フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

夏越の祓い

2017-06-30 07:30:50 | Weblog

「輪抜け様」というのは全国共通?それとも高知だけだったかな?全国区では「夏越の祓い」というのだろうかともかく今日は「輪抜け様」だ。8の字に茅の輪をくぐって「無病息災」を祈る祭りだ。祭りと言っても大騒ぎするいつものヤツではなくしめやかに執り行われる静かな祭りだ。子供の頃は暗闇の中に茅の輪だけが置かれなんか恐ろしいような祭りだった。夜店もなくつまらない祭りだったことを覚えている。いまでは灯りもついて夜店も並んではいるが静かな祭りには変わりがない。詳しくは知らないがその昔スサノオのミコトが茅の輪をつけると病気にならないと住民に教えたとかいう言い伝えがある。ヤマタノオロチといい輪抜け様といい何故スサノオでアマテラスではないんだろう。スサノオは住民側に立っていろいろな活躍をしているのにマイナーなんだよね。アマテラスはお隠れになったことしか知らないのに何故かメジャー。古事記のウソ、ホント調べなくっちゃ。もう時間がないか。蘇我氏の「国史」が残っていたならそこら辺がわかったのにね。でも土佐には確実にスサノオの足跡があるということはわかった「四国」は「死国」というくらいだったから「黄泉の国」のパラレルかもしれないね。ということは大国主の命やヤマトタケルの足跡もあるんじゃないかな探せば。故事と古語を大事に伝える土佐。遠い昔に土佐は都佐だったという「みやこ」だったんでしょうかね。スナどりの自然豊かな国であったんでしょうかね。神々が闊歩した統治のない国であったような気がします。

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今日は雨

2017-06-29 07:21:27 | Weblog

畑に行く予定だったけど今日は雨。雨の音を聴きながらエサに集まって来るスズメを見ている。7羽。常連かな?雨が嫌いな猫は今日は来ていない。あのスズメを狙ってくる黄色い猫。うちのウルーも今日は大人しく部屋の中。静かでいい雨だ。こんな時、あの29連勝した将棋の中学生は何を考えているんだろう?とふと思った。何であれ、トップに立つ人は完全に準備するという。トラやライオンが細心であるようにほんの小さなことでも見逃さない。大胆不敵では天下はとれないのだ。絵も同じ。上手い人は五万といる。上手い人は講師になればいい。上手いのだから。良い絵描きは少ない。良い絵描きとは何だ。心地よい絵描きのことかな。見る人が心地よく自分は楽しい。そんな絵が最高だろうと思うのだが。まぁ、誰にでも描ける絵だから一人一人に絵の定義はあるのだろう。自分は自分の信じる道を行くだけだ。それをたまたま人が見て心地よく思ってくれたらいいかな。とブツブツ。いや、ポツンポツンかな音楽でもそうだな。上手い奴はたくさんいるのだ。彼等と比べて上手くはないけど心にくる歌って必ずあるもの。面白いね人の感じ方。一つじゃないから。ここがまたややこしいことでもあるんだけどね。王手飛車取りだけが将棋ではないよね。今日は雨。雨の音を聴きながらこんなことを思った。

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絵を描いていて

2017-06-28 06:59:00 | Weblog

昨夜は絵を描いていてNCISの14の14を見逃した。すっかり忘れていた。テレビと言えばNHKがネットテレビ視聴者から受信料を徴収する案がほぼできたとのこと。決まれば、テレビがなくてもパソコン、スマホを持っていれば受信料を請求されるということだ。こりゃ大変だと一瞬思ったけど、よく考えてみればパソコンでわざわざNHK見る奴っているのかな?と疑問。受信料なんて時代遅れだと廃止を願っている者にとっては寝耳に水の大ビックリだった。そもそもテレビ自体がもう広告媒体としても終焉に向かっているのにNHKって時代錯誤なんだね。俺なんかもテレビはほとんど見なくなってFOXとEテレくらいかなたまに見るのは。EテレはNHK様だったね。どうもスミマセン。それはおいといて、今の年寄が死んだらテレビなんて見る奴はほとんどいなくなるからねそれの布石としてネット受信料なのかな。ボケた老人がたまたまスマホ持ってて受信料とられるなんて変な話だな。どうせ政府の意向とか企業の意向とか個人の威光で捻じ曲げられた報道をしてるんだから広告取って自立運営すればいいのにね。どうやら自立できない自立したくない役人根性が根深く残っているんでしょうかね。そんだけあぶく銭が欲しかったらいっそのこと中国に売ったらいいのに。ニーハオ協会でNHKの名はそのまま使えるから。

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2017-06-27 08:06:39 | Weblog

