フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

2012-08-31 08:47:47 | Weblog
ただいま部屋の片付けをしてまして毎日出てくるガラクタと格闘しています。普段全然気にならなかった埃がやけに気になって見つけるとすぐ拭くようになりました。これって異常かな。どんどん片付いていく過程を見ながらチェックする目が厳しくなっていくのが面白くてほんの少し潔癖症の人の気持ちが分かったような気がした。すぐ忘れるだろうけど「きれい好き」だと思ってたけど単にきれいなところが好きなだけだったということを思い知らされる。掃除ってクリエイティブなものだったんだね。
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絶滅

2012-08-30 09:46:29 | Weblog
日本かわうそが絶滅指定品種になった。須崎の新荘川で昭和54年に生息が確認されてからそれ以降の確認がないとのことだ。まるで他人事のように発表があったけど。誰が絶滅させたかと思うと背筋がさむくなる。護岸工事に森林伐採。かわうその生活環境を著しく侵し続けたのは誰だ。いままで営々と続いてきた種が終わるなんてやるせないですね。
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Arthur Rimbaud de nouveau

2012-08-29 08:18:04 | Weblog
ランボーが再び気になりはじめた。ハリウッドの「Rambo」ではなく1891年に死んだランボーだ。15歳から20歳までに書いた何篇かの詩によって今も天才詩人の名を欲しいままにしているフランスの詩人だけど詩を捨ててから砂漠を彷徨ってアフリカの大地で冒険者として生きたランボーが気になりだした。
 その詩人は底知れぬ渇きを抱えて放浪を繰り返した
 限りない無邪気さから生まれた詩
 世界中の詩人達が青ざめたその頃
 彼は砂漠の商人
 詩なんかよりうまい酒を などとおっしゃる
 永遠の詩人ランボー
 あんな男 ちょっといない
 サントリーロイヤル
この長沢岳夫さんのCMを覚えている人もいるんじゃないかな。1982年の作だ。僕らはこんなに格調高いCMを見ていたのかと思うと現在のクリエイターの質ってナンなんだと思うねそれに永遠の詩人との回答を示してくれている。そうだよな彼は20歳で言葉というものは放棄したけど生き方そのものが詩だった。CM当時はランボー自体に関心が薄く分からなかったけど長沢さんが永遠の詩人といった意味がよく分かる。そしてアフリカをさまよい歩くランボーの姿が重なる。「あんな男ちょっといない」最近ちょっといるあんな男ばかり見ているとウンザリしてどこか辺境を彷徨いたくなってくるのは自分なりの癒しなのだろうか。
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神風

2012-08-28 09:27:19 | Weblog
神風が吹いているのかこのところ台風が来ない。ぜんぶ中国と韓国へ行く。まさに神風かな。それでも雨の前線を尻尾にくっつけているから日本の体たらくに喝を入れるべく雨を極端な雨量の雨をもたらす。自然が怒っているんだ。神風の加護を受けて帆を張り大海原に漕ぎ出さねばならない日本丸をこの国の船頭達はなぜ躊躇するのだろう。もはや老人には関係ないことかも知れないが今が好機だと思うのだが。侵略ではなく満州国復活という気概を持てばこの難局も乗り切れるのではないか。システムは構築しないといけないがこういった発想がいま求められているのではないか。橋本さんがそれに近い発想ではあるが失敗して毒杯を仰ぐ姿が見え隠れするのは覚悟の上か。それでもやらないよりましか。今はあまりにも失敗を恐れる人が多いよね。不退転の覚悟でって言葉は勇ましいがあれってナンなのだろう。まぁ何があっても休暇をとるということにしか思えないんだけど。
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Right Stuff

