古稀を過ぎた主夫の独り言日記

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アフリカの想い出

ひとさわがせ2

2020-05-11 11:06:38 | 老老介護
救急車がやってきて、救急隊員を旦那が二階に案内しました。 
父親は力なくベッドに上半身だけ伏せている。 
完全防備の隊員は眼を合わせうなづき合う。 
そして、一人の隊員は父親にマスクをさせると聞き取りを開始、 
もう一人は本部と連絡を取り始めました。 
Aさんも急いでマスクを架けました。 
旦那も手伝って父親を二階から担架を使っておろし、 
救急車に乗せると、Aさんも乗り込みました。 
近所ではサイレンを鳴らさないようにしてもらい 
大通りに出てからサイレンを鳴らして総合病院に向かいました。 
看護婦たちは完全防備の体制で、手際よくストレッチャーに移す。 
患者に質問をしながら検温、「38度9分です。」  
フェースシールド越しに不気味な声が響きます。 

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