水彩画展を見に行った。絵画教室のバァサンたちと。いつものように場所は分からない。ランチの場所はここだと決めているらしいが肝心の展覧会のサロンの場所が分からない。スマホはあるけど調べてやらない。一つやると次から次へがバァサンたちの共通の傾向だから。バァサンには手助けしないを基本とすることゆめゆめ忘れるなかれ。そこで警察に連れていく交番ではない警察署だ田舎のね。田舎町の警察署。のんびりした風景が広がる。七人の刑事でも出てきそうな古びたセットといった感じ。愛想のいい警官が一人は必ずいる。「はい何でしょうか」と威勢のいいのはここまで。「こんどできた画廊というかカフェというか」と店の名前を告げる。200mも行けば商店街を抜けるという小さな田舎町。警官なら住民の安全の為に町中のことを知ってると思ってたけど何にも知らないことにビックリ。「ネットで調べますから」にまたビックリ。「新しくできた店だから地図に載ってない」にさらにビックリ。久しぶりの騒動に奥から人が出てきて次々と参加者が増える。よっぽどヒマらしい。埒が明かない。「役にたたん」と捨て台詞。しばらくして事務を執ってた女が見かねて「私知ってます」と手を上げる。早く言えよと思うけど言えない雰囲気が警察の機構なのかなと口をつぐむ。こんな小さなサイズの町でも警察ってこの程度なのらしい。なぜなら転属で地元の人がいないからだって。交番なら別だけどね。(交番にいる天下りのOBは最悪だが。)教えてもらった画廊に行く。小さなカフェといったところ。15点くらい絵を並べればそれでいっぱい。20号くらいの水彩画が3点くらい並んでいたけどこの店には合わない。よく見れば立派に描き上げているんだけど大きな水彩画って間抜けに見える。大きな会場ならそれなりなんだろうけど。いややっぱり水彩画って部屋に飾れるサイズで描くのが一番さ。とセッちゃんが言う言葉に納得。前に見た20号の水彩画は大きな会場だったかもしれないがおかしくなかったんだけど。公募用で審査員の目を意識した作風だったからかな。自分勝手に素人が描くんだったら部屋に飾れるサイズだよね。

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完走

2017-06-26 06:29:01 | Weblog

四国八十八カ所をクロスバイクで巡っていたシェルパ君が昨日成し遂げたとメールがあった。5月の初めから手掛けて途中所要と自転車の整備で引き返していたけど5月の終わりから再チャレンジ。完走したとしか聞いてないから何とも言えないが「ごくろうさん」です。最初は荷物を積みすぎて自転車が進まず「こりゃダメだ」と荷物の軽減を図ったとか。けっこう自転車で来てる人も多いらしいがほとんどが空荷だと最初の頃言ってましたっけ。今回は遍路宿を利用したのかな?そう言えばOちゃん。女の一人旅で東海道五十三次を歩いて帰ってきた。20日ちょっとかかったそうな。我が高校の同級生はスゴイね。66だからね。ヒマがあったら何かする。さすが普段からテレビはナスジオと言ってる奴らだね。そういえばやっと漕ぎ着けた「パリ協定」。なんでトランプはアメリカを離脱させたのかな。ジャングルの森林伐採を助長してるのはアメリカの企業がほとんどだからかな。オバマは地球の環境保全は国を挙げて取り組むべきだが同時にこれは国家保障問題でもあるから難しい。しかし一歩前進したことは事実だと言ってたのに。トランプは先が読めるのかな。未来に向かって完走。どうやらアメリカはババを引きそうだね。最早一国の論理で地球をどうにかできる時代ではないのだ。

 

 

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世代交代

2017-06-25 07:09:39 | Weblog

世代交代というのだろうか日本陸上の短距離100mで女子では福島千里が敗れ男子では桐生祥秀が世界陸上代表落ちの4位だった。福島は今季調子が悪いといってたので事故みたいなものだと思うけど桐生はちょっと心配。みんな後半伸びるのに桐生は全然伸びがなかったから。前半はいいのにね。多田修平という彗星が現れてなければみんなカタカナの名前が上位を占めるという異常。彼等は外国で練習やアドバイスを受けているから純粋日本陸上じゃないんだ。日本の練習方法で9秒台の記録を出すというのが日本陸上の夢と思うけどな。古いのかもしれないけど日本オリジナルじゃないとそれほどの夢じゃない。だから桐生に期待してたんだけどな。日本古来の練習法で勝つ。かつての末続みたいにさ。末続と言えば37歳で現役。200mの予選にでたってね。8位だったとのことだが彼の陸上人生いいね。福島は復活。桐生は再生。これができるかどうかが日本陸上のカギだね。グローバルな勝てばいい競技になるのならそれはそれで仕方がないことだけど「暁の超特急」なんてやはり夢があると思わないかい。