2012-08-27 09:01:54 | Weblog
冷静 謙虚 物静か 日本の美徳と思えるものを総て兼ね備えていた「謙虚なアメリカンヒーロー」ニール アームストロング船長が亡くなった享年82歳だった。1969年7月 人類初の月面着陸に成功した米宇宙船アポロ11号の船長だ。
That's one small step for (a)man One giant leap for mankind
月面に初めて一歩を印した。左足だったと聞いている。その時の言葉が有名な「一人の人間にとっては小さな一歩だろうが人類にとって大きな飛躍」だ。あとで冠詞のaが抜けてるとかですったもんだあったけど。宇宙との交信だから聞き漏らしたかもしれないのに言ったとか言わなかったとかで文法学者がうるさかったね。特に日本で。その当時まだ意訳ということに慣れてなかったから。どうでもいいことだと思うけど。この言葉アームストロングの生の声だということだ。どこかの誰かと違って原稿なしにこんな素晴らしい言葉をいってのけることができるなんてまさに彼は「ライトスタッフ」を持っていたんだなと思った。ご冥福をお祈りいたします。韓国のバカも竹島に上陸するより月にでも行って石碑建てたらもっと支持率上がったかもしれないのに「冷静 謙虚 物静か」のライトスタッフ(正しい資質)がないんだろうな。主だった韓国国民は冷静だというからあのパフォーマンスは空振りだったと言われているらしいね。
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tiger beetle ハンミョウ

2012-08-26 09:24:28 | Weblog
このところ庭にハンミョウが来ている。テレビの番組で以前100m走を走れば4秒くらいで走る世界最速の生物だと紹介されてたあの虫だ。きれいな紋様で後を振り返りながら飛ぶから「ミチアンナイ」とも呼ばれるらしい。


「ハンミョウの毒を塗ったからお前の命はあと半刻」なんて子供の頃、時代劇の影響でよくこんな遊びをしたからこの虫は毒だと刷り込まれていた。これがハンミョウにはふとい迷惑で毒の在る漢方薬に使われるはんみょうは全く違う種類のものだ。これは実際忍者達が使用してたものらしい。江戸時代の学者が訳し間違えたとのことだが大きくなるまでハンミョウは毒だと思い込んでいたから刷り込みとは恐ろしい。いま韓国が竹島は韓国のものだと子供たちに刷り込んでいるのも同じようなことだと思う。大きくなって正確な判断が出きる人間になれるのかどうかギモンだ。国家の罪は大きい。それはともかく、ハンミョウは肉食でハエとかミミズを食べるとのこと。これも知らなかったな。ハンミョウに導かれて自然が還ってくればいい。
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葡萄

2012-08-25 08:58:13 | Weblog
葡萄のシーズンだね。今年は「藤稔」が主流みたいだね。大きくて甘くてとても美味しい。たしかピオーネと何かを交配させて作ったものだと聞いたけどこんな葡萄にするまでには苦労したんでしょうね。神奈川県藤沢市で開発されたから「藤稔」ということだ。僕らが子供の頃に食べていたのはキャンベルだったかな。甘さも大きさも今の葡萄にはかなわないけど葡萄の味っていえばこの味だ。スタインベックの「怒りの葡萄」ってこれを食べるとすぐ思い出す。あの時代の葡萄はキャンベルほど洗練されてなかったのかも知れないけどそのあたりの葡萄の種類は覚えてない。そんなことを思いながら葡萄を描いてみようと思った。


葡萄って難しいんだ。丸を描いて塗ればいいだけなんだけどこの単純さが難しい。なかなか描けない。
この色は葡萄の色じゃないとかどうして丸を描くんだ球だろうとか悩みながら描いた。満足できるものではないけれど描くとすぐ貼るを心がけていますので悪しからず。
赤い葡萄も美味しいよね。マスカットって最近見かけなくなったけどどうしてるのかな?なんて葡萄の話になったら興味はつきない。葡萄を足で踏んでぶどう酒を造っているフランスの農家の有り様まで思い浮かべてしまうから。
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三韓征伐

