Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『たたら侍』

2017年05月23日 01時01分37秒 | 映画


予告が面白くなさそうだなと思ったら、本当に面白くなかった。。。(笑)

たたら場の後継ぎのあんちゃんが「侍に、俺はなる!」つって村を出たけど、
初戦で「こわい。むりぽ」つって、また村に戻ると。

で、侍になるときに世話になった津川雅彦が村に押しかけてきて、
「いっしょに村を守るために銃つくろう!」つって強引に外から恐い人を連れてきて、
なんかパヤパヤする話。

織田信長の名前出るけど、本人の登場はなし。
あくまでもそれぐらいの時代ってこと。

殺陣がしょぼい。。。
あんなに斬られてるのに血が出ない。。。
一体これは何だったんだ(笑)

『メッセージ』

2017年05月23日 00時49分25秒 | 映画


これは秀逸な映画で、とても面白かった。
原作は読んでないけど、結末がどうなるかわからなくて、
ずっと見入ってた。
ただ、話は小難しくていまだに完全に理解できていないけど(笑)

突如現れたエイリアンと、表象文字を通じての意思疎通を図る過程も面白かったし、
BGMがすごく不気味で印象的だった。
エイリアンと会うときの曲は今思い出しても怖いぐらい。

物語を通じて、何か大きな対立とか葛藤があるわけではないのだけど、
この先どうなるんだろうっていう好奇心と、
真実にたどり着いたときの驚きがすごく心を揺さぶる。

『インター・ステラー』、、、とはまたちょっと違うし、
あれほど作品内に科学的な描写があるわけではないけど、
あの映画が好きなら楽しめると思う!

でもこれね、予告で騙されるよね。
ネタバレしちゃうから、見たくない人はここで終わり(笑)





















娘を失ったってね。
これ失っていないんだよね。
正確には失う「予定」。
これ、映画を観ているだけだとわかりづらいのだけど、
原作のあらすじをウィキペディアで読むと、
どうやらこのエイリアンたちとの会話を通じて、
時間の概念を超えた意識をエイミー・アダムスが会得するんだ。

その中で、今後未来に起こるこをと過去形で表現し、
その未来のフラッシュバックから、世界の平和につながるヒントを得て、
無事に危機を脱するっていうわけ。

合ってるかな、、、(笑)

その時間概念を超えるあたりが、いまいち完全に理解しきれてないのだけど、
これぐらい小難しいほうが心と頭に残り続けて、あとでもう一回観たくなるからいい。
そう、かつての『ゼノギアス』のように。

『スプリット』

2017年05月20日 01時15分27秒 | 映画


すごく怖い映画かと思ってたら、実際はそうでもなかった。
もちろんハラハラドキドキ系ではあるのだけど、
予告を観る限り、もっととんでもないぐらいのものかなって思ったけど、
別にホラーではなく、サスペンススリラーって感じ。

とにかくジェームズ・マカヴォイやばっ!!
X-MENのときと違いすぎてビビる。
あの人格の使い分け、すごい。
24人いるらしいけど、実際出てきたのは5人。
特に9歳の子供役が妙にリアルで怖かった。

結末は絶対にナイショだよ、なんて監督のM・ナイト・シャマランが
予告の最後に言っていたけど、
てっきりこの物語に大どんでん返しがあるのかと思いきや、
ポイントはそこではなかった。

お話自体というより、この映画を取り巻く事象にびっくりした。
わかる人にはすぐにわかると思うけど、
残念、俺はこの映画を観ただけじゃわからなかった(笑)

まあ、このブログのタイトルにネタバレって書いちゃったから書くけど、、、
(なので楽しみにしておきたい人はここでストップ)




















この映画、3部作っぽい。
『アンブレイカブル』っていう映画が前にやっていたらしいんだけど、
それと世界観が同じ。
そして、その『アンブレイカブル』とこの『スプリット』の続編となる作品が、
2019年に公開される予定だそう。

