川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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三菱が素晴らしい ー渋沢栄一は事業承継に失敗した

2024年11月14日 | 歴史
三菱は財閥として素晴らしい。

何がイイって、最初の岩崎四代。

  1. 弥太郎
  2. 弥之助(弟)
  3. 久弥(弥太郎長男)
  4. 小弥太(弥之助長男)

がいい。そのバトンタッチがいい。

  1. 弥太郎(50歳で死亡)
  2. 弥之助(42歳で久弥にトップを譲る)
  3. 久弥(50歳で小弥太にトップを譲る)
  4. 小弥太(終戦の財閥解体まで)
より正確には、「最初の3代が、50歳になるまでに、家督(支配権)を次世代に譲った」ことが。

最も脂の乗り切った40代とか50世代で、次世代に席を譲る、、、

今、70歳とか80歳とかで権力の地位にある者は、心して岩崎四代から学ばないとですね、、、

____________

「財閥を創った三菱がダメで、財閥を作らなかった渋沢がイイ」と思われているのが、令和の日本。

果たしてそうか。

  • 三菱が事業承継に成功し、
  • 渋沢が事業承継に失敗した

だけの話とはいえないだろうか。

「論語と算盤』を謳っておきながら、下半身はダメダメだった渋沢栄一の長男篤二は、グレちゃって、遊び人になっちゃって、廃嫡されている。
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