2012-08-24 08:20:32 | Weblog
このところ韓国の日本に対しての非礼が目に余る。究めつけは天皇に対しての暴言だ。このことは、日本人なら誰も永遠に赦さないだろう。つまりイミョンバクは絶対してはいけないことをしてしまった。このことを認識しなければならない。これで韓国が滅んでいこうか死に絶えようが知ったことではないという気持ちになった。その韓国が今度は日本首相の親書を返還するという暴挙だ。これは今回に限ったことではなく外交文書とすれば過去に何回も受け取り拒否はあった。その度に「征韓論」が持ち上がっている。古来から日本は朝鮮を支配してきたわけで神功皇后の三韓征伐から韓国の位置づけは決まっているんだ。まるで国の体をなしてない国が何をほざこうとほっといたら良いと思うのだが中国、ロシアの東進、南下を防ぐためには何とか独立させておかなければという側面もあるしこれは大和朝廷からの懸案事項である。まったく世話のかかる奴らだ。もともと日本の属国であった特性からはみかえりたいのは分からないでもないが足るを知らなければ元も子もなくなるということを知らなければならない。日本は諭すように韓国に接するというのが賢明だろう。マスコミは煽りに煽って「征韓論」に持っていきたいみたいだけど。
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2012-08-23 08:18:46 | Weblog
朝方雨が降っているという天候がこのところ多い。それが雷を伴っているのでなかなか激しい雨が降ったりする。この雷を今年からランディが異常に恐がるようになった。うちの犬だけかと思って日本犬のダイちゃんのオバサンに聞くと「うちもそう。今年から。獣医さんに相談したら安定剤くれた。飲ましてないけど」って言ってた。安定剤ね。医者もいい加減なもんだ。間違ってはいないけど正しくもないというところか。人間もこんなふうな処方って結構あるんだろうな。そんなクスリを有り難がって時間を守って飲んでるさまなんて滑稽というしかないな。原因がはっきり分かっている場合は別だ。そんなことを思いながら歩いているとランディの仲良しのミニグレイハウンドが来た。正式な名前を聞いたけど忘れてしまった。「この犬は雷は恐がりませんか」と聞くと「全然」という。やはり家の中で飼ってる犬は大丈夫なのか。それとも若いと平気なのかな。なんせウチもダイちゃんも今年からだからなんか大きな変異がなければいいがと思いつつもまだ「全然」と言う犬もいたことになんとなくホッとした。
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アレッポ 2 日本人女性ジャーナリストの死

2012-08-22 08:32:00 | Weblog
シリアの民主化紛争地域の最大拠点シリア第2の都市アレッポで日本人女性ジャーナリスト山本美香さんが政府軍の銃撃にあい取材中に殺された。テレビで彼女のお父さんが電話の向こうに問いかける「それで最後はどうだったんですか」という姿が大写しだった。返事が返ってきたのか蹲って嗚咽がつづく「首を撃たれたって」取り囲んだ家族に告げる。それが微かに繋いでいた望みが切れた瞬間だった。もらい泣きしてしまった。家族の絆が強く感じられた。山本美香さんは、優しさを見つめるジャーナリストで戦場でも子供や女性を中心にカメラを回していた。「僕らの村は戦場だった」という彼女の著書では戦争フォトというより戦争の悲しみを子供たちの未来を見つめる観点で切り込んでいて「すごい仕事をする人がいるんだ」と名前を覚えていたから僕なりにショックだった。それも僕が使っている石鹸がアレッポの石鹸だもんでたぶんこの石鹸を使うたびに山本さんがこの町で亡くなったんだと記憶のどこかで感じるんだろう。彼女は、命を賭けれる仕事をしてたんだから戦場で倒れるのは本望だったかもしれないけど元新聞記者だった老いた父親が「早くここに帰ってきてこの涼しい畳の部屋でねかしてあげたい」と言うことばを聞くと仕事って何だ?と問わざるおえないね。「それを言っちゃぁおしまいさ」って言われるかもしれないけど。
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