過去作品を観ていた人にとってはびっくりだよね。

『アンタッチャブル』

2017年05月20日 00時49分08秒 | 映画


「午前十時の映画祭8」にて。
1987年の映画。

1930年代の禁酒法時代のシカゴを舞台に、
財務官たちの捜査チーム「アンタッチャブル」がギャングのボス、
アル・カポネを逮捕しようとする話。

お話自体は王道という感じだけれど、
次々と仲間を殺されながらも、
絶対に犯人を捕まえるという目的にまっすぐに向かっていき、
粘りに粘って、最後には勝利を勝ち取るところはスカッとする。

序盤がけっこう痛々しくて。
喫茶店?にいた客がカバンをわざと置き忘れるのだけど、
幼女が忘れ物だと思って手に取り、持ち主を追いかけようとしたところで大爆発。
まだ幼い女の子がギャングの攻撃に巻き込まれるというショッキングな始まりは、
この映画における敵が血も涙もないんだなということをよく表していると思った。

終盤の駅の階段での銃撃戦は、
赤ちゃんの乗った乳母車が階段を落ちていく中での敵との戦いで、
ここはけっこう見ものだった。
どうやら有名なシーンらしく、
『戦艦ポチョムキン』という映画の
オデッサの階段のシーンから引用されているようだ。
(その映画観たことないから知らないけどw)

しかし時代というのもあるだろうけど、今じゃ絶対無理だろっていう設定もあった。
例えば帳簿係のチャールズ・マーティン・スミスは
エレベーターの中で、警察官に変装したアル・カポネの部下に殺されるけど、
今だったらセキュリティが強化されていて、
そもそも警察官に変装して警察署に侵入するのは容易ではないし、
観客からしたら、どうやってそんなハードルが高いことやってのけたんだろう
っていう疑問がわくだろうから、その侵入方法がひとつのドラマとして成り立ちそう。

当時はそんなセキュリティも強固じゃなかったからこそ、
簡単に忍び込むこともできて、「どうやって忍び込んだか」なんてことまで、
あえて作り込まなかったのではって思うけど、実際はどうなんだろう。
単にはしょっただけっていう可能性もあるけど(笑)

ショーン・コネリーも家に侵入してきた敵を追い返して外に出たところを、
隠れていたもうひとりの敵にマシンガンで撃たれまくっていたけど、
あんだけ撃たれたら、即死な気もした(笑)
けっこう息もってたけどね、実際は。

この映画、女っ気がなく、男だけだったけど、そこもまたよかった。
ダンディな雰囲気で。
何よりもケビン・コスナーがかっこよすぎである。
そして、ロバート・デ・ニーロのあの悪そうな顔もいい(笑)

ちなみに、衣装はジョルジオ・アルマーニだそうで。
クレジット見てちょっと驚いた。

2017年4-6月期ドラマの中間感想

2017年05月15日 00時18分13秒 | ドラマ
早いもので今クールのドラマもほとんどが半分終わり。
明日から後半戦突入。
第1話から面白い順はさほど変わらないけど、
『ボク、運命の人です』がだいぶ上に来た。
あと今回、フジテレビは人が死にすぎだと思う(笑)


◆面白すぎ!!
1.小さな巨人(TBS)
長谷川博己だけでなく、そのまわりの面々も含めて、
警察組織内での対立やそこから出る苦悩や葛藤が
溢れんばかりに出ていてとても見応えがあると思う。
第1部を5話でうまく収めたのはすごい。
“警察の勘”使いすぎだろとは思うけど(笑)


2.リバース(TBS)
もうドラマ終わるまで(終わっても?w)原作は読まないけど、
現在と10年前を行き来しながら真実に近づいていく様子が面白い。
でも藤原竜也と玉森裕太が同級生ってのは無理があると思う(笑)


◆面白い!
3.ボク、運命の人です(日テレ)
これねー、なんかだんだんハマッてきたよ。
亀梨ががむしゃらになっている姿が普通に面白い。
もともとは亀梨だって木村文乃のこと、
好きじゃなかったはずなのに、いつの間にかガチになってるし。
男女の恋模様云々よりも、ひとつの目的に向かって、
素直にまっすぐに進んでいるのが見やすくて好き。
エンディングの振り付けは早急に覚えたい(笑)
そして多分、ロケ地、会社の近く(笑)

