川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

フランクル哲学 人生の意味は?

2024年09月06日 | 人生
アウシュビッツ『夜と霧』のフランクル本を集めている。

どんな心理学者よりもいいんじゃないか。

人生とは、その意味を求める旅。

そんな言葉が降ってきた。

違うな。

人生とは、むしろ、意味を与える修行。

フランクル的にはそうならないか。

人生の意味を問うなかれ。
人生が君に意味を問うているんだ。

そう、「コペルニクス的転回」を迫るのが、フランクル哲学。

だから、僕らは、各々が、各々らしく、人生に意味を与えていく。
毎日の、一挙手一投足も、人生に意味を与える何か、でありたし。

アドラー心理学でいうところの「人生の究極目標」つまり「人生の意味」に沿って、毎日行う些事にも、意味を与える。

それが我々に求められているのでは。

受け身的に意味を尋ねるのではなく。
積極的に、意味を与えていく。

人生わずか3万日(82年)。

3万日、一つ一つ、真っ白なキャンバスに、「意味」を塗り与えていく。

生まれたときに与えられた真っ白なキャンバスに、三万回、何かの油絵の具を垂らし、3万日後に、どんな「絵」を見せるか。

日々の営みこそが、人生の意味だったりする。

ちょっと雲を掴むような抽象的なことばかり書いていますが、フランクル哲学を理解するには、まずこの「刺激と反応の間のスペース」を味わってください!


“Between stimulus and response there is a space.
In that space is our power to choose our response.
In our response lies our growth and our freedom”

(刺激と反応の間にはスペースがある。
 そのスペースの中に、我々が反応を選ぶ「力」がある。
 我々の反応には、我々の成長と自由が顕れる)

要するに、逆境だからって挫けてはだめだろう。環境に左右されちゃあだめだ。信念と筋の通った男になりなさい。

フランクルはそう教えている。

 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アメリカ大統領選 民主党政... | トップ | 「英雄色を好む」を歴史が証明⁉️ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

人生」カテゴリの最新記事