 

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メスレー

2017-06-24 07:58:54 | Weblog

メスレーがなった。去年は1個もならなかったが今年は沢山出来た。今日は雨だから昨日のうちに畑に行って拾ってきた。中くらいの段ボールに半分くらい。とても美しい色だ。甘酸っぱい匂いもいい。                                                    近所に配ってと忙しい。そのまま食べても美味しいんだがジャムが絶品。今からジャムを作るのが楽しみ。収穫っていいよね。いつも思う。自然の営みってなんて素晴らしいのだろうと。働き者にも怠け者にも分け隔てなくその恩恵を与えてくれる。小さな事にはこだわらない。おおらかさっていいな。

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足が攣った

2017-06-23 07:13:06 | Weblog

毎日のことではあるけれど足が攣る。何秒かの間だけど。イオンバランスだとか動脈硬化だとかいろいろな説があるらしいけど本当のところはわからない。バランスといえば50種類以上の食べ物を毎日摂っているいるからそんなに問題があるとは思えない。脊柱管狭窄症の影響かなとぼんやり思っている。普段はそんなに気にしていないのだけど昨夜は違った。強烈な攣りが左足の脹脛に来た。それがいつものように何秒かの間ではなく何分レベルで襲ってきた。のたうち回るとはこのこと。ようやく収まった時にはぐったりと疲れた。自分では何十分もかかったと感じたけど実際は多分1分もかかっていないだろう。それでも痛かった。治まったら何でもないんだけどこれで小便にでも気負ってたらもう漏らしているよね。幸い小便を催さなかったのでベッドも無事であった。あの一瞬の痛みっていうのは何に例えようか。まぁケンシローに秘孔を突かれた内部破壊といったところかな。あの漫画の原作者も案外足が攣ったからの着想だったりして。そう思うとオモシロイのだけどな。まぁまぁ、年取るといろいろ不具合がありまして時々大変なんですが付き合っていく以外ありませんからね。

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2017-06-22 06:43:06 | Weblog

将棋で中学生の藤井四段28連勝のニュースが新聞のトップを飾った。歴代1位タイとの快挙。夕方藤井四段の単独インタービューをテレビでやっていてその中学生らしからぬ落ち着いた風貌を見てふと「宮本武蔵ってこういう顔だったんじゃないか?」と思った。武蔵はアスリートだからやたらと勇ましいイメージで描かれることが多いのだが誰も武蔵に会ったことがないわけだから顔の造作はおいといて雰囲気は藤井四段に近いのではないかなと根拠なく思った。それほど彼は勝負師の顔をしてるから。多分武蔵も若い時から猛々しくはなかったんじゃないかな。毎日武道のことを考える十手先を読むと習慣に顔は思考顔になっていくのではないだろうか。今まで映画やテレビで与えられた粗野で猛々しい武蔵像が崩れていく。表情を表に出さない者たちの戦い。「巌流島の決闘」のイメージが変わっていく。その先の一手。守り、攻める。いかに相手の攻撃を読むか?興奮もあるだろうけど一対一の戦いは意外と心理戦だったんではないだろうか。と藤井四段のインタービューがいろいろな幻想を与えてくれてまた武蔵に思いを馳せる。

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あじさい往生

2017-06-21 08:09:38 | Weblog

前にも書いたけれど素人はペインティングナイフで描いてはいけないというのを知らずに油絵2枚目でペインティングナイフだけで描いた。塗って盛って塗って盛ってと気分はゴッホ。これぞ油絵だなと悦にいってたら盛ってるから乾かない。ただ盛り上げただけだから絵になってない。ペインティングナイフは描く道具ではあるけれど素人は絵具を混ぜるだけに使うべきよとか途方に暮れてる俺に追い打ちの嵐。乾かないとどうしようもないから心穏やかでないまま待つこと1週間。やっと修正が効くかなと絵を見る。インクを削り落としてはもったいないと言われてるので(外野がうるさい)さてどうしたものかと思案。整形してまた覚えたてのグレージングをしてなんとか出来上がりました。                    

                                                  まったく往生しました。ペインティングナイフはしばらく使いません。とあの時は思ってたけどこの1週間であーでもないこーでもないとペインティングナイフをいじってたらナントナク使い方がわかってきた。塗る盛る削ぐに塗り込めるという作用を加えて使って行けばそう悪いもんじゃないと気づいた。将来の自分の絵に必要じゃないかもしれないけどペインティングナイフ恐れるに足りずと立ち直りが早いオレ。でも、こいつはインクを余計に使うからビンボウな俺は薄く延ばした油絵を目指そうというかそれしか選択肢がない。まぁ1枚でもゴッホできたからヨシとするか。                                                                                   

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