4.あなたのことはそれほど(TBS)
ようやく東出昌大の宣戦布告が始まって来週から楽しみ。
でも冬彦さんにはまだまだ及ばない(笑)
これ、話の内容はシリアスだけれど、
使われている音楽が割とポップなので、
真面目なのかコメディなのかわかりづらい。。。
もっとドロドロネチネチして欲しい(笑)

5.CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(フジ)
アクション満載で個人的には好きだし、
映画にもなりそうな感じがしてる。
でもほぼ毎回、消化不良というか、
事件がちゃんと解決しないまま終わっているのが、
新鮮といえば新鮮だけど、なんか歯がゆいな。
虐げられている者を救えなかったり、依頼人も殺されたり、
スッキリ感はほぼない(笑)

6.フランケンシュタインの恋(日テレ)
綾野剛演じるフランケンシュタインの、
二階堂ふみとの恋路における苦悩や葛藤が面白い。
それをラジオの投稿を通じて、悩み相談するってのも新鮮。
川栄李奈がいい演技するんだけど、
逆にいま注目の若手、葉山奨之があまり目立っていない(笑)
そして、綾野剛の筋肉がヤバイ。


◆お、おう。。。
7.母になる(日テレ)
あんまり子供に興味がないからか、
共感できるポイントがなく。。。(笑)
つまらないとかじゃまったくない。
沢尻エリカの演技とかすごくいいと思うし。
これはあれだ。
映画の『キャロル』や『ムーンライト』と同じ感覚。
これまでの自分の人生から外れていて、
面白いかどうかの判断がしづらいっていう。

8.櫻子さんの足下には死体が埋まっている(フジ)
ドラマ自体は普通の事件モノって感じで、
特別このドラマが面白いというわけではない(笑)
標本士っていう職業があんまり活きていないような。
でもやっぱり『嫌われる勇気』とかぶるんだよなー。
香里奈と観月ありさのキャラが特に。
ツンとしててマイペースなところが。

9.貴族探偵(フジ)
ようやく見慣れてきたけど、面白いかというと別に(笑)
推理が2回入るのは新鮮だけど、
時間が決められているドラマの中だと、
その分他のシーンの時間が短くなるから、
他の登場人物のキャラがつかみきれないまま、
人が死んでしまい、即効推理に入る。。。
30周年記念作品ときくと、ちょっとガッカリかも。
何なら『ボク、運命の人です』の方が、
よっぽど月9感ある気もする(笑)

10.人は見た目が100パーセント(フジ)
ファッション指南は勉強にはなるけど、
ドラマとしては正直よくわからないな。。。
ビューティー研究が先行して、桐谷美玲の恋模様が進んでない。
ちょいちょい笑いを取ろうとするシーン入れてるんだけど、
寒いというか、痛々しい感じが。。。
これ『早子先生、結婚するって本当ですか?』と同じ感覚。
でもブルゾンちえみの演技がうまい(笑)

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

2017年05月13日 00時33分33秒 | 映画


今日が公開初日ということでさっそく観て来ました。

いやー、笑った。笑いました。
おバカで下品で(笑)

マーベル作品で一番ハチャメチャで、笑えて、しかも最後はちょっと感動
というこのシリーズ。
他のマーベルヒーローとはちょっと毛色が違うね。

前作の内容をちょっと忘れていたので、ちゃんと復習してから行っておけばよかった。
(なので、これから観る人は前作を観ていくことをオススメします)

今回はクリス・プラット演じるスター・ロードの出生の秘密が明かされ、
彼の父親も出て来て、まあこいつが本作のラスボスにはなるのだけれど、
父といっしょに宇宙を滅ぼそうとするか、仲間を取るかという葛藤もあり、
前作よりもキャラクターの内面に踏み込んだ内容。

とはいえ、前作よりさらにパワーアップした宇宙での戦闘シーンや、
おバカなノリは健在で、劇場内も笑いに包まれておりました。
本当に気軽に観れる映画。

僕はユナイテッド・シネマ豊洲で4DXで観たのだけれど、
もう席の揺れが激しすぎて、
『スター・ウォーズ』や『スター・トレック』以上に、
アトラクションで、かなり体力持っていかれた(笑)

おなじみのエンド・クレジット後のおまけムービーも健在で、
今回、『アベンジャーズ』との直接的な絡みは示唆されなかったけれど、
ついに例の"あの"キャラの名前が出ていたので、今後の展開が楽しみ。

って、ネットを見たら、割と情報出てたので行っちゃうけど、
アダム・ウォーロックのことね。
https://oriver.style/cinema/gotg-vol3-adam-warlock/

『インフィニティ・ウォー』には出ないとのことだけど、
クリス・プラットたちは出る予定なので、
今後のマーベルの展開が気になりまくりです!

