フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

左手の為の協奏曲

2007-11-30 20:10:37 | Weblog
今日ラジオから聞こえてきた話だけどとってもいい話だから教えるね。プロの作曲家と演奏家の話だけど有名なピアノ弾きの友人があるとき脳梗塞か脳溢血だったか忘れたけれど病に倒れるんだ。幸い命をとりとめて病は回復したんだけどピアノ弾きにとっては致命的ともいえる右手の機能を失ってしまうんだ。失意のどん底。そんな友人の姿に作曲家ができたことは、左手があるじゃないかといって左手だけで弾ける曲を作りつづけた。そしてやっと失意のピアノ弾きが復活の曲となる左手の曲「モーツアルチーノ」を弾いた。子供のモーツアルトという曲で子供が鍵盤をタドタドシクたたくようなイントロからピアノが楽しいと思わせる曲が情感を持って友達の優しさを伝えてくる。こんな友情が、今でもあるんだ。日本人の話だよ。左手のピアニストは、もう全国でコンサートを開いているくらい復活している。今度、アンサンブルを作ってよなんて軽口がいえるくらいだから友達に支えられて完全復活したんだ。そう言えば、今日は、亀田の弟の復活謝罪会見の日であり朝青龍の謝罪復活会見の日であったし復活の日なんだね。両者ともいい友人を持っていれば救われるかもしれないね。
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トキオ便り

2007-11-29 20:44:38 | Weblog
東京に行ってるモンクから久しぶりに便りが届いた。もちろん英語だから短い。長いのはこっちも大変だし、短くても伝わるものはある。「やぁ、久しぶり、どお?げんき」
「クリスマス」には、ギフト贈るね。とここまでは、いいんだけど「その前の週は、私の誕生日だからね」ってどういう意味なんだろ?まぁ、らしいって言えば、らしいからいいか。
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アルパカのマフラー

2007-11-28 19:56:45 | Weblog
手編みだから、同じマフラーは無いけど、似たような模様のアルパカのマフラーを姪の誕生日に贈った。フォークロアな子だから凄く喜んでくれた。それだけで十分さ。そこに描かれているアルパカとか土俗の図柄をいつまでも覚えておいて欲しいと思う。人がまだ自然や動物達と友達だった頃の思い出として。そんな心の温もりをいつまでも忘れないでいてくれたらな…と思う。姪の誕生日のケーキはモンブランだった。やはりこの時期は、モンブランだよね。実は、昨日もモンブラン食べたのだけど今日も平気で食べた。今日のは少し甘かった。甘さ押さえたのもあるし、甘いのもあるし、だけどこのところモンブランは質が向上したみたい。ほのかな栗の香りを漂わせつつ栗独特の舌触りを残してつくりあげているもの。素朴さがいいね。
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銀杏並木

2007-11-27 19:32:01 | Weblog
銀杏がやっと色づいて”らしくなってきた。裕次郎の歌でも歌って歩いてみたくなる。でも、心は、フォークロアな気分。モンベルへ行ってペルーのアルパカのマフラーを買った。巻いてみるととっても土着っぽくていい。ペルーは、エルニーヨの影響で曇りの日が多いと聞いているが、どことなく青空のイメージがあるよ。海の蒼さではなく山の青さとでもいうか、あまり熱を帯びない青さを感じる。Me espera un poco? Si senorゆったりとした時間ノンビリとした気分。ビジョンなんか何にも無い。ただ今を生きるだけ。それだけで十分幸せ。このたった1枚の編物にそれを感じる。ペルーの人が外貨を稼ごうと少しでも暮らしが楽になるようにと願って一本一本編んでいった手編みのマフラー。それでいて奢らず、卑屈でなく文化の誇りを表わしたようなアルパカの図柄。ひょっとしたら、この素朴さこれからの世界のキーワードかも知れない。アメリカは、インディアンに国を返せ。中国は、小国に分裂しろ!そうすれば、温暖化も何もかもうまくいく。そんな気がしてくるマフラーです。
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風邪ひいた

2007-11-26 19:49:28 | Weblog
2、3年前なら、「風邪は引かないことにしている」と言ってはばかりは無かったんだけどよる年波、一人前に風邪を引くようになってしまいました。パンプなんか少しぐらい肺がヒューヒューと言っていても自力で治す治癒力があるのだけど、情けないことにその、動物の治癒力が自分には、すでに無いのか自力で治せない。いつもなら、亜鉛とビタミンCで大丈夫なんだけどのどの痛みがとれなくて葛根湯を飲んだけどもうすでに遅かったらしく効かなかった。市販の薬と医者とを比べたら医者の方が安いので医者に行った。早期発見早期治療これが病気に打ち勝つ秘訣だ。意外とこれが守られていない。それと、病気にならない体作り。これだけですね。パンプを見てたらよくわかる。ボケる前は、どこそこが悪いと言っては、薬を貰い10数種の薬を飲んでたけどボケてからは一粒も飲んでないのに凄い治癒力というか防衛力を示している。きっと薬の弊害でボケたのだろうとまわりでは言われている。自分も薬害ではないかと薄々感じている。今日も、風呂はまだ沸いてないと言うのも聞かず水風呂に入って「おおさむい」とか言ってたけど風邪も引かずシャーシャーとしている。きっと、動物の免疫力を持っているんだと思う。それとも、脳の制御を外れると体は、原始を取り戻すのだろうか。
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ぐうたら

