フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

rhinoceros blanc

2019-07-31 08:34:38 | Weblog

白サイの赤ちゃんが南カリフォルニア動物園で生まれたというニュースに喜びをもって驚いた。なんでも人工授精で生まれた子っていうじゃない。この技術が成功したということは絶滅危惧種を救えるかもしれないということだから。サイの角は強精剤として漢方に使われ中国人が買い漁ったため密猟によって絶滅寸前まで追い込められた。人口爆発で繁殖力の強い中国人が強精というのも笑ってしまうけどブラックカルチャーは始末に悪い。現在はその市場は閉じているということだがザルだから密猟は減ったとはいえまだあるだろう。白サイは北白サイと南白サイがいて北白サイがケニアに2頭いるだけでどちらもメスだそうだ。カリフォルニアの動物園で成功したのは南白サイだからこの技術が北白サイに応用されれば絶滅から北白サイを救えるかもしれないとの希望を持ってるとのこと。スーダンにいた北白サイの雄は老齢で死んだというがその精子を冷凍保存してたのかな?それともクローンを作れるのかな?人間は愚かだね。失くして初めて気づく大切さ・・・の繰り返し。すべてが強精からきてるところが人間の哀しさだね。トラ、アフリカ象、もう人間の勝手で動植物を絶滅の危機に追いやらないでもらいたいね。この白サイ誕生が希望の一里塚、マイルストーンになることを祈る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

renfiler les gants

2019-07-30 07:38:44 | Weblog

昨日はロスのパーティ会場でも発砲事件があったんだね。みんなが楽しむのが許せないのだろうかね。そんなひねた根性の犯人が最近多いみたいだね。妬みッテ言うんだろうか。1000人以上集まるようなパーティ会場とかイベント会場とかアメリカでは出かけるのが要注意となってしまったね。たった一人か数人の犯人の為に。と言っても流れ弾に当たるのもシャクだしねイベンターは頭痛いだろうな。そんな中、年寄が頑張る。ロッキーをまたやるんだって。シルベスタースタローンって73歳だよね。ランボーラストブラッドでも驚いたのにロッキーまでやるとは。シルベスタースタローンが雑誌のインタビューで答えたところによると今度は移民問題だってね。今正しくの現実じゃないか。移民の子をボクサーに育て上げるのかな?そういうありきたりの展開じゃないのかな。と想像は膨らむところだがもうハリウッドは新しいものが作れなくなってしまったのかなとも危惧する。今じゃ、イスラエルとかイランとか中国の映画のほうが面白いものね。いくら配給が安定してるからとはいえ古い映画の続編とリメイクばかりじゃ映画ファンは離れて行ってしまうと思うけどな。ハリウッドしかりディズニーしかりだよね。でも、年とっても表現したいものってあるから手段のことはあまり言わない方がいいのかも。とブツブツ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

fusillade

2019-07-29 08:35:59 | Weblog

ニューヨークのパーティ会場で誰かがまた銃を乱射したらしい。38歳の男性が頭を撃たれて死んだとか。犯人はまだ捕まってないので詳細は分からないのだと。いったい何度同じことを繰り返すのでしょう。銃規制はちっとも進まない国アメリカ。ピースメーカーだなんて暴力を正義とすり替えるから規制が進まないのだろう。人が人を制するのは気持ちがいいと考える奴らがいるかぎりパワーポリティクスの原則は揺るがないだろう。たしかに人の領域まで土足で入り込んでくる奴には暴力は有効な手段ではあるだろうがそれしかないわけではないということを忘れてはならない。ただ人は手っ取り早い手段を取りたがるものだから。銃を撃つということは端っから自分の命は捨ててるということ、こいつが始末が悪いんだよね。自分が死ぬ前にあと何人殺せるかと思うんだろうから。反撃が怖いから無防備な者を撃つ。銃は力だと錯覚する。思えば銃でインディアンから国を奪った歴史がある国だからかな銃がすべてのように錯覚するのは。銃がなければアメリカはなかったわけだしこの国で銃規制はまだまだ時間がかかるのかな。日本に象牙市場があって密猟でアフリカ象が殺されたり鯨市場があって鯨が殺されたりするダークカルチャーがあるようにアメリカの銃もダークカルチャーなのかもしれない。正当化は許されないことだと思うけどね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喀血

