生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

命の再生の言葉

2019-01-12 12:39:34 | 日々の暮らし
春に木の根や切り株から萌え出す新芽を「孫生(ひこば)え」といいます。

本来、地中の種や枝の先から出るはずの芽が、木の根や、地表に倒されて一旦は命を失ったはずの切り株から生え出す不思議さに力強い命の再生ということからつけられた言葉です。

宮崎駿の「もののけ姫」のラストシーンで、倒された木々から吹き出した芽を思い出す人もいるでしょう。

「命の再生」を表現した言葉がひこばえです。
あなたの再生の力になりますように

       合掌
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思いやりの言葉

2019-01-12 00:52:18 | 日々の暮らし
心に響くのは、心のこもった言葉だけ。

お釈迦様は
自分を苦しめない言葉、
人を傷つけない言葉のみを語れと説きました。

道元はさらにそれを深化させ「愛語」で語るようにすすめています。

愛語とは、

褒め言葉や、心のこもった優しい言葉のことです。

『思いやりの言葉をかけられると、

思わず微笑んで嬉しくなります。

間接的に、思いやりの言葉を聞いたときには、魂に響くものです』

 (道元)

〇〇さんが、君のことを褒めていたよ。と間接的に聞いたときは、

しみじみと心に響いて数倍も嬉しいものです。

愛語の根本は、相手への思いやりです。
  
忙しいと、お年寄りへの声かけに反省する時があります。

愛語を肝に銘じていきたいと思います。


合掌
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