2007-11-25 10:16:03 | Weblog
朝、一緒に起きて、自分が、洗濯や朝食を作っている間にウルーは、パンプの唯一の暖房器具である電気座布団にねそべって人がしてることを見ている。「まだかなご飯」ってな感じ。猫ってぐうたらで、身を窶す事しか知らないデキの悪い、ちょっと美人の女といったところかな。バカな女と違って猫が偉いのはここから、ぐうたらを装いつつも、しっかりと人猫関係の距離をみつめ、つかずはなれず、時には、ご主人様とおだてたり、能ある猫は爪を隠すでしょうとばかり賢いところ見せたり。人をあきさせないところ。これで大抵人間は、猫にはまるのです。スーパーに行ったら、ウルーに何か買ってかえろうと思う自分がいるから不思議だね。夜中に帰ってきたら、もうパンプも寝て、マーチンが戸締りをしてくれてるんだけど、ウルーのことなんか考えてないから、ウルーの水飲み場の戸を閉めているんだ。帰ったら、とんできてウルーが、訴える訴える、「ここ開けてくれ。のどが渇いているの」とニャーニャーうるさい。だけど、こんなとき、このコ賢いんだなとひどく感心する。まるで親ばかみたいに。猫にかまけてというのかな・・・・。
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バッタリ出会った。

2007-11-24 01:23:55 | Weblog
デパートが、先着1000名様に人形焼プレゼントという企画をやってた。人形焼が貰いたかったので朝一番に出かけた。デパートの入り口、人人人が、ドンドン吸い込まれて行く。負けじと自転車をおいて入ろうとしたまさにその時、「あらぁ、お久しぶり」って昔かよってたバーのママさんにばったり出会った。参ったなぁ、急いでいるんだけど、ママさんは、もう引退して悠悠自適の毎日。この日も若いかっこうしてどこかへお出かけ。自分みたいに、お饅頭なんぞ貰いに来てない。つまり、時間があるってことだ。「お互いとしとったわね」なんて旧交を温めて、それでも、人形焼が気になってたけど、あんまり、懐かしそうにするから、ついつい昔話に花を咲かせてしまった。「お互い、年取ったわね」なんてセリフがこんだけ暖かく聞こえるなんて知らなかった。よく考えたら、いい言葉だよね。かろうじて、人形焼には間に合ってもらえたけど、今日は、ママさんの言葉がうれしかった。元気でね、また会いましょう!って別れた。
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カレーペースト

2007-11-23 01:19:32 | Weblog
パンプが夜中におお暴れして台所のものが散乱してた。どこに何があるやらさっぱり分からなくなっていた。味噌はままごとに使ったらしく開けられて放られてた。コップは炊飯器に入れてあった。プラスチックゴミ入れには、ビンや缶と皿が入っていた。ふと見ると買ったばかりのカレーペーストが袋を破られてかろうじて中身がお椀に入っていた。これは使わないとと朝からカレーを作った。鴨の胸肉があったので200スキレットでソテーしてカレーペーストに水を入れて沸かしカレーにしてごくシンプルなものを作ろうと思ってたけどカレーって不思議。見てたら野菜も入れよう、茸もねと段々に入れるものが増えていって胡瓜もトマトもじゃがいももとなってしまって、結局普段のカレーになってしまった。このカレーペーストって便利。カレールーが無くてもカレーになる。だけど辛い。マサラが効いてる。でも美味しい。ご飯が炊き上がるのが遅かったので、ナンではなく、パンでいただきましたけど結構なお味でした。パンプは、なんでも破ったり、括ったりするから置くところを考えなくては・・…ム
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火事だぁ!

2007-11-22 02:10:00 | Weblog
猫が寒がりだってことは、朝起きたらストーブの前のいるから良く分かる。ウルーのお気に入りの場所だったのにストーブが我が家から消えた。
       


パンプが火事を起こしそうに成ったから。二階でパソコン打ってたら何だか煙っぽい。慌ててリヴィングに行くとパンプがストーブの前で座っている。そのストーブから煙が出てた。見るとストーブの中に手袋やらライターやらが投げ込まれていた。暖炉ではないのに。くべたんだと思う。火事になるところだった。ストーブにセーター着せたり布団かぶせたりは日常茶飯事だったけど火の点いたストーブにと言っても電気だけど。何かに突っ込まれては、もうストーブ無くさないわけには行かない。これでこの冬、暖房なし。
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シベールの忘れ物

2007-11-21 02:08:10 | Weblog
マメ莢に並べられた小さな実と苺のようなものを見てるとシベールの忘れ物のような気がしてピーターに成った気分で、それを大事そうに見ていた。



シベールもレリースを作ったのだろうか?誰の為に?ベレー帽をかぶったシベールの顔が浮かぶ。男って、気にいったことがあると、いつまでも忘れないんだね。もう42、3年も前に見た映画なのにいまだに、シベールを追っている。映画そのものが気に入っているから、そのシーンで想像が膨らむんだ。甘い悲しみといおうか、悲しい結末を知っているから、その、少しでも幸せだったシーンを見つけると二人を楽しくしてあげたいと思うのだろう。そのとき、ぼくは、善意の第三者でもあるし、ピーターでもある。だけど、こんだけ、懐かしく、楽しく、かなしく思い出させるものってあるだろうか?今のところほかに知らない。
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