2019-07-28 08:54:23 | Weblog

いつもは「金欠」と叫んでいるセッちゃんが昨日は「喀血した」と大騒ぎ。「肺癌のステージ1」やきと誰彼に言う。本人は必死なんだろうけど普段から冗談がパンツはいて歩いているようなもんだから誰もまともに取り合わない。それでも本人はマジで「鮮血がでた」とかなんとか。「久しぶりにエイもん食べたがやない?」とサナエちゃん。「クーポン貯めて昨日スーパーで肉もろうた」それやろうか?「えい歳してタバコすうからよ」「あんた、お尻出して寝ゆうきよね」とボロカス。それでも本人はステージ1と言い張る。「私にもしものことがあってもジョーダン言うたって気に病マントって」とヒロイン気取り。そこへ、元看護士さんが一言「ステージ1の肺癌ならもっと痩せてます」だって。みんな大笑い。多分喉の炎症でしょうってさ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑中見舞い

2019-07-27 07:27:27 | Weblog

そろそろ暑中見舞いのハガキを作らなくてはとそわそわとする。暑中見舞いも今ではすっかり減って絶滅危惧種に入ったんじゃないかな。とてもお見舞いなんかしてられる気温じゃなくなったことが原因してるのかそれとも単に習慣が廃れていっている現実なのか、こうして人々の暮らしから消えていき最後には記憶すらなくなった日本の習慣ってどのくらいあるんだろう。暑中見舞いもこの道を辿るのだろうか。葉書じゃなくてもメールかラインで済む話だからかこのところ暑中見舞いをもらうことも随分と減ったね。これは多分日本が亜熱帯化して四季がなくなってきてることも影響してるんだろうな。それにフランスが46℃とかロンドンが38℃とか猛暑の時に暑中お見舞いだなんて間が抜けてるよね。それでも形骸化してもいいからオレは大衆文化を守ろうと暑中葉書を作って出す。滅びゆくアフリカ象を救うかのように。とここまで大げさではないけれど人が人を気遣うというのは昔からあることだからそんな暮らしを大切にするのがオレの美的感覚なんだろうからと葉書にせっせと絵を描いてあの人を想う。古くても時代遅れでもいいんだから。とブツブツ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

tout l'ete

2019-07-26 08:39:49 | Weblog

梅雨が明けて夏が始まりました。早速台風が県の東部をかすめます。朝はクマゼミが煩く鳴き、今はアブラゼミかな?山が近いせいか蝉時雨です。あの夏、というわけでもありませんが今Daliの死後30周年のお祝いがモナコで開かれているそうです。あの天才ダリもはや死後30年ですか。ダリは絵が上手かった。それでもあの日向で溶け出したような時計を描くまでそんなに売れてなかった。絵って何なのでしょうね。僕は上手い時のダリの絵が好きでしてデビュー作だったでしょうか窓から海を見てる妹を描いた絵がとりわけ気に入ってます。その頃はあのへんな髭もつけてなくイケメンでシャイな青年だった。あの髭になってからかな「天才ダリ」と自分で言いだしたのは。天才ダリとなってからはオサガワセでそんなに興味もなかったが絵を描きだしてからかなダリの絵を見だしたのは。初めて見た時は「こんなに上手いのか」と驚いたことを覚えている。驚きついでに言うとFeye Dandwayが記事に出ててイギリスだったかフランスだったかの新聞だけどビックリした。誰かわからなかった。78歳なんだって。まだ現役の女優。それにしても原型をとどめてないというか隣に座っても分からないだろうね。西洋人の老化は思ったより激しいんだね。と別の欄に行くと今度はGina Lollobrigida 92歳 まだ生きてたんだ。こっちは厚化粧だけどまだ面影が残ってた。昔取った杵柄とでも言いましょうかまだまだご活躍のようで結構なんですがなるべくわかるようにお願いしたいもんです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

