飛行機の中っていうのは不思議な空間である。
当然のことながら、シールドされたこの空間では、超高速(車に比べれば)の世界なのだが、中は至って快適。
時速600キロくらいで移動しているなんて感覚は全くない。
しかし、外から見ると確実にとんでもない速度で移動しているわけで、それは、走ってたかだか時速40キロを超えるのなんだのと、大騒ぎしている人間にとってはとんでもない世界である。
こんなことを言ったら陸上競技をやっている人に大変失礼なのであるが、人間なんて所詮はそんな能力しかない。
それが、わずか50CCの原動機付きのもので、楽勝に超えることができるのである。
ただ、飛行機というものは、それの遙か彼方、上の世界。
しかしそれに乗っている、今この瞬間だって、そんな実感は全くない。
私が言っているこの不思議な世界というのは、こういうこともそうなのだが、私のこの時間の費やし方でもある。
ほとんどの場合、私は離陸しないうちに寝て、着陸したときに起きるというのが、日本にいるときの飛行機内での時間の費やし方であった。
しかし、国際線なると、大きな違いがある。ふと見上げて見たモニターには、奄美大島上空通過とある。
なんだい、まだまだ先があるじゃないか。バンコクまであと何時間だっけ?
当然のことながら、シールドされたこの空間では、超高速(車に比べれば)の世界なのだが、中は至って快適。
時速600キロくらいで移動しているなんて感覚は全くない。
しかし、外から見ると確実にとんでもない速度で移動しているわけで、それは、走ってたかだか時速40キロを超えるのなんだのと、大騒ぎしている人間にとってはとんでもない世界である。
こんなことを言ったら陸上競技をやっている人に大変失礼なのであるが、人間なんて所詮はそんな能力しかない。
それが、わずか50CCの原動機付きのもので、楽勝に超えることができるのである。
ただ、飛行機というものは、それの遙か彼方、上の世界。
しかしそれに乗っている、今この瞬間だって、そんな実感は全くない。
私が言っているこの不思議な世界というのは、こういうこともそうなのだが、私のこの時間の費やし方でもある。
ほとんどの場合、私は離陸しないうちに寝て、着陸したときに起きるというのが、日本にいるときの飛行機内での時間の費やし方であった。
しかし、国際線なると、大きな違いがある。ふと見上げて見たモニターには、奄美大島上空通過とある。
なんだい、まだまだ先があるじゃないか。バンコクまであと何時間だっけ?