Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『営業部長 吉良奈津子』

2016年09月25日 20時23分03秒 | ドラマ
『営業部長 吉良奈津子』終了。
これで今期、継続して見ていたドラマはすべて見終わった。

けれど、このドラマが初回から最終回にかけて、
見るテンションが唯一下がっていったドラマだった(笑)

中途半端ってのが一番の原因だと思う。
今期、自分が見ていた中に限って言うと、
このドラマだけ唯一振り切れていなかった。

例えば月9の『好きな人がいること』は
恋愛(家庭)と仕事の比率は9:1。
『せいせいするほど、愛してる』も同様。
一応、みんな仕事してはいるけど、主軸はあくまでも恋愛で、
その仕事が、ストーリーに何か大きな影響があるかと言えば、
そんなことは決してなかった。

逆に『家売るオンナ』や『HOPE~期待ゼロの新入社員~』は、
その比率が1:9。
仕事が主軸であり、恋愛はほぼ皆無。
『家売るオンナ』は一応恋愛要素少しあったけど、
結果として、ストーリーを突き動かすほどではなかった。

それに対し『営業部長 吉良奈津子』は
恋愛(家庭)と仕事が5:5。
育休明けのキャリアウーマンが、
慣れない営業部署での部長ポジションで奮闘し、
仕事が忙しすぎるあまりに家庭がおろそかになり、
旦那の浮気などが問題になるという、
まあ今の働く女性にはよくある話なのかもしれないけど、
個人的には、仕事なの?家庭なの?
というドラマのテーマそのものが中途半端に映ってしまい、
あまり面白いとは思わなかった。

松嶋菜々子が広告代理店勤務なのだけど、
どうも代理店というと昔やってた
『恋のチカラ』のイメージが強く、
広告マンとしてどう生きていくか
っていう描き方を期待しちゃうのだけど、
今回は単に育休明けの女性の社会復帰の大変さ
を表現していただけなので、
別に広告代理店じゃなくてもよかったんだよね。
(この不必要さは『せいせい』のティファニーやジミーも同様)

にも関わらず、
「今の広告はデジタルなのだよ」とか、
「代理店は売上があってナンボだ」とか、
「広告に夢を見ていました」とか、
そういう「広告ならでは感」をちょいちょい挟んでくるから、
別にそういうのいらなくない?とか思ってしまった。
(まわりにそういうのやってる人が多いから
 余計にそう感じてしまっただけかもしれないけど)

忙しい業界代表として広告代理店が視聴者にわかりやすかったから、
そこを選んだのかもしれないし、
単に作り手が広告代理店以外をよく知らなかったからなど、
事情はあるのかもしれないけど、なんか違和感あったなー。

『恋のチカラ』のような期待をしなければ、
そんな違和感も出ないだろうから、
単に俺のこのドラマを見るスタンスが特殊なのかもしれないけど。

まあそんな違和感に加えて、
・松嶋菜々子のクラスタが俺とは違いすぎるがゆえに共感できず、
・色恋沙汰もないからキュンキュンもせず、
・家庭と職場を半々に扱っているがゆえにどちらも深い話はなく、
・今回、他のドラマのキャラが振り切りすぎていたため、
このドラマのキャラがだいぶ薄く感じられてしまった
という点を総合して、ものすっごく印象が薄いドラマでした(笑)

『せいせいするほど、愛してる』

2016年09月21日 07時41分29秒 | ドラマ
『せいせいするほど、愛してる』、
一体、何だったんだこのドラマ(笑)
もう毎回笑ってたわ(笑)

少女漫画や恋愛ゲームをそのままドラマにしたような
クサいセリフや展開はまあよしとして、
ティファニーとジミー・チュウwwwwwwww
どうしたwwwwwwww
今まで一言もギャグを言わなかったような堅物が、
いきなり変なギャグをぶっ放したような感覚。
一瞬、時空が歪んだかと思った。
まったくもってこの2つを出す意味はなかった(笑)

そしてエアギターwwwwwwww
ティファニー副社長の趣味wwwwwwww
副社長つってもあの若さだし、一般社員と距離近すぎだし、
なんかいろいろわからない(笑)

他のメンツ含めてみんなTPOド無視からの、
浅はかすぎる行動満載で、
世界的な一流ブランドを巻き込んだ
21世紀最大級のギャグドラマだった(笑)

最後も「このクイズに正解したら1億点!」並みの、
ハイパー大どんでん返し、いやもうちゃぶ台返しだな。
昨日の月9は展開が読めたから、
見ているこっちが恥ずかしくて
ニヤニヤが止まらなかったのに対し、
今回はわけわからなさすぎて、逆に笑うしかなかった(笑)

