心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

初吟会

2015-01-25 | 詩吟 漢詩
初吟会
だんだんと詩吟を愛する人も少なくなって寂しい限りですが、会員の中に1人若い人がいます。
今年33歳で幼い頃おばあさんのお膝で聞いて育ったそうです。
学校に勤めておられるので、子供たちに繋げたらと願っています。


今日吟じた漢詩です。
一人で
    雪中見雪     寺門 静軒(てらかど せいけん)
寒蓑立尽水之涯    かんさ たちつくす みずのほとり
雪益加時興益加    ゆき ますますくわわるとき きょうますまう くわわる
香骨吟身両清絶    こうこつぎんしん ふたつながら せいぜつ
雪中人対雪中花    せっちゅうの ひとはたいす せっちゅうの はな

三人で     
    祝賀詞     河野 天籟(こうの てんらい)

四海波平漲瑞雲    しかいなみたいらかにして ずいうんみなぎり
五風十雨潤桑田    ごふうじゅうう そうでんをうるおす
福如東海杳無際    ふくはとうかいのごとく はるかにかぎりなし
寿似南山長不缺    じゅはなんざんににて とこしなえにかけず
鶴宿老松千載色    つるはやどる ろうしょうせんざいのいろ
亀潜江漢萬尋渕    かめはひそむこうかんばんじんんのふち
芙蓉雪余大贏水    ふようのゆき たいえいのみず
磅礴神州輝九天    しんしゅうにほうはくしてきゅてんにかがやく


コメント
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