Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

今クールのドラマの感想6 『ゆとりですがなにか』

2016年06月28日 01時25分26秒 | ドラマ
あああああ、終わっちゃったーーーー!!!
俺の『ゆとりですがなにか』ーーーー!!!

今クールでいっちばん面白かった!!
ありがとう、日テレ!

ゆとり世代を取り上げてやんやするドラマかと思いきや、
もはやだんだんゆとりとか関係なくなってきたからね。
子供でもないし大人でもないし、
そんなどっちつかずで揺れ動いている世代の
悩みや葛藤や対立をテンポよく描いたホームコメディドラマだった。

みんなオーバーでさ、演技が。
いい意味でやかましいドラマだった。
特に岡田将生は毎週何かしら叫び通してたからね(笑)

変にウケを狙わず、自然な感じで面白いキャラが多かったし、
先生と教育実習生とのあれやこれや、
先生と生徒のお母さんとのやれやこれや、
友達と自分の妹とのあれやこれや、
自分の上司と彼女のあれやこれや、
など身近で次々と起こるハプニングが笑えたし、
一難去ってまた一難という構図が、
来週も見たいと思わせるいいドラマだったーー!

安藤サクラがいろんな意味でかわいかったのと、
松坂桃李が最後いいこと言ってたのがツボ。
「他人の間違いを許せる大人になってください」と。

このドラマのメッセージかもね。
ゆとりゆとり言ってるけど、
おまえら人のこと言えるほど立派な大人なのかと。

俺は思うよ!30歳過ぎてもお酒で記憶なくしてるよ!
なんかはだけてるよ!
こんな大人になるとか昔思わなかったよ!

いい歳したおっさんが子供みたいな理由でスネたりしてるよ!
おっさんなのに小学生女子みたいなことしてる人いるよ!
子供の方が分別わきまえてるんじゃねーかと思うときもあるよ!
立派な大人とは何でしょうかね(^ω^)
心の思春期はいつまでも続くのかな、山路先生。

そして、このドラマの主題歌、
感覚ピエロの歌う『拝啓、いつかの君へ』が、
今クールで一番いい歌だった!

てなわけで、今期全部見た中だったら、

1.ゆとりですがなにか
2.重版出来!
3.私、結婚できないんじゃなくて、しないんです
4.99.9-刑事専門弁護士
5.僕のヤバイ妻
6.ラブソング

かな!

今クールのドラマの感想5 『99.9-刑事専門弁護士-』

2016年06月25日 19時58分42秒 | ドラマ
『99.9-刑事専門弁護士-』もよかったね。

ま、法廷バトルでちょっと常識はずれな弁護士ってところは、
『HERO』を彷彿とさせるんだけど、だからこそ安定して面白かった!

予定調和というか、話の流れは予想できちゃうんだけど、
どこでどういう事実が発覚するのかっていうのは、
見ているこっちもちょっとドキドキしたりして。

なんか妙にウケを狙ったようなキャラ設定は、
あんまいらなかったかなって思ったけど、
(片桐仁はうるさいし、オヤジギャグは興味ないしw)
毎回松潤が作る料理がちょっとうまそうで、、、
あれは密かな楽しみだった(笑)

あとちょいちょい出るお笑い芸人とかプロレス選手とか、
『重版出来!』とのコラボとか、
いろいろ作りが細いなと思って好きだった。

でも耳いじるのはただのクセっていうね。
特に意味なかったよね(笑)

今クールのドラマの感想4 『私、結婚できないんじゃなくて、しないんです』

2016年06月22日 00時05分12秒 | ドラマ
『私、結婚できないんじゃなくて、しないんです』終わり。

これも面白かったなー!!
最終回でだいぶ変わったけど!

もともと水野敬也の著作はネタとして面白いんだけど、
「なるほど!」と思える心理テクニックや、
男女のあるあるなんかもうまく取り入れていて、
毎回笑ってたー(笑)

毎回、前回のあらすじの入れ方が秀逸だったのと、
回想シーンが必ず毎週あって、
そこで、80年代、90年代J-POPを使っているのが、
個人的にはとてもいいと思いました!

