生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

夢合わせ

2019-01-06 13:21:07 | 日々の暮らし
1月の言葉に
「夢合わせ」があります。

見た夢を考え合わせて、吉凶を判断することです。

夢占い、夢解きともいいます。

夢合わせは古代からありました。

夢は神様からのお告げ。
将来を暗示するものと信じられていました。

日本書紀には、見た夢によって、次の即位する天皇を決めたとあります。

また、いい夢だと、取ったり、買ったりもしたようです。

夢の売り買いなんてあったのです。

曽我物語にもありました。

北条政子は妹が見た夢を買いました。

「高い山に登り、太陽と月を左右の袂(たもと)に入れ、みかんの実が三つついた枝を髪にさした夢」 

これを買い取り尼将軍にのぼりつめたのでした。

夢のお告げを自分のものにできた確信が、将来の夢を実現する大きな原動力になったといいます。

みかんですが、

神話の時代、田道間守(たじまもり)が垂仁天皇より,まだ見たことのない菓子をを探し求めよと命じられ、

10年の歳月を経て、 海外から持ち帰ったのが

橘、現在のみかんの 原型です。

 ~古事記・日本書紀より~

 下津町の橘本神社の周辺には持ち帰った蜜柑が 植えられ、
田道間守・熊野坐大神とい一緒に
『蜜柑・お菓子』の始祖として祀られています。

北条政子もミカンは大切な宝物と考えていたのでしょう。

みかんが夢に出たら、
吉兆なんですね。
みかん食べて、いい夢見て今年も元気に頑張りましょう!
     
       合掌






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新年の不思議なこと

2019-01-06 05:49:10 | 日々の暮らし
それは夜勤に起きました。
各部屋を巡視していた時です。
違うユニットのセンサーがなりました。
訪室するとベッドの上に立ってふらふら歩いているおじいさんがいました。

すると倒れて頭をベッド柵にぶつかる寸前に
私の手がおじいさんの服をつかんで止まりました。
おじいさんは目を丸くしていました。

私も驚きました。
手が届く距離ではなかったからです。
手が伸びたのです。
10センチ位ですが。
神の手が助けてくれたのでしょうか?
また、おじいさんは夢を見ているのかベッドの柵をまたぎ始めました。
お風呂に入るみたいに

高いから転落します。
抱えた所を女性介護士が来たので二人で降ろして落ち着かせました。

あと数秒遅れたら大怪我しています。
新年から神の力を感じた不思議な夜勤でした。
      合掌
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自宝

2019-01-06 04:07:37 | 日々の暮らし
仏教の言葉に

「明珠(めいしゅ)、

掌(てのひら)にあり

」があります。

明珠、とは光を宿す

透明な玉のことで、

「仏の心」「悟り」


をいいます。

『明珠、掌にあり自宝(じほう)を知らず、狂迷(きょうめい)を覚と謂(い)えり』

     (空海)

悟りは自分の手にある

から、遠くに求めて

迷うなと説いています。

分かりやすくいうと、

心をちゃんとみなさい

、宝をもっている

自分を尊重しなさい


と述べています。

また、仏教では仏様は
自分の腹の中(丹田)にあると説いています。
もっと自分に自信を

持って下さい。

宇宙であなたは唯一人の存在なのですから。

自分を愛せなかったら
他人を愛せない。

自分が持っている宝に

気づきましょう。

あなたがいるから
みんな頑張れるのです。
合掌

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