著者:本川達雄
発行所:阪急コミュニケーションズ
「ゾウの時間 ネズミの時間」を書いた著者が人間の時間や道元に踏み込んだエッセー
・道元のように前後裁断、時間を区切ってしまい、老人の時間は老人の時間で質の違うものだ、だから若いときとは違う時間を生きてやるぞ!と決意しましょう、ということがこの本の言いたいこと。
・道元は、時間と言う独立のものが万物の外側を流れているわけではなく、時間は必ず私やネズミや竹や山という個別の形をとって立ち現れると考えられます。
・有時とは、実在物として立ち現れている時間を意味します。
・老いた動物は自然界にはいない。淘汰される。
・心臓は一生の間に15億回打ちます。だから一生のうちに使うエネルギーは2ジュール×15億=30億ジュール。
・子供の時間はすごく速い、老人の時間はゆっくり。エネルギー消費量が違うため。
・「正法眼蔵随聞記」では「明日を期することなく、当日当時ばかりを思ふて、
後日は太だ不定なり。知り難しければ、只今日ばかり存命のほど仏道に随はんと思ふべきなり」
発行所:阪急コミュニケーションズ
「ゾウの時間 ネズミの時間」を書いた著者が人間の時間や道元に踏み込んだエッセー
・道元のように前後裁断、時間を区切ってしまい、老人の時間は老人の時間で質の違うものだ、だから若いときとは違う時間を生きてやるぞ!と決意しましょう、ということがこの本の言いたいこと。
・道元は、時間と言う独立のものが万物の外側を流れているわけではなく、時間は必ず私やネズミや竹や山という個別の形をとって立ち現れると考えられます。
・有時とは、実在物として立ち現れている時間を意味します。
・老いた動物は自然界にはいない。淘汰される。
・心臓は一生の間に15億回打ちます。だから一生のうちに使うエネルギーは2ジュール×15億=30億ジュール。
・子供の時間はすごく速い、老人の時間はゆっくり。エネルギー消費量が違うため。
・「正法眼蔵随聞記」では「明日を期することなく、当日当時ばかりを思ふて、
後日は太だ不定なり。知り難しければ、只今日ばかり存命のほど仏道に随はんと思ふべきなり」