけどポジショニングから世界への影響力からを基点にニュースを見ないといけないなと思う今日この頃でした。
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今日はカレー

2015-04-28 07:28:14 | Weblog
今日は野良仕事だから昼飯にと朝からカレーを作った。朝からというのは少し違っていて昨日の夜からグツグツと肉やジャガイモ、人参をワインで煮て一応仕上げている。このエキスをフォンドボーというのかな。フライパンが温まってきたらターメリックにマサラと小麦粉を加えてバターとクロテッドクリームで練り練り。そこにフォンドボーを少し加えてまた練り練り。塩コショウと醤油で味を適当につけカレールーを作る。少々濃い目にしとかないと「たっすいがはイカン」となる。弱火でとろとろ煮込んだ具とスープの中にこのルーを入れてとろとろ煮る。思ったよりトロトロとなったら出来上がり。コイツを温めたフードコンテナにいれて今日のお弁当のできあがり。ご飯は、作業小屋で用意すべし。ラララらラン。さぁ、張り切って畑仕事に精を出しましょう。本当は、花を見たり鳥を見たりスケッチしたりで時間を過ごすことが多いのですが。まぁ、畑に行ったら畑仕事ですから悪しからず。誰に言ってるのかな?畑の神様にかな。
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ネパール

2015-04-27 06:33:50 | Weblog
ネパールで大地震。エヴェレストで雪崩。のニュースに驚いた。カトマンズ倒壊。野口健さんの無事確認のニュースではじめてあっ山かと気づいた。日本からのトレッキングツアー客が沢山行ってることだろう。ネパールはヒマラヤの麓の国でとても人気のスポットなんだ。この前、横浜の絵を描く仲間の一人とネパールの話しをしたばかりだ。彼は、学生の頃からの山好きでそれこそエヴェレストの6500mまで登ったことがあるんだ。それでネパールに魅せられてカトマンズで展覧会をやったり積極的に動いている。いまではネパールの生活向上のボランティアとして毎年何回かはネパールに出向いて活動してるとのことそして、まだネパールの話は続いてこの夏にアンティークの登山の師匠の夫妻がネパールに行くと聞いたばかり。それが前週だったからなんか因縁みたいなものを感じるね。それに近所のスミノフの娘さんはネパールに学校をとずっと昔からネパールに行ったり来たりで活躍されている。考えてみればネパールは身近な国だったんだ。昔「カトマンズの男」という映画でネパールは知ってたんだけど。ネパールは山をやる人にとっては聖地なんだから日本も積極的に救援活動に協力して友愛国として頑張ってもらいたい。多分横浜のおっちゃんも少し落ち着いたら行くだろう。チリの火山も噴火。山が動き出した。なんか不安。海が動かなければいいんだが。
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藤色

2015-04-26 06:49:49 | Weblog
山のあちこちで藤の花が咲いている。僕らの畑にも藤の花があってようやく咲き出した。去年はかんざしのように上のほうから垂れ下がっていたのに今年は少ない。というより下の方で少しだけ咲いている。ぼくは今年は藤の花をスケッチしたかったので早速花の近くに行った。「藤色」って言うんでしょうね。藤の花の色だから。これがなかなかパレットでは作れないんだ。淡濁色のトーンで藤の花を描いた。

藤の花の詩を作ろうかな。藤を見ていたらそんな気分にさせられる。ヴァイオレットの持つ幻想的な雰囲気がそうさせるのだろうか。

藤色
     
藤の花が咲く頃、あの人が逝って
さわやかな5月の風が花弁をゆらした
花を見ながら去年はこうだったと
必ず言うからあの人のことも
きっとこうだったと想い出すのでしょう
藤色の花を見ていると柔らかな自分が
やさしくあの人をみつめている
もうそんな季節になったのかと
藤の花房が煙になるまで
見つめていた
























