風録blog

風のごとく過ぎ去る日々を録したい

最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ

2018-01-03 16:50:51 | Weblog
題名:最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ
著者:清水 亮
発行所:株式会社KADOKAWA

ディープラーニングをちょっと斜に見ながらの専門家との対談本。
著者ご本人がプログラマーでもあり、ある意味、専門家同士の対談になっている。
・今のコンピュータはGPUにしても電力くいすぎ。
・最近はコンピュータに話しかける人が多い。
・人間の意識は、後につけた辻褄あわせ。最初からあるストーリではない。
・意識は一連の情報をエピソード として圧縮・記憶 する ため の装置 である。エピソード 記憶 できる 生物 が意識を持つ必要がある。
・学習を続けるとカエルくらいにはなる。餌を見て自律的に動ける。
・褒めてあげると餌をもらえるGoogleのAIは褒め上手になった。
・結局、意識は受動的。意識は脳の中に分散している可能性が強い。(受動意識説)
・蟻の2割が働かないと言われているが実は働かないのではなく、想定外のことが起きた時に集団を守るためにランダム行動をしている。皆が同じことをやっている組織は想定外事象に弱い。
・ディープラーニングには般化能力がない
・人間なら交通事故に合いそうになったら覚えているが、ディープラーニングは沢山犯しているミスのうちのひとつであり、
重みづけがされない。全部がフラット
・自分が危機に合ってドキっとするようなAI研究が必要。
・人間はホルモンの状態が変わると脳波が変わる。脳波というのは、マイクロボルトの電圧。
・人間の心はすべて電気信号。
・ディープラーニングにも、男と女があったほうが良い。
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