風録blog

風のごとく過ぎ去る日々を録したい

本:海賊ととばれた男

2014-08-15 15:03:05 | Weblog
題名:海賊とよばれた男
著者:百田尚樹
発行所:講談社
この小説は、出光興産を興した「出光佐三」をモデルにしている。
小説と言っても、事実に基づいており大枠は事実、その場の人間描写などは小説と言うことらしい。
この明治生まれの人間の商人魂というか、今の言葉で言えばビジネススタンスはすばらしい。やはり商人であり、日本の侍であり、世界に自慢できる日本型経営者である。読んでいて次から次へと難題が出てきて、それを筋の通った方針で解決してゆく姿は「あっぱれ」である。
ただ、やはり明治の人間であり、私自身もクエスチョンで特に女性には読み物としてお薦めできないシーンもある。申し訳ないですけど、男性へのお薦め本です。いくつかの箇所を除けば女性にもお薦め。それは読んでみればわかります。
コメント
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