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いたどりORS

2015-04-25 06:57:15 | Weblog
いたどりを採ってきたから「イタドリジュース」を作った。イタドリを結構な量を使うけど出来上がりは少ない。だけどそこら辺の健康サプリより元気度アップだって。今回はORSと同じ作りにした。イタドリ水500mℓに塩1.5g砂糖20gを入れるだけのことだけどこれが脱水症の処置に使う経口補水液にイタドリのパワーを加えたものになる。砂糖を多くするとジュースになるが今回は山行きを考えてORSとした。

疲労回復に即効ありと聞いた。砂糖が少ない分健康的な味。「ウ~ンまずいもう一杯」ってとこかな。普段どんだけ甘いものを摂っているかというか市販されてるものは甘さでごまかしてるというかが良く分かる。イタドリを小さく切ってミキサーして水を適量。それだけのことだけど。イタドリの粉砕されたものが沈殿するとその上澄みがピンクになる。
そのピンクに砂糖を入れたらジュースになり砂糖と塩を少々入れたらORSになる。僕は栄養学的にはどうなるのか分からないけど殺菌のためひと沸かしして作る。毎回思うのだが緑の液体がしばらくするとピンクになるのは不思議。緑と赤は補色の関係。反対色の配色だもの元気に見えるはずだ。見るからの元気な「イタドリジュース」。ORS。寿命がのびるよ。
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赤と紅

2015-04-24 06:58:16 | Weblog
虹色で7色。一番先に赤そして七番目に紫。八番目の色が見えるとしたら紅がくる。両方ともアカと呼ぶことがあるんだけど2色は全く違う色。華やかな紅、力強い赤。性質も全く違う。自然にはたくさんの色があってこの2色が寄り添うこともある。たとえばツツジ
赤や橙のツツジの花の中に紅のツツジの花が混じる。「あかいツツジの花だ」と見るから1番と8番というふうに意識せずいっしょくたにアカですましている。こんなことって結構あるよね。ワイルドワンズの加瀬邦彦が死んで俳優の萩原流行も死んだ。一方は自殺で一方は事故。死の原因は全く違うのに第三者にとっては「死んだ」でひとくくり。死の意味とか死の価値とか全然ないんだよね。プラスティックが積年疲労でボロボロとはがれ朽ちていくようにその人の人生とか生きザマとか死にザマとかも1個の色としてではなくひと括りの色として片付けられてしまうのか。そしていつしか忘れはて「ここに赤をいれようか」とか「紅を注せ」とかその日の気分で今日一日を生きているんだろうな。有名人って赤と紅の違いを意識して生きてきた人たちじゃないのかなとふと思った。というか突然無名人の代表としての僕の意識の中にその2色が鮮やかに蘇えったんだ。「もうかえらないあの夏の日」というワイルドワンズの「想い出の渚」に導かれたのだろうか。そうかこれは渚の夕陽の色だったのか。・・・・かもしれない。
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黄白の季節

2015-04-23 06:47:25 | Weblog
山は黄白の季節。まるで笑ってるかのようだ、Tシャツとアームスパッツ、コロンビアのセミハーフパンツと靴はサロモンの夏山用で行った「手箱山」。今回はどのコースで行くとガムシャラ君が聞くから「名野川コース」の筒状山コースで行こうと答えておいた。ガムシャラ君は手箱直接コースで行きたかったらしいけど道が荒れてるかもしれないから登りは道が分かる方から行こうとなってアンティークと3人で出発した。山はツツジの季節できれいだぞと思ってたらつつじは咲いていない。おまけに北面だから雪が残っている。

まるで雪渓。田中陽希君がしたようにつま先で雪を蹴って進む。この道も人があまり歩いてないからか笹が伸び放題で道が分かりにくい。筒状山の下に到着したときにはバテてた
向こうから若い女の二人組がやってきて「手箱へ行ってきました」という。「随分早かったんだね」というと「朝早くに出発しました」と「手箱までの道は地割れがして危険ですよ」と教えてくれた。手箱の銃走路を進むとなるほど竜が通ったかのように地割れが続いている。途中で道が崩落しているところもあった。この木はどこで見たのかな登るとちゅうだったかな。