May leave

2019-07-25 09:13:00 | Weblog

Mayがdowning streetを去った。「イギリスは偉大だ」と言い残して。コバルトブルーのスーツが印象的だった。Lib-DemoのJo Swinsonが議会で最後の質問だった。久しぶりにユーモアを交えた答弁であの低い落ち着いた声で楽しそうに見えた。オレはまだまだイギリスはメイでいいと思っているんだがメイへの評価は厳しいんだよね。ちょっとかわいそうに思えるくらい。メイだからねばれたくらいの評価はあってもいいと思ってるんだけど。そのあとに入ってきたのがBoris Johnson.streetの真ん中で子供たちが手をつなぎジョンソンがダウニングストリートに入るのを阻止しようとがんばったのが印象的だった。Mayのときはなかった光景だ。Jo Swinsonが言った言葉も印象的だ。Britain deserves better than Boris Johnson.(イギリスはボリスジョンソンよりましよ)だって。波乱含みのイギリス議会。学級委員長みたいなメイが去ってクラスの人気者の悪ガキがクラスをまとめてうまくできるのかな。フォーマルあってのカジュアルだと思うけどな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Downing street

2019-07-24 09:16:47 | Weblog

downing streetの10番にBoris Johnsonが水曜日に入った。10 downing streetはイギリスの首相官邸だ。ボリスジョンソンでいいのかなと思いつつ彼の当選のあいさつを聴いた。早口で恫喝するようにじゃべる男だね。メイが懐かしい。魔女狩りでやられてしまったからなぁとブツブツ。トランプはボリスジョンソンがイギリスのトランプと言われているから適当にヨイショしてたけどね。アメリカじゃないんだからそう単純にはいかないだろう。イギリスは権謀術策の国だからね。あんまり前のめりだと後ろからバッサリということもある国だからね。new spirit of can do.と言っていたがまずはお手並み拝見といったところですか。Brexitが焦点でしょうがイランとどう向き合うか移民は?難しい舵取りをしなくてはなりません。日本と違って隣国に訳が分からない国がないだけましかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Rimbaud postes

2019-07-23 08:21:14 | Weblog

フランスの北東部にあるArdenne のCharleville-MezieresのArthur Rimbaudの墓の前に置かれた郵便受けに今でも週に2~3通の手紙が届くんだって。Charleville-Mezieresってランボーが生まれた町だ。37年間ここの墓守をしてるおっさんが言ってたからそうなんだろう。ランボーがなくなって127年か。未だに人気衰えずと言ったところかな。次々と若いファンが増えていくって言うのもいいね。詩なんて読む人がまだいるというのがうれしいね。              L'eternite 

Elle est retrouve'e

Quoi? - L'eternite

C'est la mer alle'e

Avec le soleil. 

「永遠」   

また見つかった  

  何が?永遠さ

それは行ってしまった海さ

太陽と一緒に

いいね、今読んでも。イメージが湧いてくる。短い言葉の中に。なんていうかな言葉が生きてるんだよね。短歌的俳句的な短い詩が日本人には向いているのかもしれない。また、墓に郵便受けを構えるというのもフランス的でいいねヘンに観光地化しないでさ。「粋」シィクだね。

                                                                                                          

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票結果

2019-07-22 09:16:18 | Weblog

選挙結果と言われてもなぁ。どこの党も胸を撫でおろすようなことしか言えない選挙だからなぁ。もちろん、投票には行きましたよ。別に期待もしてないけど投票率が高知は全国で最低という汚名を挽回するために。戦わない奴らが笑ってる県だけにはしたくなかったから。その結果、前回の最低と言われた投票率をほんの少し上回った。高知は合区になってから選挙に熱が入らなくなった。それまでは結構熱い県だったけどね。合区というのも考えもんだ。選挙制度を根本から考え直さないといけない時期にきてると思うけどな。比例も要らんし議員もそんだけの数は要らんだろう。昔のようにどうしてもやりたい奴はボランティアで参加してもらったら議員費用も要らないしその分で消費税なんか賄えるだろうに。自分たちの取り分が少なくなる話は誰もしないで貧乏人の味方ですって片腹痛い。だったら貧乏になってから言ってくれよな。金があるからアメリカも中国も韓国もロシアもEUも寄ってくるだけ。金がなくなった時誰がいい隣人でいてくれるかをそろそろ見据えて国の在り方を遂行していくべきじゃないのかな。縦社会というパワーポリティクスだけが政治ではないんだから。とブツブツ。選挙結果のテレビが煩いから陸上ダイアモンドリーグを見てた。日本のリレーでアンカーを走った白石君、無名だけどいい走りだったよ。日本の単距離界、桐生、小池、多田。飛鳥,山縣、飯塚、サニーと層が厚くなったところへこの白石、みんなが9秒台で走り出したら面白いだろうな。こんな努力の結晶のような面白さが今の政治にはないんだよな。みんなを惹きつける面白さがさ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする