車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

春日神社 in 山口県防府市牟礼上坂本

2024年05月14日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・山口県

防府市牟礼上坂本、大平山の麓に鎮座される「春日神社」。御祭神は『武甕槌命(たけみかづちのみこと)、 斎主命(いわいぬしのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと) 、比賣神(ひめのかみ)』

「文治二年(1186)、藤原氏ゆかりの官人が周防国司として防府に下向した際、その祖神である奈良の春日大社の分霊をお祀りしたのが始まりと伝えられる。その後の文治年間「重源(ちょうげん)上人」により、阿弥陀寺の建立にあたり再建したと云う。」境内案内より

涼やかな参道を真っ直ぐに進むと、正面にすっきりと美しい姿を見せる拝殿。

拝殿前左右より神域を守護されるのは「文政三年(1820)康辰春」の刻がある狛犬さん一対。断定はできませんが、尾の形や耳の形、阿形さんの口中の玉から萩狛犬かなと思われます。

更に拝殿近くには、春日神の遣いとされるブロンズ製の神鹿さん一対。台座には「文政十一年 戌子」の刻がありますが、一代目は戦時中の金属供出により消失。現在は2代目で昭和28年(1953)の奉納。

社務所内に置かれていた木彫りの鬼面。春日神社では秋の例祭「鬼まつり」が有名だとか。神社のトレードマークも「鬼」なんだそうです。

社殿の横にある「鬼面館」。飾られている鬼面は地元の方によって製作されたものだそうです。

昭和52年(1977)開所。翌年の大寒の日から寒行が始められた「禊所」。大寒の日に無病息災を祈って水中に飛び込み、「祓戸の大神」を連呼する・・と、案内に!!! 🥶

境内に残る「太鼓楼」

「御鎮座八百年記念 神徳無極 徳川宗敬刻」昭和61年(1986)に、ご鎮座800年祭が斎行。

雨に濡れた草をかき分ける根性が無かった為、内容不明の碑・二基

更にもう一基😥

「昇格記念」碑

【天に千木 芽吹の樹 声ひそめ】・・微妙に違っているかもしれません。

参拝日:2015年11月14日

🌸明日は東大寺七別所として知られる「阿弥陀寺」の紹介です。

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御神名一口メモ

「斎主命(いわいぬしのみこと)=経津主神(ふつぬしのかみ)=香取神(かとりしん)」、天孫降臨に先立って、出雲に行き、大己貴命を説いて国土を献上させた。

 

コメント (5)
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