古稀を過ぎた主夫の独り言日記

主夫の独り言
やれるまでは小学生とサッカー
合唱は再開しました
アフリカの想い出

ここまで激化するとは思っていませんでした 2

2012-09-20 20:32:31 | 日本語教師のつぶやき
先週末、北京出張を命じられた友人から意見を求められました
中国出張は危険ではないか、と

その時の私の見方は、少し甘かった
ここまで激化するとは、思っていませんでした

今までも抗日運動は起きました
かなり激しいデモになったこともあります
そんな時でも、危険を感じたことはありませんでした
日本人でありながら、デモに参加した人さえいます

大使館に近づかない、
日本の店に近づかない、
日本食は食べない、
そうすれば問題ないはず
でも、最後は自分の判断でしょう

結局彼は、懸命な判断をしました
私なら、喜んで渡航していたかもしれない

判断の一つとして、外務省の渡航情報があります
危険レベルが3以上であれば渡航できませんでした
レベル2の時は自主判断で、行ったこともあります
意見を求められたときはレベル2でした

リスク管理は自らが行う
これが基本ですね

ボランティアで中国に居た若者が暴行に遭いました
非常に残念なことです
彼が中国を嫌いにならないよう願います

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここまで激化するとは思っていませんでした

2012-09-20 20:07:38 | 日本語教師のつぶやき
中国を嫌う人が多いことを私は知っています
今回の事件で、『ますます嫌いになった』という人も多いことでしょう

けれども、私は中国人を愛しています
否、愛さなければいけないと思っています
本当の中国人の心を知っている人は
その心の広さに敬意を表さずにはおれません

私の父も、その大きな心で助けられた一人でした
捕虜として捕えられた後のことです
残留孤児たちも、大きな心で助けられた人たちです
他にもたくさんいます

ソビエトに捕えられた私の伯父と
中国に捕えられた私の父と
その扱いは天国と地獄ほどの違いがありました

あれから、67年が経過しました
中国人の心も少しずつ変わっているのでしょうか
格差社会になって、心が歪んでいるのかもしれません

こんなにも反日活動が激化するとは
悲しいです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな考えの中国人も

2012-09-20 19:17:53 | 日本語教師のつぶやき
10年以上前に中国で一緒に仕事をしていた友人からメールが来ました
そのメールは彼女の写真集を紹介するものでした
厦門の旅行で撮った写真でした
心温まる写真がいっぱいありました


そのメールに返事を出しました
そして、今の日中関係について中国語で気持ちを伝えました
「抗日デモがエスカレートしていて心配だ」
「今まで培った信頼関係も壊れてしまったようだ」、と

彼女の返事にはこんなことが書かれていました

「今起きていることには私も心配している」
「中国は戦争によって釣魚島(尖閣諸島)を奪い取ろうとしているようだ」
「日本車や日本商品の不買運動だけでなく・・・」

「SNATCH」という言葉を彼女は使っていました
この言葉は「ひったくる」とか「強奪する」と言う意味です
中国人でも高い教育を受けた人の多くは事実を掴んでいます
しかし、声を上げ、闇雲に行動する人々は違います

中国には多くの不満分子がいます
大学は出たけれど、所謂『負け組』と呼ばれる人々
会社組織で下積みの人々
地方から都会に出稼ぎに来ていて、社会保障の無い人々

そして、それらの民衆を扇動する人がいます
政府はそれらの人を傀儡として利用します
間接的に、あるいは直接
そうは思いたくないけれど、多分これが事実でしょう
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする