待つ必要があるのに座る場所も無い。
そんな時私は隅で通行人や出入りの邪魔にならない所を探します。
出来れば寄りかかっても大丈夫な場所が良い。
しかし、通行の激しい場所で待つ人もいます。
待つ理由にもよるのでしょう。
待ち合わせなら見付けて貰いやすいのかも知れません。
階段の昇り口や降り口で待つ人もいます。
この人の心理を私は理解できません。
何人もの人が声を掛けたり、ぶつかったりしているのに場所を変えません。
そこを待ち合わせ場所に指定されたのでしょうか。
少しだけ横にずれれば邪魔にもならない。
待ち合わせだとしても簡単に見つかるでしょう。
この感覚は通路の真ん中で立ち話を始めてしまう女性と同じかも知れません。
彼女達は階段の踊り場でも、混雑する道路でもお構い無しです。
立ち話を始めた瞬間から『異次元の場所』に変化するのでしょう。
二人、或いは三、四人で話に花を咲かせている女性群。
ちょっとでも触れたりしたら、胡散臭い目で睨み付けられるのです。
正義はいったい何処にあるのでしようか。
まるで、ウクライナに進攻したロシア軍のようです。