これが正真正銘の、現代の時宗の上人様に直々に戴いた念仏札です。
寺中で一番お声の大きい、74代の真円上人。
85歳で上人になられて5年。
今年90才とお聞きする。
本堂でのお札配りの時には周辺の「南無阿弥陀仏」の声が一層高まり、
神聖な空間が出現しました。
一遍上人は全ての後継者を否定し、全ての物を焼き尽くしました。
御釈迦さんの時と同じように。
でも寺はその後建てられました。
ただ、この寺に伝わる時宗の系譜の最初には熊野権現が書かれていて、
「信不信を選ばず、浄不浄を嫌わず」
この熊野権現の教え。
一遍上人を筆頭に、
今までの全ての時宗上人達が、「南無阿弥陀仏」のお札を一心に配りこの教えを広める事で、一代限りの勤めを全うしているのを感じます。
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一遍さんが配った当時の札。
少しだけデザインが違うみたいです。
お札を戴いてよぎったのが、
私の配るCD「ついてる」。
これも念仏踊です。
今までに何人の人が踊り狂ったか・。
これがまた・お札もついています。
確かに、マントラは違いますが・。