『ショーシャンクの空に』

2017年05月13日 00時06分36秒 | 映画


「午前十時の映画祭8」にて。
最後に観たのは、2009年11月13日にDVDで。
実は2001年に高校の部活の顧問の先生から薦められていたにも関わらず、
ずっと観ていなくて、2009年にようやく初見。
そっから8年経って2回目。

やっぱり秀逸です、この映画。

前に観たときは『グリーンマイル』と似たような話かと思ったけど、
あっちは囚人と看守の交流を描いているのに対して、
『ショーシャンクの空に』は囚人同士の交流に焦点が置かれている。

この映画で一番印象的なのは、
50年も刑務所暮らしを続けていたおじいちゃんブルックが、
仮釈放になって社会に放り出されるも、
50年の社会の進化についていけず、居場所がないと悟り、
自ら命を絶ってしまうシーンである。
これは本当に痛ましい。。。
現実世界でも、刑務所に入りたくてわざと犯罪を犯す人がいるとも聞くけど、
ブルック本人は歳なのでそれができなかった。
彼がもっと若ければ、そうした可能性は十分にある。

あとこれ観るたびに思うのが、
手先が器用だったり、金融の知識があったりすると、身を助けるなあということ。
まあ物語の舞台が1940年代から始まっているから、
さすがに現代で映画のようなことは起きないだろうけど。

ラストシーンに出てきた浜辺は
今ではハイレベルな海洋汚染のため閉鎖されているとウィキペディアに書いてあって、
なんか寂しい気持ちになった。

『カフェ・ソサエティ』

2017年05月08日 00時02分29秒 | 映画


もうさ、とろけるしかないよね、身も心も。
とろけてべちゃあってなってそのまま排水口に流れたい。。。
っていうぐらい、スクリーン越しにも関わらず、ブレイク・ライヴリーが美しすぎて。。。
なんなの、バカなの?なんであんなに綺麗なの?
しかも旦那がグリーン・ランタンやらデッドプールだから、好感度ぶち上げだよね!!

まあ、ブレイク・ライヴリーの話はそこまでにしておいて(笑)

中身も面白かった。
主人公のボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、
職場で出会ったヴェロニカ(通称ヴォニー)(クリステン・スチュワート)に一目惚れ。
彼女は妻帯者の彼氏がいたんだけど、彼が不倫に踏み切れないから、
猛アタックしてきたボビーと付き合い、結婚まで行きそうだったんだけど、
そのタイミングで元カレが妻と別れたってんで、結局そっちに戻っちゃった(笑)

ボビーはその後に知り合った、旦那を親友に寝取られたというこれまたヴェロニカ(ブレイク・ライヴリー)と結婚し、
幸せに家庭を築くんだけど、心にはいつまでもヴォニーがいるっていうね。

話自体は割と普通なんだけど、最初のヴォニーが結婚相手に選んだ人ってのがまた滑稽でね(笑)
フィル(スティーヴ・カレル)なんだけど、ボビーの叔父なんだよね(笑)
もちろん途中まで、ボビーとフィルがお互い同じ女性を愛しているなんてことは知らず、
ボビーがフィルの恋愛相談を聞いているうちに、
「おい、それヴォニーのことじゃねーかよ!」っていうね。
ここの気づくシーンが面白かった(笑)
もちろん、観客は最初からわかっているんだけどさ、滑稽でおかしいよね(笑)

さらにボビーの一番上の兄がギャングでいろいろ問題の多い人なんだけど、
けっこう出ている人みんなキャラが立ってて面白かった。

本当によくある恋愛映画ではあるんだけど、
キャラクターがしっかり生きていたっていうのと、
話の雰囲気が、ラブコメってほどポップではないにせよ、
クスって笑いながら、「あるあるー」って共感もできる、
笑いもある真面目な恋愛映画って感じで、バランスがいいなと思った。

てか、ジェシー・アイゼンバーグ、
クリステン・スチュワートとブレイク・ライヴリーの間に挟まれるとかうらやましすぎるのだけど!!