頂上についてお弁当。珈琲を沸かしてくつろぐ。

この景色がいままでの苦労を吹き飛ばす。

下りは手箱コース。道が分からない。赤いテープを探しながら手探りで進む。道なき道を進む。倒木を越えて笹が生い茂る道で転倒。笹の枝で目を突いた。眼球ではなかったのが不幸中の幸い。だが目が痛い。早く下りて水で冷やしたい。やっと道があるところに下りる。かなりの傾斜だ。これを登るのは遠慮したい。こっちを登らなくて良かった。とガムシャラ君。遂に下りきったらまた難関。一昨日の雨で川が増水。橋は壊れて渡れない。川幅7~10m位かな。ところどころに岩が頭を出している。普段ならジャバジャバと問題なくわたれるだろうがいまが水がゴーゴーと流れている。さてどうするか。ガムシャラ君が身が軽いからピョンピョンと飛んで向こう岸へ。またピョンと帰ってきて荷物を運んでくれた。そこで僕らもピョンピョンと渡れた。まるでサバイバル。川の水で目を冷やし帰ってから抗菌目薬をさして寝たけど朝目が腫れてないか心配だった。オソロオソロ目を開ける大丈夫。少し目が痛いけど大したことなくてよかった。でも反省の山行きでした。若ぶってキツイコースを行くのはダメだね。
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若草色

2015-04-22 05:11:55 | Weblog
山が若草色に包まれて上等の油絵を見てるかのようだ。重ねれば重ねるほど透明感が増すという油絵の具でグレージングしたゴッホとピカソがコラボしたような四国の山。今日は「手箱山」に行く。シェルパ君がポールマッカートニーを聴きに大阪に行ってるので今日はいない。だから荷物が重い。今日は買ったばかりのザック。オスプレイのUTL46ℓで行く。荷物はそんだけないんだけどジェットボイルやパーコレーターなんか詰め込んで珈琲他の水を入れると結構重くなった。腰の痛い僕が耐えられるかな。手箱山は距離があるからなとブツブツ。それでも4:00に起きて弁当作って準備万端。夏山の服装でいいのかそれとも春山?悩ましい気候だ。今日は名野川ルートで行く予定。久しぶりの山行。ツツジが迎えてくれるかな。
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楕円の一歩

2015-04-21 09:05:09 | Weblog
円の中心への求心力が強くなってしまっている今の社会。寺尾紗穂が軽やかに歌う
明るい道と暗い道
狭間の小道を進むんだ
あなたが教えてくれたのは
楕円の夜の美しさ
・・・と。「円は中心が一つ。楕円は焦点が二つあっていろいろな形になる。一つの考えに固執するのではなくいろいろと思考することが大切」と彼女は言う。新作アルバム「楕円の夢」の発表の時の言葉だ。腰が痛くて楕円状に歩いている身にとってはいたく納得のお言葉です。楕円よりも駄縁で生きてる生活習慣病患者にとっては耳が痛いことでしょう
雨と風で頭上の花は見ることが少なかったけど自然は必ず与えてくれる

地上にはムラサキの絨毯。そして心にこの歌。
愛はあきらめのなかに
おそすぎた答えの中に
ようやく見つけた光を
失くさぬように両手でそっと
愛よとどけ
あなたの陽だまりへ
飛んでゆけ
・・・・・・これをあの透き通った声で歌われるとたまらないのです。こうやって日本文化を守ろうとする人と日本文化を壊そうとする人。二つの焦点が明確に動き出したような気がします。一つは楕円運動。もう一つは円運動。もちろん僕は、日本文化の基礎である楕円で動く。ゆるやかに包み込むこの波動を忘れずに。
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