生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

神が宿る木

2019-01-05 12:16:52 | 日々の暮らし
おめでたい木といえば、百木の長「松」です。
神の宿る木と言われ、長寿を祝う縁起のいい木とされてきました。

着物の文様に雪持松(ゆきもちまつ)というのがあります。
 松に雪が降り積もっている風景を描いています。

松の語源は神様が降りてくるのを待つ。

神を祭るという意味があるといいます。 

待つことは心配や辛さが伴いますね。

寒い冬でも雪が降っても、いつも変わらない堂々とした姿で待っている松。

高倉健さんが腕時計の裏にどんな厳しい風雪の中であっても青々と生きている松のことをいう言葉「寒青」を彫っていたそうです。

自分もそうありたいとの願いからだそうです。

私たちも心に堂々とした松の木の精神を育てましょう。

合掌
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大盤振舞

2019-01-05 01:38:03 | 日々の暮らし
昔は「椀飯振舞」と書いておうばんぶるまいと言いました。
平安時代、宮中に参上した人々をお椀に山盛りのご飯でもてなしたことに由来するそうです。

白いご飯はこの上ないご馳走だったのです。

江戸時代にお正月に親戚などを集めて催す宴会のことをこう呼んでいたと言います。

「椀飯」が「大盤」へ今では盛大なご馳走を意味するようになりました。

一膳のご飯から始まった言葉の意味を理解して慎まなくてはいけないと思いました。

白いご飯を大盤振舞といった古代の人の言葉を思い出しさらに感謝して頂きましょう。

合掌

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