『追憶』

2017年05月07日 20時47分33秒 | 映画


これね、『ラストコップ THE MOVIE』とは180度違う映画だったよね。。。

序盤からヤクザが安藤サクラと体の関係を結んでて、
行為が終わって、一階に降りてきたところを3人の子供たちが殺す
っていう、だいぶ重いシーンからの始まり。

そこから25年後にシーンは飛ぶのだけど、
その25年に渡る複雑な人間関係が印象深い映画だった。

予告だとさっきの安藤サクラに加えて、
彼女を愛する吉岡秀隆や、子供たち3人の成長した姿として、
岡田准一、小栗旬、柄本佑を持ってきていて、
さらに岡田准一の妻役に長澤まさみ、小栗旬の妻役に木村文乃と、
かなりの実力派俳優・女優が揃っていた。
他にも、岡田准一の職場仲間に安田顕や三浦貴大、
柄本佑の妻には西田尚美、そして従業員に大賀と、
予告では出てこなかったキャストもかなりの演技派ばかり。
安田顕はTBSドラマの『小さな巨人』でも刑事役だからなんか笑った(笑)

柄本佑が殺されちゃって、その犯人を追う話だから、
てっきり、犯人はあの3人の誰かかなと思ったけど、
実際は柄本佑の妻と従業員がデキてて、
保険金目当ててで殺したってことだから、
案外、普通のところ突いてきたなって感じ。
だからあまりサスペンスっぽさはなかった。

それよりも、25年経っても変わらないお互いの想いとか絆ってところで
心温まるヒューマンドラマの方が強いなと思った。
犯人逮捕は二の次で、みんながこの25年どういう想いでいたのか、
そっちの方に気が向く感じ。

岡田准一の妻である長澤まさみが大して目立ってなかったので、
あの役は必要だったのかなっていう気はしなくもなかったけど、
逆に木村文乃がだいぶ深い設定で、彼女の出生の秘密を知ったときには、
ちょっと胸が熱くなったね。
(書こうかと思ったけど、それは映画を観てからのお楽しみ(笑))

全体的に渋い雰囲気で、クレジットも縦書きだったので、
一昔前の昭和の映画って感じがしてよかった。

『裏窓』

2017年05月07日 20時46分15秒 | 映画


「午前十時の映画祭8」にて。
1954年に公開された映画。
俺の母親が生まれた年である。

前半はやや退屈だったけど、後半のハラハラドキドキ感がやばい。
あの限られた空間でよくここまで表現できるなっていう驚きと、
最後どうなるんだろうっていう期待が持てるサスペンス映画。

隣のアパートの妻を殺害した夫の観察と、
真相を確かめるために、その部屋に乗り込むグレース・ケリー、
そして、ずっと見ていたことがバレて、
ジェームズ・スチュワートの家に乗り込んでくるときなど、
この終盤の一連の流れが本当にすごい緊迫感があって、
手に汗を握るとはまさにこのことなんだなと思った。

今から60年以上も前なので、当然すごい映像技術はないし、
またキャラクターに奇抜な設定があるわけでもない。
普通のアパートに暮らすごく普通の住人たちの人間模様を描いているだけなのに、
どうしてここまで面白くできるのだろうと、なんか悔しい気持ちになる。。。(笑)
これが「サスペンスの神様」アルフレッド・ヒッチコック。。。

それにしても、当時24歳のグレース・ケリーが綺麗すぎて、もうやばいなと思ったけど、
1982年に52歳の若さで事故死してて今更ながらショック。。。

関係ないけど、グレース・ケリーの孫と同い年だった(笑)

『ラストコップ THE MOVIE』

2017年05月07日 20時29分59秒 | 映画


やっぱ好きだな、これ。
いろいろバカすぎて笑った(笑)

相変わらず唐沢寿明はハチャメチャだし、窪田正孝はうるせーしで面白かった(笑)
お話自体が秀逸かというとそんなことはまったくないのだけれど、
登場人物の掛け合いやキャラの面白さで最後まで突っ走る感じ。

去年の10-12月期のドラマで一番好きだったから、ずっと楽しみにしてたけど、
ドラマのまんま、アクションあり、涙ありでよかったー。

そう、よくも悪くもドラマのまんまだったのだ。
ドラマが好きだった自分としてはいいのだけど、
映画からこれ観た人だったら、ちょっとノリがよくわからないかもな(笑)
あと、ドラマより尺が長くなった分、やや間延びした感はあったけど、
個人的には、総じて満足(笑)

『帝一の國』で爽やかさ全開だった竹内涼真がキモさ全開になっててそのギャップが最高!!

丸の内ピカデリーで舞台挨拶あったこと知らなくて激しく後悔してる。。。
新宿ピカデリーは子供もチラホラいたけど、子供も見るドラマだったのかな。
まあ日テレの土曜21時枠(今は22時)は、俺も小学生の頃からよく見てたけど(笑)

ポップで勢いだけで突っ走る映画を観たい人にはオススメかも(笑)

『帝一の國』

2017年05月07日 20時20分20秒 | 映画


これは予想外に面白かった!!
原作読んでないけど、最初、生徒会長っていうことで、
昔ジャンプで読んでた『明稜帝 梧桐勢十郎』のような話かと思ったら、
まったくもって違っていた(笑)

もうね、政治家や企業の出世競争かってぐらい、
生徒会長戦における選挙活動の攻防が面白い!
そして、みんな言動がコミカルでオーバーでやかましくて観ていて飽きない(笑)
この映画のポイントはまさにこのキャストの言動のおかしさにあると思う。

菅田将暉は野心家だし、野村周平は小賢しいし、竹内涼真は正義と爽やかさの塊だし、
千葉雄大は避暑地みたいだし、間宮祥太朗は髪がセフィロスだし、みんなキャラ立ちすぎ(笑)
いわゆる漫画キャラをそのまま実写に持ってきた感じがして、
原作を読んでいないにも関わらず、好きになってしまった(笑)

お話自体もテンポよく進み、笑いもあり、ちょっと感動するところもあり、
普通に面白くていい映画だった。

ホントね、竹内涼真とかね、ずるいよね、あのキャラね。
あんな爽やかで正義の塊みたいで、
それでいて実家は貧しいのに努力しまくってて、
これ女の子からハイパーモテるやつじゃん!!

あとマイムマイムとか(笑)
普通、あんなに踊りたいと思うか、、、?(笑)

『無限の住人』

2017年05月01日 00時29分13秒 | 映画


公開初日に観賞。

正直、『るろ剣』になり損ねた感が否めない。。。(笑)
「剣心vs十本刀」っぽくも見えるけど、
キャラもいまいちよくわからないまま、
とにかく人がバッサバッサ斬られるスプラッター映画(笑)
ある意味、ゲームの『無双シリーズ』っぽいけど、あの派手さはない。
しかも戦いのほとんどが暗いところや狭いところだったりして、
アクションが見づらい。。。

総じて、イマイチ(笑)

原作読んでないから何とも言えないけど、
原作ファンからしてもこれはダメなんじゃないかなって思っちゃうぐらいではあった。

でも杉咲花の演技はすごかったし、
福士蒼汰の『BLEACH』におけるアクションもこうなるのかなあと妄想はできた(笑)
キムタクと田中泯は『A LIFE〜愛しき人〜』以来よね。

そういえば、なぜかキムタクの衣装が戦いのたびに綺麗になってたけど、
ちゃんと洗濯してたのかな(笑)

あと個人的に気になった点としては、
クレジットに「脚本分析」なる職種があって、
前にみよっこから借りた本のことを思い出した。
今までの映画もあったっけか。
クレジットまで意識して観ていなかったからわからないけれども。

でも分析があってあの内容かって思っちゃう。。。(笑)