藤木直人と中谷美紀の掛け合いもおかしくて、
「もうおまえら付き合っちゃえよ」と思っていたけど、
最後、あの終わり方は嫌いじゃないです(笑)

僕も自分らしくいられることが大事だと思います。
ま、ここは人それぞれの価値観だろうけど。

だいぶ中途半端に切ったし、
モヤモヤしてる人もいると思うけど、
人間何が大事かってことですね。

最後、送り出した徳井は大人だと思いました。
「想いがあるのに何も言わないのは後悔する」と。

しかし、あれだけ結婚したがっていたのに、今日に限って、
田中美佐子と夏木マリが、いきなり真実言ってて、
絶対、中谷美紀もそれに引っ張られた感はある(笑)

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田中美佐子:
結婚がゴールじゃないよー?
結婚式を挙げる日がピークじゃダメなのよ。
あと落ちるだけなんだから!
理想の結婚生活っていうのはさ、こう!
ピークは最後が理想。人生のエンディング。
私もさぁ、今の旦那にいろいろ不安はあるんだけど、
年取ってもうすぐお別れだねってときに、
あんなこともあったね、こんなこともあったね、
はぁ、いっしょにてよかった、
そう話せるために、今がんばってる。
結婚生活は長いから~。
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夏木マリ:
結婚ってがんばってするもんじゃないわよ?
自然とそうなるものよ。
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最終回だけ見れば、結婚という「形」に囚われず、
それこそ瀬戸康史の言ってた
「いっしょにいたい人とずーっといっしょにいる。それだけじゃダメなのかなあ」
ってところに集約されました(笑)

ある意味、いろんな人の婚期を遅らせるか、
未婚を促進させるようなドラマだったな(^ω^)

今クールのドラマの感想3 『僕のヤバイ妻』

2016年06月21日 21時38分02秒 | ドラマ
このドラマも面白かったねー!

最初は映画の『ゴーン・ガール』かと思ったけど、
どんどんまわりの人を巻き込んで行って、
騙しに騙して結局木村佳乃が何枚も上手っていう。

この作品、木村佳乃の狂気っぷりもすごいけど、
キムラ緑子の怪演の方がすさまじかった。

かつて佐野史郎の演じた「冬彦さん」を彷彿とさせる奇声をあげたり、
後半の彼女は見逃せませんでした。

今クールのドラマ中で最も時間が経つのを忘れるぐらい見入ってしまった。

今クールのドラマの感想2 『重版出来!』

2016年06月19日 12時04分26秒 | ドラマ
毎週火曜日夜10時よりフジテレビ系列で放映していた
『重版出来!』も終わりました。

面白いドラマだった、本当に!

曲がりなりにも、
自分もエンタメ分野に身を置いているし、
それなりに社会人としての年数も経ったので、
売上なのか面白さなのかという葛藤や
作家になれなかった悔しさや
他人を理解する苦悩や
行きたかった部署で行けずに腐る心境とか、
そういうところはとても共感できました。

特に漫画の編集という、
作家と一番近いポジションでの出来事だったから、
作る人とそれを支える人の対立や葛藤は、
毎回とても楽しく感じられました。

最初は、主人公である黒木華の成長物語だと思っていたけど、
オダギリジョーも松重豊も安井顕も、
みんな漫画を愛し、それぞれのやり方で作家と向き合い、
対立や葛藤を乗り越えてハッピーエンドに持っていくのが
個人的にはとても素敵だなと思って、後半は毎週泣いてました。

何か特別なことがある話ではないけれど、
日常の中で起こる何気ないことにも焦点を当てて、
しっかりドラマとして成立させていたところに、
「明日も仕事がんばるかー」
と思わせてくれるポイントがあったのかなーと。

いやー、いいドラマだった!!

働いている人にはぜひ見てほしいドラマでしたね!

今クールのドラマ感想1 『ラヴソング』

2016年06月18日 23時30分12秒 | ドラマ
今クールのドラマも最終回に突入し、
いよいよ明日の99.9とゆとりで終わります。

というわけで、今回見たドラマたちの感想をば。

まずは『ラヴソング』。

最終回、どうですか、あれ。伝わらんかった。。。
こんな感情移入できないドラマは久しぶり。。。

前回の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』
と比べたらスーパーつまらなかった(笑)

きゅんさせるはずの月9なのに、
それがあったのは(個人的には)第7話の
さくらから神代への告白シーンのみ。

すくなっ!!

月9って恋愛を主軸に進むことが多いけど、
今回は「歌いたい」って方が強すぎて、
ちょっと方向違ったのかなーと思う。

水野美紀の姉との過去もよくわからんし、
福山雅治のセフレエピソードも何にも本編に影響ないし、
気づいたら2年過ぎてるし、
しゃべれないことによる主人公の障害もそんな多くなくて、
それを乗り越える過程もそんな響かず。
以前、ドラマは「共感」と「憧れ」のバランスが大事と教わったけど、
どちらもなかったかなー。

初演技で吃音症という難しい役どころを演じた
藤原さくらはすごかったし、
安定のかっこよさを持つ福山雅治は見ているだけでため息だったけど、
なんか福山雅治だけひとり浮いてるんよね。。。
存在感なのか役どころなのかわからんけど、
ドラマにまったく馴染んでなかった。
(ちなみに、俺は夏帆の演技が一番よかったと思う)


そんなわけで全然面白くなかったです、こんちくしょう(笑)