風録blog

風のごとく過ぎ去る日々を録したい

失敗の本質と「超」入門失敗の本質

2012-06-23 14:06:48 | Weblog
二つの本を読んだ。
■失敗の本質
著者:戸部良一 鎌田伸一 村井友秀 寺本義也 杉乃尾孝生 野中郁次郎
発行所 中央公論新社
■「超」入門 失敗の本質
著者:鈴木博毅
発行所 
ダイヤモンド社

名著として名高い「失敗の本質」と最近のベストセラーである「超」入門版である。
名著のほうは日本の軍隊の組織としての意思決定の曖昧さ、人間関係への依存性、その場の空気、
についてはよく理解できるが、私たちが何を改善っしないといけないのかが抽象的であった。
(私の読み方が悪いかもしれないが)
一方、超入門のほうは、ビジネス書でありその点は書いてある。
ただいろんなビジネス書の影響も受けている。たとえばクリステンセン先生のThe Innovator's Dilemmaの
影響も受けているように思える。軍隊は大会社だと思えば、当然かもしれない。
いずれにしても戦後60年以上経っているが、日本の組織の欠点は変わっていない。ただ
勿論、良いところもある。
しかしながら「ビジネス戦時」の時の意思決定、組織に課題があるのも確か。
この課題にチャレンジしないといけない。私を含めて。
なぜなら、今がビジネス戦時だから。
コメント
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