しかし木南晴夏の演技がズバ抜けてて、
サイバイマンの中に降り立つフリーザかと思うぐらいの
圧倒的存在感と演技力を感じた。
「ドロボウ猫」や「メス豚」など、
『牡丹と薔薇』かってぐらいの罵声を浴びせるのはよかったわー。
そりゃヨシヒコもパーティに入れたくなるわwww

キャラは振り切った方がいいなあ。
ドラマを見るモチベーションが上がる(笑)

タイトルは変えた方がいいかも。
『みっともないほど、愛してる』に(笑)

『好きな人がいること』

2016年09月21日 07時41分07秒 | ドラマ
よかった!今回の月9よかったよ!
久々に月9感全快でよかったー!!

1〜3月の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は重かったし、
4〜6月の『ラヴソング』は謎すぎてつまらなかったから、
今回の『好きな人がいること』は、
久々にザ・恋愛で明るく楽しかった。

もうね、山崎賢人がツンしてツンしてツンするドラマ。
「おまえ不器用なのほどほどにしとけよ」ってぐらいで、
もはやあれは不器用じゃなくてコミュ障レベルだから
マジで友達なくすから覚悟しとけって何度も叫んだ。

桐谷美玲なんか毎回芸人みたいにコミカルな動きしてて、
それがアニメっぽくてかわいかったんだけど、
あの子なんで生きてんのってレベルで細いから、
「いや、まずおまえ飯食って太れ」って何度も叫んだ。

最終回は若干急ぎ足で、
先週の時点でもっとジャブ打っとけと思ったけど、
まあいいですよ。結果オーライ。

ラストは誰もが予想できる展開だけど、
あの5分のためにこの3ヶ月あったようなもんだわ。
すべてはあの5分に向かって動いていた(笑)

「バカなんじゃないの」と白い目で見てしまうほど滑稽な展開と、
極端なまでのキャラの振り切りが月9には必要かなと、
個人的にしみじみ思ってました。

みんな20代前半、、、ぐらいかな?
俺が小さい頃は、当時それぐらいの年齢の
織田裕二や鈴木保奈美がキャッキャウフフしてて、
「わあ、大人だなあ」とか思ってたものの、
今のキャスト見ると
「みんな学生ノリで若いっていいなあ」とか思っちゃうから、
自分が歳とったことをドラマを見て実感する毎週月曜日でした。

『家売るオンナ』

2016年09月21日 07時39分42秒 | ドラマ
『家売るオンナ』もだいぶ異色なドラマだった。

これも最後、微妙な終わり方だったなー。
唐突すぎて。
なんでいきなり一年経った?
しかも中村トオルと二人でって。。。

でも北川景子の役は面白かった。
表情が一切変わらない、
ただひたすらに家を売ることだけを考える、
半分ロボットのような役。
顔、疲れるだろうな(笑)
俺だったら、あんな無愛想な人、嫌だけど(笑)

結局、ちょいちょい恋愛色を出そうとして、
なーんも進展がないまま終わってしまったのが残念。


『HOPE~期待ゼロの新入社員~』

2016年09月21日 07時38分30秒 | ドラマ
『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』、これよかった!(笑)

初回見たときは「こんなんあるわけねーだろ!」
ってバカにしてたけど、
回を追うごとにキャラの個性が出てきて面白かったし、
女性軽視やコンプライアンスなど、
ちょいちょい日本企業にあるであろう時代錯誤なところを
ストーリーの障害というか、やきもきするところに使ってて、
変に共感してしまった。

特に遠藤憲一の上司っぷりがすごくよくて、
仕事には厳しく、でもお茶目なところもあって、
あんな人いたらいいなと思った(笑)

「ふんばった先に未来がある」って言うのは
木曜日にやってる『営業部長 吉良奈津子』でも、
同じようなことを言っていたな。

終盤の別れのシーンは涙なしには見れなかったし、
昔はこんなところで泣かなかったのに、
自分もサラリーマンになってしまったんだなとしみじみ(笑)

どうせなら、最後のあの会社、
遠藤憲一が前に出てた『お義父と呼ばせて』で、
彼が勤めてた会社にすれば面白かったのに。
同じ商社だし。

フジテレビドラマユニバースってことで(笑)

