昨日、孫達が娘と一緒に来た。
自動車業界は旗日を就業とし土日休みと長期休暇をとる。
娘の夫がそうなのだが、娘は業界違い。
そこで、旗日となれば孫を連れてくることが多い。
自らの休息タイムにもなるのだと推察する。
しかも、今回の台風被害で相変わらず二階生活。
広々としたところで孫達を遊ばせてもあげたい。
とは言う物の、孫のめんどうは体力勝負でもある。
特に三歳児の孫娘は活発で、次から次へと体力勝負を挑んでくる。
ボール投げ、サッカー、器械体操。
しかし、最近知的ゲームを覚えてくれた。
トランプだ。
まだ出来るのは神経衰弱とばば抜き。
三歳児は天才児と呼ばれるが、確かに記憶力は凄まじい。
6歳・3歳・71歳対決の神経衰弱。
24対22対8と惨敗である。
神経衰弱は数字(または絵柄)と位置を覚えるゲームだ。
71歳の記憶力は乏しく、数字と位置を同時に覚えられるのは4つまで。
5つ以上はうろ覚えとなる。
ところが、三歳児はゲーム全体が画像として記憶されるのだろう。
感覚的にと思われるが、見事に当てていくのだ。
私の記憶方法はデジタル方式で、座標と数値の組み合わせ。
記憶容量が低いので記憶が直ぐに満杯となる。
しかも、記憶削除機能が弱く、場所を動かされでもしたら全く駄目である。
我々大人は良い意味でも悪い意味でもデジタルを信奉している。
記憶容量が無限に拡がってきた現在のコンピュータには最適だろう。
しかし、人には所詮無理なシステムである。
アナログ力をもっと鍛える必要がありそうだ。