風録blog

風のごとく過ぎ去る日々を録したい

本:三重スパイ

2016-10-16 16:22:01 | Weblog
書名:三重スパイ
著者:小倉孝保
発行所:講談社
日本の記者が取材した実話。アルジェで育った人間が、アルジェリア、フランス、英国のスパイになって諜報活動をする話。本人の心の状態や活動の履歴が書いてある。
2001年9月より前の話であり、2001年9月が起こった必然性に近いものを感ずる。また、フランス政府と英国政府のスタンスの違いも興味深い。
個人の尊重と取り締まりの限度というのもなかなか難しい。
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書名:The DevOps 逆転だ

2016-10-16 15:53:19 | Weblog
「DevOps」という言葉に惹かれて読み始めたのですが、「ソフト開発そしてその後の運用プロジェクト」で皆がずーっと困っていたようなことから始まって、逆転に持ち込むストーリです。
小説というより、技術やノウハウを活用したブレークスルー方法やチームメイキングの心(ハウツーではなくてその心)について小説仕立てで書いてある本です。
日本の書き物でこんなに現場感のあるIT教科書は見たことありません。
書名:The DevOps 逆転だ
著者:ジーン・キム、ケビン・ベア、ジョージ・スパッフォード
訳者:長尾 高広
発行所:日経BP
◆ビジネスとITが別の主体だとだめ。ITが効果的に管理されることはすばらしい業績を残すための手段
◆開発環境と一致する品質管理環境が必要
◆個性は認める、スタイルも認める。難しいのは同じ目標に向かわせること
◆コードがデプロイされる環境も管理する
◆環境を標準化して、開発、品質管理、運用がそれを日常的に使うようにする。
◆一度にやることは少なくし、やる回数を増やす方が合理的
◆バリューストリームマップを作る

<仕事のタイプ>
・ビジネスプロジェクト
・内部プロジェクト
・プログラム変更
・消火活動
<道>
・第一の道:開発から運用へのスムーズな流れ
・第二の道:運用から開発へのフィードバックの強化と短期化
・第三の道:反復と継続

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