『そして、誰もいなくなった』

2016年09月21日 07時36分28秒 | ドラマ
毎週、次がどうなるのかっていう楽しみで仕方なかったドラマでした。

マイナンバーを題材にした妙にリアリティのある内容で、
個人的には好きだったのだけど、
最終回がちょっといただけない。。。

あっさりしすぎで。。。

映画だったら続編ありそうな終わり方だけど。。。

うーん。。。

『仰げば尊し』

2016年09月21日 07時32分46秒 | ドラマ
TBS日曜ドラマ『仰げば尊し』を見ていました。

不良を更生させ、吹奏楽部に入部させる熱血先生(寺尾聰)。
最初は突っぱりながらも次第にその熱意に感化され、
吹奏楽部でがんばる不良たち。
そこで起こる人間関係のいざこざ。

よくある学園モノだったけど、
久しぶりにこういうの見たから面白かった。
高校生っていいなあ。俺、自分のあんま覚えてないけど(笑)

寺尾聰が不良たちに
「おまえらに広い世界を見せてやる」
と言ったセリフが、
最終回で不良のリーダー青島(村上虹郎)から、
「俺たちが広い世界を見せてやるよ」
とそっくりそのまま返ってきたのが印象的。

もう最終回絶対泣くわと思ってたけど、まったく泣かなかった。
普通に毎週面白かったんだけど、
もともと実話で結末わかってたってのもあるし、
変にお涙ちょーだいな作りではなかったから、、、と信じたい。。。

もしかしたら、俺がおっさんになって、
もう学生たちに共感できなくなってるからだとしたら、
それはちょっと、、、というかだいぶ寂しい。

『スーサイド・スクワッド』が薄すぎた件

2016年09月12日 11時23分56秒 | 映画
『スーサイド・スクワッド』。
思ったよりも薄い映画だった(笑)
スケールのでかい、キャラクター紹介ムービー的な。
いや、それなりに面白くはあったけど。

ハーレイ・クインのイカレポンチっぷりや、
エンチャントレス、カタナなど、
今回は女性キャラがかなり魅力的。

ただ初出しのキャラが一気にドバッと出すぎな気も。
原作読んでなきゃ誰もわからん。
そこがマーベルとの違いかなあ。

あくまでも映画だけの話だけど、
マーベルは2008年の『アイアンマン』からコツコツと、
キャラクターひとりひとりに焦点を当てて、
人物背景をしっかり描いた作品展開をしているけど、
今回の『スーサイド・スクワッド』は一気にキャラを出しすぎて、
正直、ひとりひとりが薄かった。
新しいジョーカーとハーレイ・クインのお披露目感が強い。

ここからは、マーベルとDCに対する個人的に思うところだけど、、、
(あ、映画だけね。原作未読でテレビドラマも見てない)
マーベル・シネマティック・ユニバースは
まずキャラを個々に作り上げてからアベンジャーズに集約してるから、
各キャラがどういう経緯で超人じみているのかがわかるけど、
DCコミックはキャラよりもお話ありきで進んでいて、
それに沿ってバンバンキャラ出しているがゆえに、
「え、これ誰?」っていう印象を強く持ってしまう。

DCエクステンデッド・ユニバースにおいては、
スーパーマンは『マン・オブ・スティール』やってるからいいけど、
バットマンはダークナイトシリーズがなかったことになってるから、
それを考えると、今年の3月に公開した
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で、
バットマンは初出しってことにはなる。
(とはいえ、バットマンはダークナイトのおかげで、
 みんなに認知されてるから、いきなり感は皆無だけど)

そこにいきなり現れたワンダーウーマンに、ちょい出のフラッシュなど、
(フラッシュはテレビドラマやってるけど)
この先のシリーズ全部観ないと全貌がまったくわからない(笑)
マーベルのように、ミュータントと呼ばれる遺伝子の突然変異がいたり、
人体実験の結果、超人パワーを身につけたっていう説明がないから、
今回の『スーサイド・スクワッド』に出てくる
超人(メタヒューマン)の出自がまったくわからないし、
"そういうのがいるのが当たり前の世界"なのかってことも謎。
(テレビドラマの『フラッシュ』見ればわかるらしいけど)

来るべき『ジャスティス・リーグ』に備えて、
チンタラやってる時間がないから、
キャラクターをドバドバ出しているのかもわからんけど、
キャラありきでひとりひとりをしっかり描いてからまとめる
マーベル・シネマティック・ユニバースと、
お話ありきで、流れに沿ってキャラをどんどん投入していく
DCエクステンデッド・ユニバースには、
大きな違いがあるなと感じました。

とりまDCはいろいろ見ないとわからんことが多すぎる。